VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ダイワハウス『cocoomスペース』美魔女になれる!?

2010年11月24日 | 住宅業界
大和ハウス工業が住宅会社としては斬新な面白い商品&発表会を開催した。 @ダイワハウスがプロデュースの『CAFE;HAUS』(豊洲)にて
女性のための住生活空間「コクームスペース」。(課題とも言える女性層へのアプローチ、分かってるなぁ)
コラボレーションが巧いダイワハウス、今回は化粧品ブランドとのコラボ。
P&Gマックスファクター社の高級スキンケア化粧品『SK-Ⅱ』と組んみ、奥様が自宅で‘自分のための時間’を過ごす空間を開発した。

発表会で挨拶した、ダイワハウス渦井専務は
「共働き世帯は約995万世帯、フルタイムの共働きも約400万世帯もある。奥様が自分らしく暮らしてもらえる場を提案したい」と。
P&Gマックスファクターの日高ブランドマネージャーは「妥協したくなかったので何度もデザイン変更を申し出た」とアピール。
  
ダイワハウスのブランドマネージャー中村上席執行役員は「女性には、自分を愛する場所がいる」というテーマをご自身の体験で語り笑いを取った。

これがその「コクームスペース」(住宅建築時に洋室6畳の仕様変更では+105万円)
部屋の中心に水栓ボウル付きのメイクカウンター「Beauty seton」には
化粧品の収納場所など、共同開発の工夫が盛り込まれている。

天井を2.1mと低めにした真っ白な空間は、日常をリセットする瞑想空間のようだ。
入口ドアを付けずS字通路にするなど、部屋への導入にも変化をつけている。

さて、発表会のメインイベント。
光文社「美STORY」主催の『美魔女コンテスト』ファイナリスト4名が登場!
美魔女の定義は良く知らないが‘年齢不詳の美女’と言った所。(4人は3ー40才代)
 
素人さんにしちゃぁ舞台化粧&立ち姿が決まり過ぎて凄い。
私は「普段のお化粧にどれくらい時間をかけますか?」と質問してみた。
お答えは、30分~1時間以上。 彼女達は「長くない」と・・・15分で髪まで整える私は「確かに違いが出てる」と反省。
 
一際背が高い、上海出身の美魔女。サッカー美魔女の足が美しかった。

後日・・・そんな化粧ベタな私に「コクームスペース」体験の機会を下さった。
ブロガー向けの販促イベントで、プロのメイクアップアーチストによるお化粧アドバイス付き!
説明を聞きながら、熱心にレポートをするブロガーの方々。
  
プロのヘアメイク小沢さんにメイクのご指導を受け・・・修正後のメイクデス。
 
お食事を皆さんとご一緒しブログ運営のお話を伺う。 最後にダイワハウスの宣伝・販促の皆さんと!
  
お土産に『SK-Ⅱ』お試しセット

そして商品化された住宅が『xevo CLEVA(クレバ)』コクームスペースを装備した、共働き家族のための家。
 
2011年1月2日発売開始・2866万円(モデルプラン151.32平米)

JAPANTEX2010 インテリアトレンドショー

2010年11月17日 | 住宅業界
日本インテリアファブリック協会主催の第29回JAPANTEXが東京ビッグサイトで開催。
今年のテーマに掲げられた「飾育」。インテリアが心を育むことをメッセージ。
 学生の作品展示
今回私はセミナー講師の依頼を受け、「住宅産業の潮流を知る!~インテリアに波は来るか?~」という演題でレクチャーをした。
 
会場ではファブリックを中心に企業ブースの展示やインテリアデザインコンペなども実施。
  
同時開催のインテリアフェスティバル(日本インテリア産業協会主催)では
住宅メーカーもブース出展。トヨタホーム、積水ハウス、三井ホームの3社。
  
キッチン研究家の黒田秀雄さんがも講演中。アトリウムでは町田ひろ子先生が北欧訪問のレポートを講演。
 


『木づかい運動』 @東大 弥生講堂 

2010年11月04日 | 住宅業界
林野庁管轄のNPO法人・活木活木(いきいき)森ネットワークが主催する「木づかい祭りだ!全員集合」(かなりベタなタイトル・・・)
という国産材利用を促進する異業種交流セミナーの講師依頼を受けて参加した。
 
東京大学の弥生講堂にて。こちらも木造建築、内装も木のあらわしで。
 
NPOの伊藤最高顧問、林野庁の沼田次長がご挨拶。「政府の成長戦略にも森林・林業の活性化を挙げ、木材自給率を50%にすべく(現24%)ろもう整備、公共建築物木材利用促進法などを進めている」と。
 
このイベントのプロデュサーでもある安藤直人(東大大学院農学生命科学研究科)教授から活動報告と提言、
 
 
日本の国土の2/3が森林で、その40%が人工林。人口林が50年選手になってきた今が、林業再生の最後のチャンスと。

安藤先生に加え、森林ジャーナリストの田中淳夫さん・ハートツリー代表の服部進さん・生活アートクラブの富士村夏樹さんと私でパネルディスカッション。
 
後半のプログラムは、場所をアネックスに移り(こちらも安藤先生の木造建築)
  
参加者との分科会。 木づかい企業の商品展示も。
 
国産材利用の号令がかかる中、現場では流通の課題や‘何でも使えば良い’的な自治体などの問題が参加者から挙げられた。
政策も始まったばかりで現場での混乱はあるものの、各所で様々な取り組みが行われているのが分かった。
 
最後は東大構内にあるレストラン・アブルボアにて交流会。何と2階には銀座のBarが出現!?会員制の福利厚生施設だそう。
 こちらも内装はWoodyに・・・