VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

住団連、懇親会

2007年01月31日 | 住宅業界
住宅生産連合団体(住団連)の決算記者会見、
 和田住団連会長(積水ハウス社長)からは
好調だった今期に続き、来年度も120万戸以上の着工戸数予測で業界全体では楽観という話も出た。

続いて懇親会が催され、住宅各社の社長はじめ国交省、住団連理事の方々とお話ができた。
  
乾杯のご発声は住宅評論家の加藤憲一郎氏(写真左)。 国交省から榊住宅局長がご挨拶。
やはり今年は「“姉歯事件の集大成”瑕疵担保責任の保険等を義務付ける法案を3月に国会で」と意欲的。
住宅業界はこの保険制度に難色を示していたが、消費税問題がクローズアップされていく中
「消費税Up分の1%程度の話ですよ」と榊局長もおっしゃるように、業界側スタンスは
この案件で引いておいて“消費税で住宅税率据え置き”を取りに行くということのようだ。

 
写真左、住団連の浅野専務理事(右)と、テニス仲間でもあられる住宅生産振興財団の石川専務理事(左)。
写真右、住宅税制について熱く語られる旭化成ホームズ岡本会長を挟んで、不動産経済研究所の目黒常務(左)と住宅産業新聞社の池上社長(右)。

  
左から、積水ハウスの平林取締役、和田社長と大和ハウスの能登取締役。

写真右、住友林業の矢野社長(左)、Vivien研究員を挟んで、パナホームの上田社長(右)。
上田社長は、今まで親会社であった松下電工から社長が就いていたパナホームに初めて松下電器産業より就任された方。
パナソニックではテレビを担当されていたという事だ。

各社、昨年までは「住生活基本法」の制定に協働してこられたが、
今年は消費税対策で足並みを揃えながらも、駆け込み需要には熾烈な顧客獲得競争が繰り広げられそうだ。

コミュニティ・ビジネス

2007年01月30日 | 住宅業界
住まい・まちづくり活動推進協議会のシンポジウム
『コミュニティ・ビジネスによるまちづくり ~まちづくり型コミュニティ・ビジネスの可能性~』を聞いてきた。
コミュニティ・ビジネスに関心があるので、少しづつ情報収集中!

まず基調講演は、コミュニティ・ビジネスのパイオニアという紹介で細内信孝氏(コミュニティビジナス総合研究所所長)
「コミュニティ・ビジネスでコミュニティ再生にどう取り組むか ~地域間競争の時代、共に生きるまちづくりに向けて~」。
  
  (舞台の下、客席を練り歩きながらのご講演・・・珍しいスタイルの細内氏。逗子市でも5年間コンサルしていたらしい)

コミュニティ・ビジネスとは「自らの地域を元気にする、住民主体の地域事業」と定義し、
地域間競争の時代は‘行政×企業×市民’の総力戦で戦うのだと。
英ブレア政権は、9000億を投じてコミュニティ・ビジネスを支援し雇用を創出した事も紹介。
ビジネスとして継続させる為にも、少々遅れている日本の金融施策なども指摘された。

事例紹介では、滋賀の(株)黒壁・長野県の(株)小川の庄・(特)かさおか島づくり海社・横浜のfunnybee(株)など
高齢者や女性が活躍している姿が紹介された。

“グローバルな視点のもと、ローカルに行動する”(たぶん“Think Global Act Local”から)という言葉も引用され、
地方分権の時代を、一住民としてどう行動するべきかのアイデアを頂いた。

