VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ストック型社会論の概要

2008年03月27日 | 社会・文化
九州国際大学の次世代システム研究所長である岡本久人さんの講演「ストック型社会の概要」を聞いた。
この内容は福田首相の200年住宅ビジョンのバックグランドであり、岡本氏は仕掛け人でもある。
国交省の社会資本整備審議会住宅宅地分科会の臨時委員も務められ、業界からも注目されている方のようだ。

岡本氏は新日鉄八幡から、ローマ駐在ほかヨーロッパ生活の経験が約12年。その経験がストック型社会論のベースになっている。
 

賃金では日本が欧米先進国よりも高いのに、生活の豊かさが何故こんなにも欧州人と違うのか?
それは、高賃金によるストックレス日本社会の悪循環に対し、ストック社会を受け継いで来た欧州人には収入以上の〝ゆとり〟が生活にある。
それを象徴しているのがバカンスという時間であり、
「バカンスは〝人生はこれで良いのか?〟〝会社経営の方向性はこれで良いのか?〟と考え直す重要な時間。」将来を見据えた設計、判断ができるのである。
 
更に日本の賃金高はグローバル競争の中で致命傷になっている上に、その収入の投資先は中・印・米など諸外国に出て行き日本にストックされていない。
将来に何もストックできない、いつまでもアクセク働かなければならない日本人。この悪循環を是正しようとするのが
ストック型社会への転換政策であり、200年住宅はその先駆モデルとして世論形成の役割も担うということ。

ストック型社会政策を考える際に重要なのが、2050年〝達成すべき日本〟の姿からのバックキャスティング。
それを地域レベルで計画し、諸外国へ出ている投資を地元社会に呼び戻せる魅力的な投資先に仕立てる事を説かれた。
これは我が逗子市でも取り入れたい!

ストック型の街づくりの観点も、100-200年先からバックキャスティングし人口減少に対応する街・家づくりをする。
デザインにおいても、文化・社会を受けた風景→景観から街・家をデザインすると。
 壊す予定の家は長寿命にする必要無し

ストック型社会政策、200年住宅ビジョン(長期優良住宅)の次は、4月にも低炭素社会プロジェクトから
持続可能社会モデルの都市が10箇所設定され、福田首相からも次なるメッセージが出る予定という事であった。


ところで、今回の講演は[住まいの産業ルネサンス塾]主催のものであったが
今回で塾としての運営が終わることを事務局の若山氏からアナウンス。毎回名高い先生を呼んで頂き勉強させて頂きました。
 お世話になりました! 

逗子海岸、既に海水浴!

2008年03月27日 | 湘南・逗子の暮らし
お天気が回復して暖かくなった。今日は友人母娘が遊びに来てくれた。(現在、大阪梅田で「Portogalia」を経営)
家でランチを食べてもらって、逗子海岸へ愛犬Bethと共に繰り出した!・・・が、Bethが急に怯えて歩かなくなった!?
ソニアちゃんに、だっこをお願い・・・

ビーチに着くと今日は、暖かい風に静かな波。引き潮で海岸は広くなっていた。春休みの小学生、もう海パンで泳いでる!
 Bethも回復
向こうに江ノ島が霞む。 防波堤では、ハゼ釣りを楽しむ親子が・・・小さいけど結構獲れてる。
 
ソニアにアリス、子供達の成長に驚きながらも嬉しい再会だった。 Bethもビーチを楽しんで私と‘High5’
 

JHF理事長に聞くサブプライム問題

2008年03月24日 | 住宅業界
住宅金融支援機構(JHF,旧公庫)と日本不動産ジャーナリスト会議との意見交換会に
島田理事長はじめ三井副理事長、金森理事などが揃ってご出席。 山崎広報グループ長が司会進行(右)。

