VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

雨の日もお散歩・・・

2007年09月30日 | My Home
週末土日が両方とも雨なんて久しぶり・・・夏の間、週末テニスに明け暮れてたので少々ゆっくりするのもイイかも。
(書き上げねばならない仕事も溜まっているし)

そんな雨の日もBethこと愛犬Elizabethの散歩は、1日3回欠かせない。
何でも怖がるBethだが、雨は大降りでも出てしまえば平気。二人してレインコートに身を固め出動!
胴体が低いのでドロドロにならないようにレインコート。普通犬用なので私が足部分を短く裾上げ縫いした。

お尻がこんな風に空いているので・・・・小も・・・大も、気持ちよくデキマス!?

用を足して身軽になったBeth、大好きな坂をダッシュで駆け下りる!雨の中ご機嫌で
ピッチピッチチャップチャップランランラン

別荘付きマンション

2007年09月26日 | 住宅業界
藤和不動産近鉄不動産大和ハウスの3社が東京:足立区に分譲したマンション
ワンダーワイドワールド(アクアテラ)」(総820戸、現在206戸分譲済み申込175件)は、附属施設として那須に別荘が付いている。
その那須の別荘コテージが完成し見学会が催され、マルチハビテーション(複数居住)を研究テーマにしている私も興味深く伺った。

東京駅から東北新幹線「なすの」に乗って75分、【那須塩原】駅に到着。
 
別荘のある「藤和那須ハイランド」まではご用意頂いたバスで約40分。山並みと稲穂の景色が開けて、別荘地へ。
 
藤和那須ハイランド」5000区画の中でも、標高約600mと低地にアクアテラの別荘3棟が合計1000坪以上の広大な敷地に建っている。
 
南側がサッカー場とテニスコートの為、視界が開けて開放感満点。その上、脇を渓流が流れてせせらぎが聞こえる。
   
芝生や樹木だけでなく広場や散策路も整備され、個人の別荘とは違って煩わしい管理が無さそうだ。

その管理運営システムであるが、まず別荘の所有権をマンションの管理組合(法人化)に藤和不動産から無償譲渡し
管理費900円/月+200円/月を各住戸が負担し、3棟の別荘管理を藤和那須リゾート三菱地所藤和コミュニティーに委託予定。
マンション住民は1室利用2000円(ベッド2台なので1人1000円/大型休暇以外期間)で一軒家の別荘を利用できる!
この利用料の売上は管理組合の収入になる。
  
建物は建材を米国から輸入した2×4建築。レッドシダーの外壁や広いウッドデッキは、この環境ならではのベストマッチ。
  
内観は100㎡前後の2LDKとこじんまりしているが、吹き抜けのリビングに暖炉ストーブ、御影石のお風呂は温泉と
別荘の要素はバッチリおさえてある。
 
滞在の雰囲気を体験できるよう、ウッドデッキでバーベキューがもてなされた。
ジャーナリスト仲間と昼食

藤和那須リゾートの生沢氏(下左)に最近の別荘販売状況を伺ったところ
昭和39年の開発以来、昭和の時代は投機目的の土地購入も多く未だに3000区画ほどは更地のままらしい。
それが昨今は実需の別荘購入が活発になり、だいたい購入3年以内に建物が建つと言う事。

こちらの区画は300坪位あるので家を建てると5000万円以上になるため、購入者は40-50代の現役経営者が多いという事。
団塊世代リタイア組には、2000万円位の中古&リフォームが人気のようだ。
 南本部長はじめプロジェクトの方々が会見

さてマンションの販売上、この‘別荘付き’がどう影響したかと言う質問に対しては
基本的に購入者は、マンション自体の価値を評価して購入判断されているようで
マンションの単価が高い訳でもなく、別荘管理費等も1100円/月程度であればオマケ的な認識なのだろう。

ただ私が見学して実感したのは、別荘利用した住民の満足度は高まるに違いないという事。
10年間ほど上手く運営できれば、「中古でもワンダーワイドワールドが欲しい!」と売却時の資産価値になる可能性も。

‘別荘生活も提供’住民のコミュニティー形成に力を入れている藤和不動産らしいチャレンジでもあり、今後が楽しみである。

他社でもゴルフ場跡を別荘地分譲するなど、別荘需要は顕在化してるようだが
諸外国と比べて日本人の別荘所有率は約3%(フランス約10%)とまだ低い。
住生活貧乏と言われる日本人の別荘文化は、マンション附属というこんな形で多様化していくのかも知れない。

逗子市民テニス大会、決勝ラウンド

2007年09月23日 | Tennis
先週2試合勝ち進みBest8に入った逗子市民テニス大会。今日はQFからの決勝ラウンド。

時々曇りの天気で過ごしやすい天候の中、男子ダブルスの熱戦が始まった。(右が優勝ペア)
 
週末のコートで一緒の逗子テニスクラブ高橋さんが、華麗なハイバックボレー!

