VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ミサワホーム、SMART STYLE C

2009年10月06日 | 住宅業界
ミサワホーム、新商品発表会に合わせて竹中社長(右)から上期総括と下期の実施施策について発表があった。
上半期に投入したのは4商品。太陽光発電を70万円(3kw)で付けるキャンペーンで25%ほどの設置率に。
上半期4800棟の契約目標は94%の達成率だったが、9月は予定どうりに回復しているという。

下期強化事業の中心はリフォーム(今期売上目標450億円を5年以内に1000億円)やアパート等の特建事業になるが
高齢者向け施設の運営やソフトサービス提供にも力を入れている他、お掃除サービスやビルの耐震診断などが新規事業検討中。
竹中社長は「ミサワホームのロゴを‘MISAWA’だけにしたのは三澤千代治元社長の‘生活総合産業’にならなければならないという意志」と紹介し、新築住宅着工が100万戸を切る市場に対して事業多角化の戦略を示した。
 
続いて新商品「SMART STYLE C」の紹介。「C」はCreateのCということ。既存商品で弱かった115㎡以下のコンパクト・低価格のポジション。
 
ターゲットをポスト団塊ジュニア20歳代のカップルとし、プレーンな仕様に自分スタイルをアレンジできる住まいとしてセレクトプランを増やした。

24畳大のLDKを確保したカフェリビング提案や、階段踊場を利用した書斎コーナーやマルチ収納で狭さを感じさせない暮らし提案。

感性の高い20代層に、インテリア・ガーデニングなど各社と提携して対応。


コミニケーションツールもタブロイド誌風に作られていた。また建築後のリフォーム・売却につなげる体制は「住まいりんぐシステム」として推進中。

「SMART STYLE C」24プラン、33坪タイプが約1524万円(@47.3万円)。
ハウスメーカーの低価格路線に市場はどう反応するだろうか。

大阪出張、堂島ロール付き宿泊

2009年09月30日 | 住宅業界
久しぶりに泊まりで大阪出張。 ネットで見つけた「堂島ホテル」に初めて泊まってみた。
私が大阪に居た頃は、ビジネスホテルだったような気がするが
2006年にリノベーションして‘デザイナーズホテル'として生まれ変わっていた。
オーセンティック・モダンをコンセプトにインテリアデザイナー権藤旭氏がリノベーションしたということ。

エントランスを入ったところ、ライブラリー風になっている。大きな書棚にラウンジチェアーがホテルではない雰囲気。 
 
今回、泊まってみたいと思ったのは・・・有名なロールケーキ「堂島ロール」付きの宿泊プランがあって引かれてしまったのである。
 これデス!クリーム一杯ですがあっさりです。

お仕事では、積水ハウスの本社へ伺って朝田広告宣伝部長にご挨拶。
6-7年ぶりでした!




田原総一朗氏が記念講演、不動産ジャナリスト会議20周年

2009年09月15日 | 住宅業界
私も所属する日本不動産ジャーナリスト会議が創立20周年を迎え、記念講演会と懇親パーティを開催した。
記念講演の一人目は「時代を読む」と題して、ジャーナリストの田原総一朗氏が登壇。

丁度、鳩山内閣が組閣の日。田原氏は過去の自民党政権を振り返り
「自民党は借金で景気付けをしてきたが、国民に夢を売ることができなかった」と
将来展望が無かったことを敗因に挙げ、「国民は民主党の勝ち戦に乗っかった」。

しかし民主政策に景気対策と安全保障が欠けることを強調し「秋には経済はリバウンドし、年末には国民の民主熱も下がる」とも。

安全保障にも関わる日米の関係性は、中国が入った3国で‘二等辺三角形’の状態。米中が近い辺の2等辺であり日本は遠い存在になる恐れ。
そうならないように、日本はアジアの中で米国に対して‘世話役’に徹する事が存在感を保つ秘訣であると。
(決してアジアの‘盟主’になろうとしてはダメ、世界大戦の二の舞と釘をさす)