独立行政法人となって1年、構造改革など合理化を進めるなかサブプライム問題で不透明な事業環境にあるが
その市況の見立てについて島田理事長から「アメリカの住宅金融市場とサブプライム問題」と題してレクチャーを頂く。
島田理事長、欧米の要人と交わした情報なども。
サブプライム問題の構造を各種データと共に解説された島田理事長の見解では、
住宅価格などの市場環境悪化は3-4年続くが、金融システムの問題は今年中に目途が着くと。

サブプライム変動型の延滞率が最悪でも20%、その半分は住宅担保でカバーできるなどの数値から
バブルロスのダメージは米国のGDPからすれば、バブル崩壊当時の日本の1/10くらいのものと。
とは言うものの、2007年に続き2012年にもリセットのタイミングで破産者が増加する可能性もあり信用不安、市場心理は暗い。
公的資金投下の判断に大統領選も絡んで、期待と不安にしばらくは上下するのだろうか。

独法となった公的機関の中で「これだけビジネスモデル自体が変わった法人も無い」と島田理事長がおっしゃるように
直接融資を廃止し証券化支援が事業の柱になった、その事業状況も山崎広報グループ長から報告。

改めて驚いたのは「フラット35」証券化支援事業の全住宅ローン市場におけるシェアは、4%にまで減少している。
民間銀行への市場開放は達成したが民間は短期・変動ローンが多く、この数字を見て先の金利上昇が不安になった。
一方で、証券化支援業務は累積18.7万戸強と(年間5万戸台)その程度の規模で事業採算が合うのかと疑問も・・・
しかし住宅ローン債券(MBS)発行額は累積約8兆円、投資家からの支持は根強いということであった。

買取申請戸数では日本住宅ローンなどのモーゲージバンク24機関が、戸数全体の50.6%と半数を越えたということ。
課題としては、戸建住宅と地方エリアに弱い点。今後、エンドユーザーへの認知、指名を高めるためにもプロモーションも強化している。

後半は懇親会に場を変えて、JHF職員の皆さんも参加して情報交換をさせて頂いた。


既存住宅活性化プロジェクト

2008年03月19日 | 住宅業界
リクルート住宅総研では今期の調査研究テーマを[既存住宅活性化]に置き
ユーザーの中古住宅に対する意識やリフォームの実態を、日本とアメリカで同時調査し
日米の既存住宅流通数の格差要因が何処にあるのかを探った。

また、日本の新築/中古住宅購入者調査による比較分析も加えて、一冊の報告書「既存住宅活性化プロジェクト」にまとめ
今日、メディア記者や業界団体の方々への報告会を行った。
 
調査担当した島原研究員から内容を発表報告。    (進行役のVivien研究員)
調査結果内容については、総研ホームページにて。

今回の日米調査で気付かされた点は……
●中古住宅への障壁は、日本人の‘手垢?嫌いの新品好き’気質が大きかった(米国人比)
●家に手をかけない日本人とリフォーム・DIYに勤しむ米国人。
 リフォームの目的が、米国人の場合‘美しく、好みのデザイン’にする為に対し、‘快適性’を高める為の日本人。

まだ日本の住生活は、楽しみ・娯楽や趣味的領域に達していない事を再認識した。

中古住宅を購入しない理由に[見た目の美観が悪い点]が上げられるにも関わらず、
売り手としてはリフォーム投資できない現状があることから、今回我々はリノベーション販売を一つの推進策として提案した。

物件を買い取りデザイン性や耐震など性能を高めるリノベーションを施して再販。
中古以上、新築未満の価格設定でユーザーにリノベーション後の物件を見せて売る。
既に積水ハウスや東急電鉄など大手も手掛けるが、設計事務所系や不動産仲介業者など多業種が参入していて
北海道庁では、官民のプロジェクトでリノベーション物件の流通ビジネスモデルを推進している。

ストック時代に向け生活者の意識を変えて行く為に、既存住宅であっても夢のある住まいを沢山見せて行く事が大切であると思う。


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ところで、今日は私の誕生日だった・・・報告会に参加した日経新聞の長谷川さんが
それを覚えていてくれて、プレゼントまで下さった! Thank you so much!!
 