私は今日の第一戦でクラブの仲間、歌田・春木ペアと対決。(写真左、歌田ファミリーがママを応援)
  
今回もパートナー美智子さまのお陰で勝利! ナント、Best4に進出 次は第一シードのペアにあたる。
冷静に見て、Best4の8プレーヤー中ダントツにヘタクソな私。「思いっきりやっていいよ」と美智子さま。

しかしながら、ラッキーはそんなに無いもんでゲームスコア[3-6]敗退・・・その佐藤・野村ペア(写真中)が優勝した。
写真左は決勝戦、手前は準優勝の鈴木・寺田ペア。
  
最後、3位決定戦もさせて頂いたのだが、水野・石田ペア(右)に[2-6]で止めを刺された・・・
最後に優勝ペアを囲んで逗子テニスクラブの仲間と。

今回、パートナー美智子さまのお陰で沢山試合をさせてもらい良い経験になった。
ここ!という時の集中力、フットワークの無さがミスショットに。
ここでは!という時にダブルフォルト、打つべき所で弱気なストローク・・・課題山積の私ではあるが
テニスの面白さを、更に体験したことは間違い無い。 さぁ~頑張って基礎練だぁ


麻布十番「IZAYOI」

2007年09月21日 | Friend
麻布十番にある「IZAYOI」にて、同志社大学・体育会OB3人組と一緒にお食事。50才を前にして今も体育会時代の話で盛上がる3人。
私はその一人、高橋理人さんの元部下で今回、リクルート楽天へご転職。その近況報告を伺いに集まった。
 
ココは奈良の大和軍鶏と秋田比内地鶏をメインに使った串焼きの店。グルメ誌も発行する江村プラネットバルン社長のご紹介。

掘りごたつの個室で、とりわさなど前菜を頂き串焼きに突入。‘フォアグラとゴマの蜂蜜’(右)にはビックリ!
 松下電工の田中部長は仙台から。

上品な串焼きが次々と・・・‘ボンジリ’は初めてでした。   右は、半熟玉子の舞茸ソースがけ。
 

看板メニューの鴨白レバーとバナナ。閉めは青野菜のそぼろ飯をお漬物と一緒に。
 

御三方は偶然にも私と接点がある業界・お仕事でつながったご縁。
東京へ転勤しても、こうやってお会いできて、また何かお仕事もできそうな匂いが!

明朝テニスの私は家路に向かい、気持ちだけはまだ体育会のオヤジ3人は夜の街に消えていった・・・




CASSINA ixc.、新作発表会

2007年09月21日 | 住宅業界
CASSINA IXC.社のixc.(イクスシー)はオリジナル・セレクトのブランド。その新作発表会が青山の本店で開催された。
  
デザイナーPIERO LISSONIのイメージで製作された、ルネッサンスのような屏風絵に目が行く。(同僚の杉浦さん)

ローテーブルが不規則な角度で引き出し収納になっている。表面は人口大理石仕上げ。
 
PIERO LISSONIデザインの新作「MODERN」は、オーク材に鏡面塗装仕上げがシンプルで美しい収納システム(TV台など)。

「BRILLANZA」のベッドには小さなサイドテーブルが両脇に、シンプルで実用的な機能である。(37.17万円)
 引き出しのスライドがスムーズなドロワー

今回は面白い照明も見られた。ワイヤー使いや右端は和室の設え。
  

以前、パネルディスカッションでご一緒した静谷本部長にご挨拶。
 
1階では「CHINESE CONTEMPORARY ARTS」が展示されている。世界のお札とコインを使ったアート。

宅内LAN配線、松下電工

2007年09月21日 | 住宅業界
松下電工がプレス向けに「宅内LAN配線セミナー」を開催、東京汐留のオフィスへ伺った。
  
講師は、松下電工(配線器具事業部)の河田課長。 司会の広報:奥瀬さん。
住宅のインフラであり、新築時に設計しないと後で対応し辛いのが電気配線や通信配線の『配線計画』。
地味な裏方設備ではあるが、住宅を新築する場合は最新の動向を知っておきたい。