 
続いて、3名の事例報告者が登場し、細内氏を交えたパネルディスカッション。
事例は、不動産開発を軸とした(株)飯田まちづくりカンパニーの松村重利氏
から黒字化した事業内容や、
大阪・空堀商店街界隈の長屋再生、長屋すとっくばんくねっとわーく企業組合の松富謙一氏(建築家)から
建替え不可能地区の古長屋をリノベーションし、商店としてサブリースしている事例(写真右)
  (偶然、私の出身高校の近く、知人も多い地区の事例だったので驚いた!?)
千葉大学のメンバーが中心に千葉海浜ニュータウンの再生に取り組んでいる、
NPO法人ちば地域再生リサーチの鈴木雅之氏(千葉大学工学部助手)からは、
団地再生のツールとしてコミュニティビジネスを取り入れられている事例が紹介された。

コミュニティ・ビジネスの運営形式が3者3様であり、そのメリットデメリットなどもディスカッションで伺えた。

ただ、どこの事例も、やはりリタイアした元気なオジサマや地域の事を良く知る思い入れの強い方がキーパーソンとなって出てくる。
団塊リタイア後は、コミュニティ・ビジネスも各地で根付いてくることだろう。




住団連、景況感(一月度)

2007年01月29日 | 住宅業界
年4回、住宅生産連合団体(住団連)から発表される『経営者の住宅景況感調査』。 発表は浅野住団連専務理事(左)と矢部部長。

1月度は、2006年10月~12月の受注実績など大手住宅会社16社の経営者にアンケートしたものであるが
景気回復が語られる中、前年同期比で総受注戸数・金額ともに5四半期(1年3ヶ月)ぶりに大きくマイナスに振れた。
前期のプラス予測数値と大きく乖離して、マイナスへ落ち込んだのである。

種別においても、戸建注文住宅・戸建分譲住宅・賃貸住宅の全3部門が総受注戸数でマイナスという結果。
H18年度の住宅着工戸数の予測は、平均127.7万戸と前年度123.6万戸から好調に伸びるが
今回の受注状況では、H19年度の着工戸数の雲行きが怪しくなってくる。

今回の要因は、地価上昇で新築若年層の土地取得が難しくなっている事や
建替え層に注力しているが、未だ営業能力が追いついていない気配もあり成果が出ていないようだ。

建替え層については様々な商品提案が出ているが、基本、単価Upを狙ったものになっていて
そこら辺が、ユーザーニーズとずれているのかも知れない。(実際、受注単価Upしているようだが棟数が出ない)

昨年までの不況期に動いた建替え層は経済的余裕組であったが、今からはリフォームか?建替えか?の流れから来る
低予算組のような気がする。 建替えたとしても預貯金を残しておかないと不安な団塊の世代以降である。

「金利の先高一服感」という理由も分からないでも無いが、10-12月でこの感触だと
1月ー3月期、相当に営業強化で巻き返さないと、来期、住宅業界の落ち込みが経済全体にも悪影響を及ぼしそう・・・

ただ16社の景況感、格差が大きいような気がする。
3社は「+5%程度良い」と回答しており、実は着工数字も受注好調な会社の戸数が多ければ問題無いのかも知れない。




お餅Party

2007年01月27日 | 住宅業界
逗子テニスクラブ仲間の新倉ファミリーと恒例のパーティ、お正月は“お餅パーティ”。 
娘ヒロコちゃんの高校時代のテニス部仲間も集まった。
 
既に、蒸してついたお餅を‘大根おろし・納豆・ねぎのり・きなこ・あんこ’と小餅にして盛り付けてくれていた。

お餅だけでなく、こちらのテーブルでは鮭のちゃんちゃん焼きをダッチオーブンで。
  
こちらのテーブルは、ブリ・マグロのしゃぶしゃぶ。
天皇ご夫妻も訪れる葉山・子安の里の農家直売野菜(セリやほうれん草)と共に。 ほうれん草が甘くて美味しいのだ!

他にも豚の角煮(肉好きのTim用に用意してくれたに違いない)なども盛りだくさんに。
そして、デザートに秋田シェフ特製の
ウフ・ア・ラ・ネージュ(茹でメレンゲ)のせアイス・キャラメーゼ。  ※勝手に命名
ミントまであしらい本格的! とても男の料理とは思えぬ繊細な味でした。 

 お持ち帰り用に、のし餅を作ってくれる新倉パパ。
これで今年こそ、餅のように粘り強いテニスができるよう頑張ろう!!