面白かったのは小沢一郎の話。小沢氏ほど今の日本で政治家と言える人物はいないと前置きしながら
「彼は全く政策なんて興味がない!今は自民党をバラバラにしたいと思案している」その為には民主を分裂もいとわないんだとか。
社民党は労働組合、国民新党は郵便局の組織が欲しいから組んだわけだが、参院選後はどう動くのだろう。
田中金権政治の申し子である小沢氏が引き続きどう力を発揮するのか見物である。
   (と思っていたらヤラレました!友人が出馬した神戸市長選で元自民の現職を小沢氏が民主公認!?何すんねん!)
などなど、田原氏は好きな事を脈略無く話して去って行った・・・コストパフォーマンスに疑問は残るが有名人とはそんなものだ。

記念講演の二番目は、日本不動産学会の三橋博巳会長が「宇宙不動産は、だれのもの?」と言う飛んだ演目にて登壇。

宇宙の定義は「100km上空あたりから」という解説に始り、「宇宙法・宇宙条約・宇宙基本法」の話で目が覚めた!
宇宙ステーションは若田宇宙飛行士の滞在で身近な情報にもなったが
既に宇宙旅行(6人)や土地販売、宇宙ホテルなど宇宙ビジネスが現実的なものになっている事を知らされた。
不動産学に宇宙が対象に入ってくるのも近い将来であるという話は、田原氏の超どろくさい現実話から一転夢のある世界へ誘われ・・・良い組み合わせだった。

講演終了後、懇親パーティが関係団体や業界の方々を迎えて行われた。(左、阿倍代表幹事が挨拶)

次々と不動産関係団体の代表や不動産業界のお歴々からお祝いのご挨拶を頂く。

最後は紅一点、現在インターンでジャーナリスト会議に来ている慶応大学の森愛ちゃんにもマイクが。

ご尽力頂いた代表幹事の阿倍さん(左)と事務局長の千葉さん「お疲れさまでした~!」

三井ホーム35周年記念商品「RONDINO」

2009年09月10日 | 住宅業界
三井ホームが設立35周年を記念し、新商品「RONDINO(ロンディーノ)」を発表した。
(参考価格@坪単価約83万円~100万円)
太陽光発電システム(屋根材一体型)を標準で搭載、ブランドコンセプトの‘暮らし継がれる家’を表現した商品。
四角いタワーが街並みのシンボルになる外観デザイン。
 
天然石やガラスブロックなど、質感のある素材で長く美しさが保たれる。商品開発の高山チーフマネジャーが解説。
 
 
中庭を囲んだリビングやパスティムダイニング※と名付けられたキッチン&ダイニング。
 
※PastimeDining(造語)皆が集い、この場を通してつながるという思いを込めたと。
 
また収納ではタワー部分に中2階に9畳(1.4m高)の収納庫を‘+α空間’として設けた。
都市部の建替え層狙いの商品であり、どこまで市場喚起できるかを期待したい。

販促Goodsにはバンダイナムコゲームス社とのコラボ商品「ガーデニングポット」。
‘Kid'sきずなプロジェクト’による紙の植木鉢。ラディッシュ・ワイルドストロベリー・ロケットの3種。
三井ホーム35周年アニバーサリーフェアなどで事前申し込み後、モデルハウス来場すればもらえる企画。

「編集長の家づくり体験談」by東京ガス @住友林業

2009年09月05日 | 住宅業界
週末土・日と横浜の住友林業さんの顧客向けセミナーを、東京ガスさんが主催で行う企画に呼んで頂き
「編集長の家づくり体験談」と題した講演を家づくり検討中の皆様を前に行った。
 
5年前『月刊HOUSING』編集長時代に建てた自宅を事例に、失敗談からNiceアイデアを写真で紹介する形式。
私の自宅では窓・床・壁など建材の違いで、失敗/成功が面白く語れるのでご好評頂いている。
今回は私の憧れだったビルトインガスオーブンの話も! 
会場には、ミストサウナMiSTYの体験BOXや、子供向けにはガス管の再生ペレットを使った工作コーナーも。
  
右、エネファーム(燃料電池)の実物機器前で、主催者の東京ガス・隅田主任と。(も、愛犬が私と同じコーギーだった!)

