●「三色絵」について
「三色絵」というものを考えてみました。俳句は五・七・五という制約の中での文学です。もっとも偉大な俳人はこれを制約とは受け止めていないのかも知れませんが。絵画(絵・お絵かき)もある制約を設けて描いてみたらどうなるだろう、と思いつきました。三色だけで絵を描く、というなら今までもあったかもしれませんが、色彩の数以外にも制約を設けました。その制約とは以下の6項目です。
①、3色であることがはっきりとわかること。
②、4色以上の色を使ってはいけないこと。
③、2色以下でもだめ。
④、グラデーションやテクスチャーは
3色感を損なわない範囲でOK。
⑤、各色はかならず陸続きであること。
⑥、額縁等の使用の場合は色彩数に入れない。
とくに⑤の制約が絵の自由さを最も奪っています。
※2015年8月1日より三色絵俳句の名称を「挿絵俳句」に変更いたしました。絵の制約は撤廃しましたが、簡素な絵という意味では従来の画風とほぼ同じです。
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