アーキテクトカフェ汐留

2007年01月25日 | 住宅業界
汐留イタリア街、JR新橋から歩いて10分ほど浜松町方面へ第一京浜を渡って戻った所にある開発地の一角。

イタリア風建物が並び、最も荘厳な建物「JRAウィンズ汐留」からの異様なオヤジ行列を通り過ぎた所
広場を囲んだビルの1階に『アーキテクトカフェ』が先月オープンした。
‘見て・触れて・くつろげる「ショールームレストラン」’がチャッチフレーズ。
  
23社協賛企業のコラボレーションで、“デザインのあるくらし”を提案するというコンセプト。
協賛企業の1つであるMRCホームプロダクツ社の田中さん(写真右)のお誘いで、住宅関連の仲間と見学&お食事に出かけた。

協賛各社の商品をブース毎に展示しているものの、カフェとして使える設え。流石にベッドルーム展示で寝ている人は居なかったが・・・ 
  
そしてMRC社の提供する『炭酸泉の足湯』にも入れるカフェなのである!グローエ社の水栓金具は絵画風に(ミラノ・サローネみたい)。
  

 メイン席は赤のチェアでイタリアっぽいモダンなインテリア。

私達はミーレ社のキッチン前のダイニングテーブル席でお食事を頂くことに。キッチンでは料理のデモも行なわれているらしい。
   
案内して下さった、運営会社(株)トラベルカフェの西野太郎執行役員。旅行業界とのコラボで成功し、次は住宅系へ進出の1号店。
協賛企業も、ほとんど飛び込み状態で営業してきたというのに驚かされた。
手に持ってらっしゃるのは建築家ファイル、建築家紹介システムもある。

さて、カフェというにしては美味しいお料理が充実しているのも特徴だ。
石橋尚幸氏プロデュースによる和&イタリア料理を、西野氏がプレゼントして下さった美味しい赤ワインで楽しんだ。
  
  
アーキテクトカフェでは、イデア社のデザイングッズも展示&購入できる。秋山カラーワークス社長は欲しかった地球儀をお買い上げ!
 
チーズケーキやブラウニーとデザートまで堪能し、大満足の見学会となった。

ちなみに新宿OZONEの(株)リビング・デザインセンター社長ともカフェで遭遇。
業界としては、要チェックのスポットとなっているようだ・・・・


大阪へ日帰り出張

2007年01月24日 | Friend
大阪へリクルート社内の勉強会講師として出張。
HOUSINGの新しいメンバーや、住宅情報の懐かしいメンバー(15,6年前の同僚も)が集まってくれた。
 

久し振りの大阪だったので、寸暇を惜しんで旧交を温めにウロウロ!
 
写真左、住宅情報のレポーターさん達にもご挨拶。こちらも12,3年ぶりの再会だが、皆さん変わらず若い!?
私も同じフリーの立場となった訳だが、お姉さん達の生き方を見習ってお仕事も頑張ろうっと...

写真右、30分程しか会えなかったが大学の友人2人とお茶を、学生時代に遊んだ心斎橋・日航ホテル大阪にて。


インテリア産業協会コンテスト

2007年01月23日 | 住宅業界
(財)インテリア産業協会は、インテリアコーデイネーターとキッチンスペシャリストの資格試験を実施している団体。
その資格者の活動支援でもある「住まいのインテリアコーデイネートコンテスト」の結果発表があった。

経済産業大臣賞など、一般の部門と学生部門で表彰が行なわれた。 写真右は学生部門の受賞者達。

 
加藤知成協会会長(カリモク家具販売)のご挨拶では、
先日ケルンの見本市に、桐たんすなど日本の伝統工芸を引き連れ出展されてきたというお話も出た。

(株)ic staff赤羽社長(写真左)と久し振りにお会いした。
インテリアコーディネーターの派遣会社であるが、好景気で仕事が多く、登録者が足りないようだ。
  
写真中、春山延郎協会副会長(三井デザインテック)から閉めのご挨拶。
写真右、協会事務局の勢田さん、お疲れ様でした!