経産省荒木課長を囲んで

2009年09月03日 | 住宅業界
日本化学工業協会の西出専務理事と、私を含め女性3人が集まった。
経済産業省の荒木由季子課長(私の隣)は、元・住宅産業窯業建材課長の際に接点があったのだが
私が仲良くして頂いている西出氏の通産省時代の後輩でもあり、山形県庁ご出向から戻られたという事で
再会したいと西出氏にセッティングをお願いした所、
もうおひと方Goto Tomorrowの後藤美恵子さん(西出氏隣)という個性的な女性もお誘い頂き、姦しいランチタイムとなった!
 
荒木課長は現在、製造産業局の生物化学産業課長という恐ろしい(?、所謂バイオテクノロジー)名前の課にいらっしゃるが
明るく元気でお喋りが面白い所は以前同様、女性官僚なんて雰囲気を出されないのが素敵な方。

後藤さんは初対面なのに、愛犬が同じコーギーだと言う事を聞かされ一気に親近感が沸いてしまった。(後藤さんの方が犬も大先輩!)
お仕事も建築業界に関係する内容で興味深い方。

お得なレディースランチを男性はオーダーできず、一人割高になってしまった西出氏。
 
愉快な3人娘に囲まれて・・・という事でお許し下さい!

DAIKEN東京ショールームは、秋葉原にOpen

2009年09月01日 | 住宅業界
建材・住宅機器メーカーの大建工業が、東京にショールームを開設。
場所は秋葉原・電気街にある住友不動産秋葉原ビル、ビル前ではメイドカフェのビラまき・・・秋葉原らしい光景。
 
ビルの3階、受付にはお祝いのお花が沢山。左から大西東京ショールーム館長、澤木大建工業社長と一緒に。
オープンの狙いは日本橋と新宿に分散していた事業所を統合するのと合わせて、
エンドユーザーが体験・体感できるショールームを作った。リフォーム需要を獲得するにはコミニュケーションの場が不可欠と。
 
早速ショールームをご案内頂いた。リビングの内装を空間提案。
キッチンは提携しているTDY(TOTO/DAIKEN/YKK-AP)のTOTO商品。
 
そのキッチン空間に提案された、ママ用PCスペースは収納式。
 
リビングの天井高まであるドアはYKK-AP商品。 今日はYKK-APさんのブラジル農場からコーヒー豆も!
 美味しいコーヒーでした。
こちらは収納ドア、分裂スライド式でどこからでも開けられるもの。ウォークインクローゼットにあった吊り式ブーツキーパー、欲しい!
右端、お年寄りに優しい腰掛付き玄関収納。
  
体験コーナーでは内装材の消臭機能を臭って確認。床暖房の構造や、ダイライトの剛性を紹介展示。カラフルな和紙畳も。
   
置き型のTVボードから、本格的な防音設備のオーディオルームの内装材を爆音で音モレ体験確認。二重ドアでバッチリ。
 
室内ドアの商品ラインナップが一堂に、ドアノブもこんなに有ります。
 
最近強化しているペット用内装材、滑りにくい床材の上でぬいぐるみワンちゃんを滑らせて確認!?オッ、DAIKENの床では止まってる。
 

私が大阪で仕事をしていた15年前は「月刊ハウジング」にもダイケン商品の広告を沢山頂いていたが
一時期、ルート営業路線に集約され雑誌などのお付き合いは減ったようだが
今後TDY提携でグリーンリモデルを推進しながら、エンドユーザーへのアプローチをこのショールームはじめ改めて推進されるようだ。