地上デジタル放送への完全移行が2011年に迫り、テレビだけでなく通信キャリアの方も動きが活発。
ブロードバンド契約2644万世帯の内、880万世帯とFTTH(光)のシェアは伸び続けている。(右クラフ)
 

そこで各部屋にTV+LAN+Telコンセントが備わったマルチメディアコンセント(左下)が必要に。
松下電工では住宅新築時に、その全体設計としての宅内LAN配線を「まとめてネット」という商品で積極的に提案している。
  

これを使って6箇所の宅内LANを構築すると、商品代としては約3万円(工事費別)と高くない機器である。
 
これで、延長しまくった邪魔なLANコードに悩まされる事はない。
無線LANやPLC(電力線利用)という解決法もあるが、安定性やセキュリティに問題が残る為にLAN配線を推奨された。

我が家も新築時に、松下電器のブロードバンドBOXなるものを採用したが
LAN配線箇所をケチった(?!)為、結局LANと無線を併用するはめに・・・

LAN配線はじめIT環境のプランニングは、ITオンチの施主をリードしてくれる
建築士・工務店、そして何より電気屋さんの教育が必要だ。松下電工もそこは強化していくという事だった。





 

東京ミッドタウン

2007年09月18日 | Friend
流行りものに弱い私は、今日初めて東京ミッドタウンに行った。実はここは思い出がある。
2003年、三井不動産の六本木プロジェクト室の方々に防衛庁跡の敷地内を見学させて頂いた。
(東大・慶応大の先生方と空間知能化研究会として、オフィス棟や公開空地用にある提案をしていた)

当時まだ、不気味な地下室や大木の並木道が残っていたが
たった4年で、ここまで出来上がるなんて驚愕・・・人類のテクノロジーは恐ろしい。
 

今日はお食事に来たのだが、時間まで東京ミッドタウン見物を。まずはザ・リッツ・カールトン東京へ裏口から進入。
エントランスのモダン・アートなお花を横目に通り過ぎ・・・失礼してトイレを拝借。
  TOTOでした)


ホテルを抜けて公園川に出ると、明日からの「東京ミッドタウン能狂言」の会場設営が進んでいた。(左)
 
右は、「21_21DESIGN SIGHT」が入っている【Design Wing】安藤忠雄建築。高層郡の中にあって地中に埋まる姿に惹かれる。
ミッドタウン全体のマスターアキテクト(SOM)の基本アイデアとして≪伝統的な日本庭園の配置≫とあるが
このミッドタウン裏側に来ると、芝生の空地と共にそれを実感することができる。

お散歩中のワンちゃんに誘われて入ったのは「dogdays」というペットステーション。
 愛犬Bathにリスの形をしたコングとクッキーを購入!

さて時間も来たのでレストラン「可不可」に。以前は予約も難しかったらしい。(佐藤可士和がアート、片山正通がインテリアで参加)
  
コースのみの和食、シャンパンで乾杯し日本酒でお食事を頂く。松茸の土瓶蒸し登場、日本経済新聞社の聖子さん。

焼き物類はススキを模したプレゼンテーションで、三井ホームの雅子さま。石蒸し料理は、大穴子と舞茸など。
  

デザートも満月をモチーフに。私はお二人のサマーバカンス土産を頂きゴキゲン・・・手ぶらでゴメンナサイ。
伊マルタ島のネックレス&ポーチ(聖子さん)とNYのMoMAシャープペン(雅子さま)。
 漆器と陶が素敵でした!
このお店、客層が外人のエクゼキティブ達やJapaneseBusinessmanおじさまのグループが中心だった。
東京ミッドタウンは六本木ヒルズに対して、知的・芸術・大人といったキーワードが03年当時から出ていた。
結構、ターゲットや全体の雰囲気も計画どおりになったのかなぁという印象。今度は昼間に来てみようっと。

ところで、竹がモチーフに随所で用いられているが、レストラン街の床材も竹の集成材。
ハイヒール跡で既にデコボコが目立っていて「メンテどうするのかなぁ・・・」と住宅業界関係者としては気になる一点だった。
 奥のアートは彫刻家・安田侃作「意心帰」(白大理石)


逗子市民テニス大会

2007年09月17日 | Tennis
年に一度の逗子市民テニス大会。今年は秋晴れというより夏の陽射しが戻ったような超快晴。
午前中は男子ダブスルの2ラウンドやジュニアの試合が行われ、男子ジュニア決勝(右)は豪快な打ち合い!
 