首都圏不動産神話の崩壊

2007年01月22日 | 住宅業界
 と、題した講演を
日本政策投資銀行の藻谷浩介参事役が、日本不動産ジャナーリスト会議の研修会でお話下さった。

年間400回以上講演をこなしているという事で、不動産マスコミ業界のお歴々を前に自論を軽快に展開。
「本来はド田舎の町興しや観光振興に従事してます」と言うことであるが
“人口データと現状がどう違っているか”を、できる限り各論に近づけて解説して下さった。

首都圏実働年代の人口(20-59歳)は、95年(1759万人)がピークで減少している。
さらに2005年の1740万人が、2020年には1622万人と約120万人減少する事になる。
団塊世代のリタイアによる就労人口の激減が、企業の生産性を上げ好景気指標をもたらすものの
小売販売額などの消費指標が回復しない現状が続くようである。

気付きとしては、1945・46年生まれが人口の溝であり時系列で見るといびつな減少が現れる点。
そのタイミングで、経済指標が一瞬回復基調に入ったように見える事もあるのだ。
やはり、1947年6月が大量出生の始まりという事で、今年6月以降の団塊退職が需要縮小を明らかにしてくれるという。

興味深かったのは、2000年→05年人口動態の都市別にプロットされた図で
[自然減少(出生死亡)だが社会増加(人口流出入)]に我が逗子市もプロットされていた。
高齢者率は神奈川一なので、もっと人口減かと思ったら転入が少々多いようだ。
    
リゾート系を見ると、軽井沢・石垣島が増増。箱根・日光が減減だ。
団塊の世代リタイア前に、既に人の動きは都市に格差をもたらしているようだ。

ただ、消費額の指標からは東京・大阪が落ち込む中、以外に地方が持ちこたえている事を解説。
マスコミに地域格差・一極集中は面白く書かれるが、事実は違うと数値で解説。

あと住宅に関しては、団塊リタイアと共に地価下落は08年から一層拍車がかかるという事。
そんな中では、中低層で需要の変化に対応できる住宅か
コンバージョン可な中層オフィス、以外は市場価値があると思えないとう厳しいお言葉。

その外とても、気付きが多い講演だった。

 

ダイワハウス×近藤典子

2007年01月19日 | 住宅業界
ハウススクエア横浜にある大和ハウスの展示場で、
収納名人としてTVでもお馴染みの近藤典子さんプロデュースの住宅が記者に公開された。
今回、私は近藤さんよりもお会いしたい方が居て、この記者発表にやって来た。
   
このプロジェクトの責任者でもある、船津大和ハウス副社長だ。
実は高校の20年先輩にあたる船津大先輩への、ご挨拶方々伺ったのである。

さて、近藤典子さんとの「暮らしごこちデザインプロジェクト」により生まれたケーススタディハウス。3つの基本コンセプトをあげられている。
『3つの‘間’』=「空‘間’」「時‘間’」「人‘間’」。 
それぞれ、無駄のない空間・効率導線による時間セーブ・コミュニケーションとプライバシーのバランスが実現できる家。

加えてこの横浜では、『扉で暮らしの変化を楽しむ』というテーマで、面白い演出があった。
  
まずは、玄関前に2つの扉。中庭に風を入れる木製格子のパーテーションと、アルミの目隠し用スライド扉。
写真右のように、中庭で寛ぐ時はアルミ扉で外からの視線を遮ることができる。 写真右はプロジェクトリーダーの岩本課長。

   
近藤さんが立っているキッチンの前の黒いスライド扉は、オープンして戸袋にしまえる仕組み。
開けばカウンターキッチン、閉じれば独立キッチンと使い分け。
かつ、キッチンカウンターの一部は独立可動し、中庭にIHのアイランドキッチンとして活用!