ECO NAVIに賛成宣言、Panasonic家電

2009年09月01日 | 住宅業界
パナソニック アプライアンス(白物家電)が新製品発表会を六本木のミッドタウンで行った。
ECO NAVI’搭載の白物家電を一挙に新商品化、センサー技術で更なる省エネを実現する付加価値製品群。
 
海外新興国の需要を獲得するボリュームゾーン向け商品とは別に、環境意識の高い富裕層を高付加価値商品で攻める。
4-7月の白物家電市場は全体で前年比95%であったが、大型冷蔵庫(401ℓ以上)やIH炊飯器など前年を上回る出荷。
 
地域ごとの開発体制で地元ニーズに対応してゆくことで海外売上を伸ばし、白物家電売上で1兆円を早期に実現する狙い。
 
‘ECO NAVI’搭載の[ヒートポンプななめドラム]洗濯乾燥機は、洗濯布量・泥汚れ・汗汚れをセンサーで感知し
それに合わせた洗濯コースを自動洗濯し、消費電力最大10%削減・使用水量最大7%削減・洗濯時間最大15%削減するという。
(何でもセンサーにお任せ・・・人間の能力はどんどん退化しそうだ)
 
冷蔵庫は家族の生活パターンによって開閉時間が違うので、センサーが部屋の明かりや温度を感知し冷蔵モードを変更。
学習記憶し予測して働き、庫内の温度をコントロールし冬季で消費電力を約15%省エネする。
 
このようなECO NAVI搭載の付加価値商品でシェア獲得を目標にプロモーションを展開する。
(ななめドラム洗濯乾燥機NA-VR5600L30万円前後、トップユニット冷蔵庫XVシリーズNR-F601XV32万円前後)
 
ECO NAVI賛成]を有名人達が宣言するCM展開。商品売上や賛成数毎に植樹をする活動も。
会場にはメインキャラクターの吉瀬美智子さんと久保純子アナが登場。フレッシュなスキー選手の皆川・上村夫妻も採用。
 
 
商品ごとにCMキャラが違うようだが・・・トイレはやっぱりお笑い界から。チュートリアル徳井さん。
 

Mieleで腕をふるうアラン・デュカスのシェフ

2009年08月07日 | 住宅業界
渋谷・道玄坂にあるドイツ・家電&キッチン機器の老舗Miele(ミーレ・ジャパン)のショールームで記者懇親会が催された。
今日は仏三ツ星シェフ、アラン・デュカス・エンタープライズからD・ブランシェフが料理を振舞って下さるという事で楽しみに伺った。

Mieleは1899年創業で洗濯機を製造し108年、食洗器も既に80周年を迎える世界的老舗メーカー。
ショールームにも木製の洗濯機(1930年頃)が。ステンレス製のプロ用洗濯乾燥機ではあるが有名人が自宅用に購入されたとか。
掃除機や、コーヒーメーカーなども有り、Welcome Drinkにエスプレッソ・アフォガードをもてなしてくれた。

こちらが、新しく展示された食器洗い機コーナー。広報の酒井さんが特徴であるカトラリー入れ(右)などを紹介してくれた。

左は国内初の4口横並びのIHコンロ。右が昨年のミラノ・サローネで発表された「Generation」シリーズのオーブンなど。
キッチン・ライターのミキティ
キッチン設備機器はデザインを主張するより、キャビネットや空間に調和するシンプルで機能的なものであるべきというコンセプトは
世界の有名キッチン・ブランドから評価が高く、高級キッチンでは多く採用されるている。

さて、お待ちかねのシェフ登場!ミーレの開放的なキッチンスペースで
ブランシェフがCookingを披露、Mieleのオーブンやグリルを使った料理を間近で見せてくれた。(既に用意されたアペリティフ&ワイン)