ミックスダブルスでは新倉夫妻(左)が善戦! 午後から始まった女子ダブルス。逗子のシャラポワも順当に勝ち進む。
  

さて、私の出番! 今年は逗子テニスクラブでご一緒の美智子さまにペアを組んで頂いた。
実は美智子さま、逗子での試合はこれがデビュー戦となるが
東京・千葉時代に女子連(日本女子テニス連盟)でも活躍された大ベテラン。私はおんぶに抱っこで頼りっぱなし。
 
美智子さまの華麗なプレーにより、1回戦:高校生ペアに[6-1]→2回戦:葉山TCペアに[6-3]で勝利しベスト8進出!
お陰様で来週日曜日も試合ができることとなった

しかしながら私はもっと練習が必要・・・今日はサーブを味方の美智子さまに当ててしまう始末! 
来週、ベスト8のうち6組が逗子テニスクラブの仲間。楽しみながらも気合で頑張るゾ




東京建物アセットソリューション事業

2007年09月11日 | 住宅業界
日本不動産ジャーナリスト会議と不動産ディベロッパーとの情報交換会、今回は東京建物株式会社
八重洲本社ではなく、昨年3月にオープンしたolinas TOWERにて。
「錦糸町」駅前に墨田区立錦糸公園があり、その向こうに高層複合施設olinasオリナス。(旭化成ホームズの営業部も入っていた)

本吉広報IR室長の(写真右)ご挨拶で始まり
スピーカーは古屋アセットソリューション事業部長、「不動産投資市場における不動産鑑定評価の役割」がテーマ。
    

まず古屋氏が経歴を紹介され興味深かったのは、バブル前後、米国関連事業に駐在含め7年従事された経験が
帰国後のビル事業やPM(Property Management)、REIT、鑑定の事業へつながったというキャリア・ヒストリー。

平成10年当時、日本の不動産を動かしたのは外資であり
PMの依頼も外資から始まった為、海外経験者がその担当に就くことになったようだ。

不動産投資家やアセットマネージャーと不動産鑑定士の関係を、日本の不動産証券化市場の歩みと共に
当事者として実感値でお話頂き、それについて参加ジャーナリスト達と意見が交わされた。

不動産/鑑定評価基準の改正により鑑定評価の役割が高まる中
古屋氏は「鑑定士は不動産価格の番人である」という前提のもと、「鑑定士が過去の数値に頼らず、
大きな環境のうねりやファンダメンタル、そしてトレンドをよむ事で投資家との価格ギャップも縮小する」と。

鑑定士と投資家を車の両輪に例え「不動産マーケットの秩序を保つ役割」であるとも付け加えられた。

J-REITはまだ6年、証券化市場の環境整備も現在進行中。
大手企業では短期間の人事異動でファンドマネージャーの経験知が蓄積されにくい可能性があることや
不動産のリスクプレミアム(およそ2-3%と言われる)への疑問など課題も挙げられた。

「今後のJ-REIT市場について?」の問いに、古屋氏はREIT間で二極化が起こり楽観視できない状況との考えと
共にNewComerによる可能性を期待も含めて示唆された。
それを聞いて、先日のサウジアラビア王国の事を思い出した・・・通貨の安定している所で不動産投資するという話。
サウジのオイルマネー、日本にも回ってくるのだろうか?

秋の収穫、カメも孵った!

2007年09月10日 | 湘南・逗子の暮らし
雨が降ったり止んだりの中を愛犬Bethと散歩。雨の日は、二人してレインコートを着用しお散歩。
左の黄色が私、赤色がBethのレインコート!