リビングにもスライド扉を活用、TVボードの両脇を半透明扉で開閉&回遊できるバックヤード(大型収納)を作ってある。
               HOUSING大江編集長(左)と営業の久喜さん(右)。

扉の他にも感心させられたのは、やはり名人!チョットしたスペースの収納工夫。
洗濯機上のスペースにハンガーポールがあったり、バスタオルかけが壁面内(出っ張らない)に作られていたり・・・
   
ランドリー周りって雑巾かけとか必要なのです・・・早速、私も自宅へ戻り突っ張りポールで真似ました(笑)!

主婦の近藤さんだけあって、リビングよりダイニング・キッチンが広く取ってある大胆さにも納得。

その他、この展示場には近藤さんチョイスの家具メーカーなども入っている。
    
左は子供部屋、主寝室ではドイツ家具hulsta(ヒュルスタ)社長が自ら木製ベッドスプリングの機能説明をして下さった。

この近藤さんとXEVO(ジーヴォ)のケーススタディハウスは昨年の広島に次いで、この横浜が2月10日グランドオープン。
今後は神戸・名古屋にもOpenするという事だ。

東急不動産グループ

2007年01月18日 | 住宅業界
東急不動産グループ12社の社長方々とマスコミの記者懇親会が、今年は渋谷セルリアンタワー東急ホテルに場所を変えて行なわれた。
昨年までのキャピトル東急ホテルが営業終了した為だ。
会場内は今まで同様に、グループ各社の社長と記者がフランクに話し合える場を作って下さっていた。

東急不動産(株)植木正威社長から、グループの近況と不動産事業についてご挨拶。
都市開発事業では、大阪阿倍野の商業施設事業や港北NTのマンション事業の推進や
地元渋谷の再開発気運も高まっていることにも触れられた。
また証券化事業において、プライベートファンド・REITを含めて1兆円規模を目指すという積極的なお話も。
         
写真右はこの度、東急不動産副社長に加え、東急アメニックス社長(リフォーム)にも就任された、金指東急ホーム社長。
住宅産業においても三井・三菱・住友と共に、グループのブランド力がある東急グループ。
リフォーム会社としてもアメニックスは老舗だし、今後の展開に期待したい。

閉めのご挨拶、袖山靖雄東急リバブル社長からもグループの総合力を生かしてゆく旨が強調された。
好調な仲介流通、東急リバブルではTVCMも1月から強化。ブランディングの核にもなるべき事業。
 
いつもお土産に東急ハンズ商品をご用意して下さっていて、今年はコンパクト・アイロン。(Timが「学校で使える!」と喜んでいた)

住宅広報連絡会

2007年01月17日 | 住宅業界
住宅会社(現17社)の広報担当が集まり、勉強会など切磋琢磨されている住宅広報連絡会の新年記者懇親会。
今年の代表幹事、積水ハウスの高原氏がご挨拶(写真左)。今司会はミサワホームHDSの中村氏(写真右)。
                
乾杯は池上住宅産業新聞社長のご発声で。
  
お馴染みの記者さん達の中に、思いがけずAllAboutの石川氏(元リクルート)に遭遇!?この勉強会で講師をしたらしい。
新規入会された、アキュラホーム野村不動産のご担当者方々。

大阪からパナホームの井筒氏と杉本氏も参加。(リクルートの五十嵐氏を挟んで) エコ・プレスの阿部氏と・・・デカイ。
 
最後は恒例の各社から商品をご提供頂いての、くじ引きによるプレゼント。今年の司会は大和ハウスの知野氏。
 
私はミサワホームのミッフィーBigタオルを頂いた! 三井ホームの雅子様は積水ハウスのバーバパパお膝かけを。

今年で13年目を迎える会という事で、事務局も若手(?)に代替わりされたようだが
広報という世界は、その道のプロが永く務められる会社が多く、40代=若手というご様子。