フランス語を通訳の方が訳してくれながら、繊細な手さばきにウットリ・・・(私は神戸在住時代にフランス料理を習っていた!?)
これは鉄板焼き!
これはTryしてみたいテクニック、パルメザンチーズのダンテル。小麦粉と混ぜたチーズを鉄板で薄焼きし、棒で冷ませばカーブがつく!
焼きホタテに盛る
溶岩による遠赤外線で焼くグリルでは、プチ・牛ブロシェットが串焼きに。右はホタテを鉄板焼き中。

野菜のグラチネなどサイドディッシュが沿えられた素敵なプレートができあがり~ 記者の皆さんと試食。ワインがススミマス・・・
 
お食事後には、全員が当たるプレゼント抽選会。シェフがナンバーをピックアップ・・・掃除機が当たった方も!

私もMieleオーブンのミニチュア玩具を頂きました!(音が出て精巧にできている、流石ドイツ製)
長く使われる為の製品サービスのシステムが、広報の方々の手厚いフォローによりMieleへの理解が深まった会でした。



電工のリフォーム戦略は‘定額’ポッキリ!

2009年08月05日 | 住宅業界
パナソニック電工が、リフォーム事業戦略についての発表会を東京@汐留で行った。
住建マーケティング本部長の井戸正弘取締役から「今後縮小する新築住宅マーケットから、非住宅とリフォームへ領域を拡大する」と。
    
第一四半期の売上は、前年比にすると80.6%だが、あえて08年第四四半期と比較し93.6%まで回復、と表現。利益改善を強調。

現在住建売上の35%を占めるリフォームを、50%に引き上げる為に‘おうち丸ごとリフォーム’を提案してゆく。

パナソニックグループが展開する「エコアイディア」を、リフォームでもアピール。
最新機器に買い換えることで、年間約20万円の電気代が節約できるという試算。
各家庭の節約額が試算できる、「おウチまるごと」シュミレーションをWeb上にも公開。

また、顧客のリフォームへの不安を解消する為に、施工工程もWebページで見せる。

組織としては、リフォームを専門に扱うリファイン店(約260社)を中心に、新築を手がけてきた「わが家、見なおし隊」(約2200店)と名付けられた工務店や、所謂まちのパナショップ店をリフォームパートナークラブ(約3900店)として運営してゆく。

そして本日のメイン、‘定額’パックのチラシ案。80万円・・100万円などと設定し
施工費・諸費用も全てその価格内で対応するしくみ。

月ごとに「孫が遊びにきたくなるリフォーム」などテーマを変え、定額価格と共にチラシでアピールしてゆく。

商品ではトイレ「アラウーノ」を機器だけでなくトイレ空間としてパッケージ化したり

調湿効果の高い壁材「さらっとイーパネル」を開発し、リフォーム提案のきっかけ作りにして行くようだ。(WBC取材に応える井戸氏)

他社のリフォーム定額制は㎡単価などが多いが、総額を定額でポッキリにするという大胆な設計は
設備機器の入れ替えリフォームが中心になる電工ならではの企画。少々のコスト増減は平均で処理できる範囲という決断。
という事は、定額分かからなくても取られるケースが半分あるって事?と、穿った見方をしてはいけません・・・
某TV番組の「デザイン料は含まず」みたいな事は無いわけで、まずは分かりやすさを全面に出し拡販していく事になるようだ。

旭化成2009年キャンペーンモデルと

2009年07月23日 | 住宅業界
旭化成グループ恒例の記者懇親パーティが、帝国ホテルで開催された。
冒頭、山口信夫会長から「健康な日本の創造を!」と、新しい体制を整える事を要望された。
蛭田旭化成社長は「最低時に対して7割の回復感」、輸出系が50%と悪いが生活用品系では100%回復していると明るい話題で乾杯。
  