すると自宅の裏道で、栗がイッパイ落ちていた。左は昨日、テニスコートの脇山道で採取したミツバ。
いが栗を鼻に当てて「痛い!」とばかりに飛び上がったBeth 

春は海から、秋は山からの恵みを頂ける幸せ ホント、逗子は素晴らしいと思う。


そうそう、逗子海岸で17年ぶりに産卵したアカウミガメ。
先週9/4(夜9時頃)めでたく18匹の子ガメが海に帰りました
FNNのニュース動画 (まちづくり審議会でご一緒のK氏がインタビューされてた!)


サウジアラビア建国記念

2007年09月06日 | 社会・文化
サウジアラビア王国の建国77周年パーティーへ
住宅リフォーム推進協議会の畠事務局次長にお誘いを受けご一緒した。(といっても今日はプライベート)

帝国ホテル、孔雀の間入口で大使がフレンドリーにお出迎え下さり盛大な会場へ入る
今日は、ロンリープラネット編集の小野さん(ハウジング先輩編集長)、積水ハウスの鎌田さん、それに畠さんの娘婿ロイくんと一緒に!
 絶大な権力を持つアブドッラー国王の肖像。

サウジアラビアの国土面積は日本の5.7倍(約215万k㎡)、人口は1/5(約2363万人)。
厳格なイスラム教、聖地マッカ(Makkah、メッカ)には約300万人が集まる。
 

アラビア書道、左は絵画のようだが文字で宇宙が描かれている。
 

パーティーといっても乾杯やご挨拶一切無し、懇親の場という感じで和気藹々。
 
シシカバブやラム肉丸焼きなどサウジ料理も並び、とにかく食べる! と言っても、ここはイスラム。当然アルコールと豚は無し。

こちらはアラビアン・コーヒー。ナツメの蜂蜜漬け(かなり甘い)をつまみに頂く。
コーヒーというより、カルダモンのハーブティーという美味!
  
「あっお相撲さんだ!」で、何関だ? ボクちゃんも正装でカワイイ!

ピクニック・テントのようなプレゼンテーション、中はアラブ座敷。砂漠でやるのかなぁ…
 

中東と言えばドバイに行ってしまいがちだが、サウジも観光や不動産開発&海外投資にも窓を開き始めたようだ。

アラビア音楽が流れる中、アラビアン・ナイトを堪能し
台風直撃を忘れて過ごしていたら……外はエライ暴風雨になっていた。



ヤマギワ Lighting Lab.

2007年09月05日 | 住宅業界
ヤマギワ リビナ本館の地下に、「Lighting Lab.」が9/8にオープン。
インテリアと照明手法の最先端を実体験できる、シュミレーションスペース。
スタッフが照明プランの提案をしたり、設計家やコーディネーターが施主を連れて来て提案する場となる。
ここはマンションのエントランス照明を提案

どんな照明が洗面ではキレイに見えるか比べたりできる。蛍光灯型のLED照明も、階段などに使う。
   

クリスタルシャンデリアもLEDで照らす。 折り上げ天井にLED照明を加えると、クラシックな照明器具も新鮮に。シャワールームの天井照明は、七色に変わるLED。気分で変える・・・自宅ではねぇ。
 

リビングルームのプレゼンテーションでは、照明の他にホームシアターのセットも総合提案。スクリーンの上げ下げや照明の調光を、タッチパネルで手元操作。


今日ご一緒したのは(株)えんworks代表の小川さん、照明のプロなので教えて貰いながら。
6階で開催中の「時が創る光景」展も覗いてみた。
光の茶室「FourSeasons」

団塊世代、移住し平屋

2007年09月05日 | 住宅業界
パナホームがシニア市場を狙った平屋住宅『ふたりスタイル』を発売。(9/5、坪単価59万円~)
昨今メーカー各社、同様に平屋住宅商品を商品化しているところではあるが、
興味深いのは団塊世代の住まいニーズを各種調査から【都市から田舎への移住】にフォーカスした点。
【東京→岡山の54歳移住事例】
[移住・住みかえ支援機構](ハウスメーカー中心に設立)の“50歳以上のマイホーム借り上げ制度”を活用し
移住先での平屋新築を推進する。

既に「沖縄移住セミナー」やふるさとセミナーを開催し、団塊の移住ニーズに手応えを感じているようである。
松下グループの≪UD基本6要素≫も取り入れ、“田舎でエコライフ”をアピール。