上場企業が多いのでIRやコンプライアンスだけでなく、
広告表現などにおいても昨今リスクの裾野が広がり、広報の皆様にとっては予期せぬ事態が多く大変な時代である。

プレハブ建築協会、賀詞交換

2007年01月16日 | 住宅業界
住宅・不動産業界の賀詞交換会も終盤になるが、大手住宅メーカーが集う“プレ協”はホテルオークラにて開催。
樋口協会会長(大和ハウス会長)のご挨拶から。
 
 「亥年は富士山の噴火や阪神大震災と自然災害が多いようだが、“安心・安全と環境”に力を入れ活動する」と。加えて、参議院選挙で復活を目指す上野公成氏へのエール・・・
流石にスタイリストを入れたのか?!上着の丈、髪型などなどセンスUpされた上野センセイがご登壇(下左)。
  
国交省からは榊住宅局長(上中)、姉歯事件の総仕上げでもある‘瑕疵担保責任の保険等’を義務付ける法案の制定を
経産省からは細野製造産業局長(上右)、京都議定書10年目で2008年チェックポイント前年に入り、更なる省エネを住宅産業に期待された。

 
菊田プレハブ建築協会専務理事(左)、松谷蒼一郎元参議員(中)と矢野住友林業社長。 
右写真は、平林積水ハウス取締役と住宅リフォーム推進協議会へご出向中の畠部長。

 
日経新聞山室記者(左)と住団連へご出向中の佐野部長(三井ホーム)。 写真右は記者に囲まれている、岡本旭化成ホームズ会長。

吉田YKK-AP社長(下左)とは米国のIBS出展の際、ラスベガスでゆっくりお話させて頂いたのだが
今年(オーランド)もIBSへはご出展、樹脂窓の米国現地展開は順調のようだが・・・そこへ丁度、私が仲良くして頂いている
西出樹脂サッシ協会専務理事とも遭遇し、お二人も接点があられたというお話を伺い3人で記念撮影。
  
プレ協の古口氏を撮ろうと思ったら、「私は裏方ですから~」と逃げられた!ので、
樋口会長と大阪弁の掛け合いをしながら、ツーショットで終了。

 

表参道ヒルズに住林

2007年01月15日 | 住宅業界
住友林業がサスティナブル活動を広く知ってもらう為の「Sustainable Forest Gallery」を、
表参道ヒルズの1階路面スペースに、1/15~21期間限定でオープン。
BOTTEGA VENETA の隣にキャラクター“きこりん”・・の妙。)
 
住友別子銅山以来300年の歴史を持つ住友林業は、住宅事業以外に山林事業を有するところが
企業形態やアイデンティティにおおいて、他社と一線を画するところである。
100年単位で木や森を育て、環境保全に努める活動を
住宅検討者だけでなく、一般に広く知らしめるプロモーション活動の一環という。

樹齢100年の檜丸太の前で、矢野社長とご一緒に。
このスペースを活用し、学生ともコミュニケーションを取るらしく人事部の方々も顔を出されていた。

日本の長寿企業5社のうちの1つであるという住友林業だからこそ、サステナブルという言葉に真実味がある。


 
ところで、表参道ヒルズ初体験の私は、安藤忠雄建築を見学がてらウインドウショッピング・・・・
のつもりが、ペットグッズ→ランジェリー→靴・・・と、Saleプライスにあおられ買い込んでしまった!!
  