さて、毎年この場で登場するキャンペーンモデル、2009年は蔵歩実さん(20)と、中国出身のモデル、シー・ウンルーさん(18)。
一緒にポラロイド撮影&サインをして下さるのだが・・・・私の足元はこうなっています!?(お二人とも180㎝近い)
 
やっぱり、波多野旭化成ホームズ社長との方が納まりが良い。旭化成広報の中村課長にお土産を頂いて・・・・
(ハウジング武市編集長と営業の久喜さんと)
   

旭化成ホームズの皆さんと親しい記者仲間で二次会へ。
ここでも、お気遣いを頂く岩本広報室長はじめ広報の皆さん!「お世話になりました!」
  

プレハブ建築協会、Panasonicセンター&トヨタ工場見学

2009年07月17日 | 住宅業界
プレハブ建築協会の住宅部会が企画する報道関係者向け見学会、
今年は有明のパナソニックセンター東京から山梨のトヨタホーム工場へ。

午前中、パナホームの案内でパナソニックセンター内と「エコアイデアハウス」(右)を見学し、Panasonicグループの最新技術を使った、放送や防犯などのデモストレーションを体験。(両館とも内部は撮影禁止)
 
エコアイデアハウス」は以前「EUハウス」として展示されていたものが今年4月からリニューアルOpen。
リビングの壁にフューチャーライフウォール(が設置されたり、蓄電システム展示などが充実していた。
さて、パナソニックセンターを後に、バスで山梨に向う。 途中パーキングエリアで‘巨峰ソフトクリーム’をGet!
 
山梨県南アルプス市にあるトヨタ自動車山梨事業所に到着。少し雨模様・・・トヨタホームのキャラクター、モックンとアトムがお出迎え。
 見学者用キャップを被って
トヨタ自動車の国島山梨事業所長はじめ幹部が工場紹介のプレゼンテーション。トヨタホームの販売エリアを3工場で分担している。
  
トヨタ自動車は1975年に住宅事業へ参入、08年販売戸数は4232戸。メインのユニット工法は工場生産化率が85%と高いのが特徴。
1住戸あたり平均12ユニットを利用し、人工などの調整ができれば15日間で完工できるスピード。
  
様々な所で車の技術が応用されているトヨタの家づくり。防錆処理のカチオン電着塗装もその一つ。(右、梱包に貼られた施主家族写真)
 
ダンパー技術は住宅の床に採用され、下階への騒音を防ぐ。(床を飛んで、その効果を紹介)
 
この山梨事業所では年間約4000組の見学者を受け入れ、エンドユーザーも約1100組来場するという事。
(モックンのサインだ!)           工場内に入る前に、見学者の皆さんで集合写真。
 
工場は世界のトヨタ方式‘ジャスト・イン・タイム’と‘自働化’が住宅生産にも導入されていて
工場内を小さな運搬ロボットが、頻繁に行き来していた。
工場内では、こちらの[検査]エリアのみ撮影許可。270項目に及ぶ検査項目を機械と人がチェック。
 
建築現場で合わせる施工方法とは違うよなぁ・・・と工場の技術に感心し、
加えて社員の方々の誠実な対応を見ることで、施主の‘安心を買う’気持ちが分かるのであった。

さて見学後は宿泊ホテル(甲府富士屋ホテル)にて夕食。 夕食後は・・・皆さんとカラオケに興じるVivien研究員でありました。
 




JAHBnetは10周年、アキュラホームは30周年

2009年07月07日 | 住宅業界
JAHBnet(ジャーブネット)は住宅会社のアキュラホームが中心になって組織している地域工務店のネットワーク。
本部が商品開発や技術・経営ノウハウ提供を全国の会員工務店に行う。(工務店会員459社・JAHBnet会員数500社)
JAHBnet主宰の宮沢アキュラホーム社長が全国大会前に記者会見。
 