福岡では宿泊体験のできる平屋オール電化「エル・パナホーム」も展開中。
 松たか子を挟んで広報の井筒さんと。

リクルートの調査では、団塊世代[60歳前後で、新たに住まいを購入・新築する希望者]は約13%。
東京圏の団塊世代の移住希望者は約26%(複数居住含む)。さて、実現するのはどれくらいに?
このような商品サービスおよび行政支援によって、その数も増えて行きそうだ。

積水ハウスとST.REGIS

2007年09月03日 | 住宅業界
2010年に大阪・本町に竣工予定の積水ハウスの開発プロジェクト(仮称)本町ガーデンシティ。
御堂筋と本町通の交差点、南東の角。関西人には‘元はイトマン’と言えば分かり易い。
 
今回、「都市再生特別地区」の適応を初めて受けた132メートルの超高層ビルの誕生となる。
(御堂筋は従来高さ60メートル規制)

その11-27階に入る「ST.REGISホテル大阪」はスターウッドグループの最高級ブランドであり日本初上陸。
                    (今後、京都はじめアジア地区ではリゾート含め計画が目白押し)
 
積水ハウス和田社長、スターウッドホテル&リゾート ミゲル・コー アジア太平洋地区統括社長が
リース契約締結の会見をウェスティンホテル東京(スターウッドグループ)で行った。

「ST.REGIS」ホテルがニューヨーク五番街で1904年に開業して以来の、名高いバトラーサービスや
カクテル「ブラッディ・マリー」を世に出したバーテンダーなど・・・歴史も紹介された。
ちなみに創業者アスター氏は、かのタイタニック号で亡くなられた。
 
ST.REGISホテルは‘address’であるという表現どうり、今回のプロジェクトも大阪のランドマークになり得る立地。
(「御堂筋は大阪のシャンゼリゼ」と言われた時には、大阪人として気恥ずかしくなったが・・・・)

会見後は管弦楽も入ってフレンチのシェフによるフルコースの昼食会。
 
私は積水ハウス平林常務や「月刊ホテル旅館」の武田真理子編集長などとご一緒のテーブル。
                  (ラグジュアリーホテルの世界を教えて頂いた!)
素晴らしいシャンパン&ワインにキャビア、オマール、フォアグラ、トリュフ…とオンパレード。
  
デザートプレートには「ST.REGIS」ロゴがチョコパウダーで描かれて。
「ST.REGISのサービスを体験して下さい」と、日本・韓国・グアム地区統括ペール社長。
短時間ではあったが、開業を心待ちにさせるには十分なものであった。


‘あくまでも戸建てがメイン’、と言い続けてきた積水ハウスであるが、
既に大阪は難波にも同規模のプロジェクトが進行しているなど大型開発案件が続く。
さながら大阪の三井不動産状態!?  大手住宅メーカーは新築着工100万戸割れを前に、
都市開発や海外事業など事業ポートフォリオを広げざるを得ないのが現実である。


セキスイハイム Parfait2.0

2007年09月03日 | 住宅業界
積水化学工業から昨年発売された「パルフェ・マスターデザイン」。その性能が新次元に進化した新商品を
Web2.0になぞらえて『パルフェ・マスターデザイン2.0』として発表された。
 司会進行は月田部長

「最も売れている基幹商品の強化で上半期の巻き返しを。」と
 左から東郷住宅カンパニープレジデント、高下住宅事業部長。

進化のポイントは3つ、
●『GAIASS(ガイアス)』(複合型地震動吸収システム、国土交通大臣認定)により品確法・最高耐震耐風等級【3-3-2】を標準化
●『CLASS2.0』(C値2.0cm2/m2・Q値2.05w/m2k)で最高水準の気密・断熱性を標準化
●『新・あったかハイム』(全館暖房・床下蓄暖房システム)に加湿機能をプラス
 
価格を上げずに性能アップで、大手ならではの信頼を高めてゆく。

環境対策では、太陽光発電搭載住宅数No.1のセキスイハイム。
今回は耐震性をアピール。特に『GAIASS』では特別な耐震強化装置を付加しないため
従来の耐震システムと比べて、間取りの自由度が大きい。リフォーム時にも大胆にプラン変更できる。

年金不安で冷え込んだ建替え市場であるが、耐震だけは待った無しでユーザー喚起すべきテーマ。
坪単価66.3万円~、10/6発売。エンドユーザーの反応が楽しみだ。