流石の表参道ヒルズも、平日昼間はガラ隙。 快適にショッピングを楽しめた。
吹き抜けの光りと開放感が疲れさせないし、上階から降りて行けばスロープが心地よく歩かせてくれる。
                                  (逆戻りは、山登りになってしまうが)

私は買物しながら地下まで降りて、新生銀行がイタリア家電デロンギ社と運営しているカフェで
モッツアレラのパニーニとカプチーノで、遅めのランチにした。

春の陽気

2007年01月13日 | Tennis
穏やかな陽射しの中で、休日の午前中はテニス。
50代の男性が多いが、20代から70歳近くまで幅広い年齢層。

コート後ろのフェンスを超えると、そこは米国。(米軍住宅地)米国らしいスクールバスの駐車場。

新年、亥年ということでダンロップからイノシシ入りのテニスボールも!?(日本限定かしら)
                             ガットって切れたら、こうやって抜くんだぁ・・・・


土曜日にプレーする逗子総合運動公園のテニスコートには、ここ数年やってくるお馴染みのセキレイが居る。
 
プレー中も平気で横切る・・・・実は、このように片足が無くて見分けがつくのでお馴染みになったのである。

逗子は葉山と共に野鳥が豊富。
お正月早々、雁行陣で綺麗に空を行く鴨集団を見たり、素晴らしい抹茶色のメジロも目の前で歩いていた。
春の訪れを鳥達がいち早く教えてくれる。

住まいの産業ルネッサンス塾、提言

2007年01月12日 | 住宅業界
(株)日本建築センターが運営する「住まいの産業ルネッサンス塾」は‘98年から住宅メーカーを中心に‘住まい’関連企業が集まり
21世紀に相応しい‘住まい’産業を目指して議論を重ね、住宅政策などへの提言などを行なっている。

今日は、提言[「住まい」や「まち」の創生による豊かな国づくり ~快適で美しい住生活を目指して~]
の記者発表会が行なわれた。
  
(株)日本建築センターの若山さん(写真左)が司会進行し、山本一元委員長(旭化成、写真右中)のご挨拶と
藤本昌也委員(現代計画研究所、左)と三國陽夫委員(三國事務所)から、この提言への想いや背景などが解説された。

   ※他委員、樋口武男(大和ハウス)・蓑原敬(蓑原設計事務所)・山田良治(和歌山大学)・和田勇(積水ハウス)
    特別委員、立花貞司(トヨタホーム)・矢野龍(住友林業)

【提言】
 ①「住まい」の創生は、『住宅価値の最大化』を旨とし、迅速に進めるべきである
 ②「まち」の創生は、『地域価値の最大化』を旨とし、迅速に進めるべきである
 ③国は、「住まい」や「まち」の創生に必要な基本的な仕組みを再構築し、実務は、地方自治体へ権限委譲すべきである
 ④地方自治体は、「住まい」や「まち」の創生を推進するタウンマネージメント組織を、積極的に支援すべきである
 ⑤住宅産業は、『住まいの産業』へ脱皮し、「住まい」や「まち」の創生に対して、率先垂範して、取り組むべきである


私は住まいのルネサンス塾にリクルートとして参加させて頂きながら、
議論の様子や先生方のプレゼンテーションなど、過程を拝見してきたので内容は良く理解できた。

基本的には『住生活基本法』と平行して進められたものでもあったので、心は基本法と同じであるが
手法論で国交省の基本計画には無い、‘タウンマネージャー’や‘まちづくり教育’の具体的アイデアも盛り込まれているのが良い。

 
スタッフ会議運営にあたられた木村(旭化成、写真左)・芦川(積水ハウス、右)両氏。 発表後は、参加者との懇親会。


具体的に冊子としてまとめられた提案書を、是非「逗子市のまちづくり審議会」など、いろんな現場で活用してみたいと思う。
その事を、藤本昌也先生にお話したら
「逗子の長島さん(建築家)や柳沢さん(現まちづくり審議会委員長)は同士だよ」
と、お親しいお仲間のようだ。 やっぱり良い人のネットワークってつながってるなぁ・・・・