販売実績は08年度8782棟(前年比▲2.3%)、10年間で累計71849棟になった。
ちなみに、内アキュラホームは1573棟(+35%)と地域拡大によって伸ばしている。
話題になった550万円の家「新すまい55」は4-6月先行販売で65棟契約。問合せは13605件に上る。
今後は「長期優良住宅」「エコすまい」などアキュラホームが先導プロジェクトを展開し、ジャーブネットへ商品提供もしてゆく。
社長自ら出演の‘カンナ社長’CMも投入!大工出身の社長ならでは、Myカンナを作ったそう。「原点は匠の心です」
 
全国大会に集まる全国の会員工務店に向けて、設備や関連サービスの展示紹介が。施工コンテストも実施。
  

全国大会会場、宮沢主宰から戦略共有の後、優秀会員の表彰などが続いた。
 
(お客様支持率女性部門の受賞者)  
  
設立以来10年間、Japan・Area・HomeBuilders=JAHBnetとして拡大してきたが
今後は経営環境が厳しくなってくる中で、会員工務店が求めるものも変わってくるだろう。
そんな時代こそ、大工から起業し現場から経営まで深く理解している宮沢社長への求心力が高まるのかも知れない。

三井ホーム、生江新社長による懇親会

2009年07月03日 | 住宅業界
三井ホームがグループ会社と共に、記者懇親会を霞ヶ関ビルの「月曜会クラブ」にて開催。
三井不動産グループの懇親会はあるが、三井ホームグループとして行うのは初めて?生江新社長の発案ということ。

生江社長は昭和22年生まれの62歳、慶応大学卒業後、三井不動産に入社。
「浦安の埋立て開発、ディズニーランドの第一期造成が終わった頃に入社した。」その当時、
同じく三井ホームの社長・会長を歴任された赤井士郎さんが上司であったという事。

生江新体制をバックアアップする小川会長が乾杯のご挨拶。

春先からリハウス(仲介流通)も件数はUp、東京での「三井ホーム住まいと暮らしのEXPO」には2日間で1.5万人が来場。
「不況の風穴が開いた気がする」記者と懇談する生江社長。 松本専務取締役はじめ役員の他
三井ホームリモデリング荻原社長、三井ホームエステート米山社長、三井デザインテック和田社長も参加。

今期10月には35周年を迎える三井ホーム。新たなブランドコンセプトなど戦略が練られているようで
今後の動きも楽しみな、生江新体制である。
生江社長を囲んで、加藤憲一郎先生・阿部エコプレス社長と。


金子国交大臣、不動産・住宅政策を語る

2009年07月02日 | 住宅業界
緊急経済対策も一段落したが、政局の方が慌しい中
日本不動産ジャーナリスト会議に、金子一義国土交通大臣を招いて勉強会。

自民党、岐阜4区選出の金子大臣は昭和17年生まれの66歳。議員以前は日本長期信用銀行。
左、当会議の阿部代表幹事から紹介。背が高く麻呂系の顔立ちで上品なところが、いかにも二世議員の雰囲気。
 
住宅を内需の柱に置くことで、5400億円もの住宅業界関連の経済対策が施された。
ローン減税の拡充に始まり「フラット35の10割ローンは、金額が大きかったので良く決定できたと思う。贈与税非課税枠500万円増も今年12月までなので、是非アピールをお願いしたい」と。
長期優良住宅に関しては「団塊ジュニアは1-2割高くても支持と出ている。中古住宅の方も制度が導入できるようインスペクションの技術を開発して頂きたい」というご意見。

「公共事業は30%Up、その80%を上期に発注し55%は地域の中小企業へ発注する。これが都道府県、市町村へと徐々に寄与してゆく」と。
Jリートは8月中に官民ファンドで資金供給をしたいという事であった。
  
胸の青い羽根は何?と思ったら、水難救助支援の基金だった。
最後に政局について、この週末にある「静岡知事選が全て」と厳しい表情を見せた。