そして家では同じ誕生日の愛犬Bethと私用に、Timがケーキを用意していてくれた。
ナンだがグチャグチャの絵は、左が私で右がBeth!?・・・『サン・ルイ島』逗子店で「自分で書かせてくれ」と頼んだらしい。
                          (お店の方、ご協力有難うございます)
  
上海で買ったジャスミンの花茶を入れて・・・歳をとるのは嬉しく無いが、まだまだケーキは嬉しい御年頃!


トステム財団「中国建材市場の現状と課題」

2008年03月18日 | 住宅業界
(財)トステム建材産業振興財団が助成している研究会から「中国建材市場の現状と課題」について発表シンポジウム開催。
東京大学大学院の清家剛准教授と東洋大学の名取発准教授が中心となって、進められた研究発表に
 
中国当局から建設部の章住宅産業化促進センター産業発展処長や同済大学(先日訪問したので親近感!)の譚教授と
大連理工大学のハン教授に加えて、呉建築事務所の呉代表が講演およびパネラーとして登壇。

中国の建築市場は施工面積30億㎡(05年)、新築住宅市場は12億㎡(約1200万戸!)と日本の10倍の需要。
今後、都市への人口集中が進行し05年の都市人口5.5億人が、2020年に9億に達し都市化率が60%になる予測。
益々、都市の住宅需要は増えるばかりだが、現在、中低所得者向けの住宅不足と価格高騰の調整もあり
小さめ(90㎡以下)で低価格の住宅供給対策が行われている。米国との共同プロジェクトで1600戸のモデル住宅事業も進行中。
 
一方、環境対策も大きく掲げられ【節能・節地・節水・節材】がそのテーマ。ゼロエネルギー住宅の実験も行われている。
 
今後90㎡以下、全内装の日本型マンションが行政指導で増える事を前提に、
太陽光発電のような環境技術と共に日本企業のノウハウが生きる市場と期待が持たれている。

上海は04年にNYを抜いて、世界で最も超高層ビル(16階建て以上)の多い都市になったというデータも提示され
先日訪れ肌で感じた上海の勢いを、先生方のお話で裏付けを得られ納得できた講演会であった。

現地でも感じた事であるが、建材市場においても欧米企業が上海では歴史的な背景もあって先行しているが
今回のお話にあった〝環境技術・コンパクト住宅〟では日本企業にも進出のチャンスが大きい市場である。



旭化成ホームズ、マンション建替事業

2008年03月18日 | 住宅業界
旭化成ホームズが行ったマンション建て替え事業(同潤会江戸川アパートなど)の中でも、東京都調布市国領の公団住宅建て替えは
都市計画法による一団地住宅施設を廃止して行われた東京都初の事業として注目されていた。
今月末の竣工引き渡しを控え、業界関係者への見学会が開催された。

建て替えられた「アトラス国領」の周辺は公営住宅が立ち並ぶエリア。単調な板状棟が多いその中で、一際目を引く建物群(右手前)。
 
戸建てのヘーベルハウスを彷彿させるタイル色の外観。見学に先立って旭化成ホームズの都市開発部から事業内容の説明を受けた。
 
S39年に建築された公団住宅144戸が、H8年からコンペを勝抜きH17年に建替え決議採択までの経緯には
国交省・東京都・調布市と各々の法令・規制を乗り越え、新たな320戸に生まれ変わる興味深いストーリーがあった。
 
建て替え事業のキモは地権者との相談・対応力にあると思う。その点注文住宅メーカーとして施主との緻密な商談が本業の旭化成ホームズは、マンションディベロッパーより優位性がある。(本物件の住戸プランが80タイプ!)

今回も高齢の地権者が多く(60歳以上が60%)、区分所有法によって処分された不賛同2件など、そのご苦労も想像できるが
「今は皆さんこちらへのご入居を心待ちにしておられます。」と担当の方は開発冥利に!
 ビオトーブ風の池も 

今回は高さ制限の法令施行前だった事もあり、高層棟(10から14階)を一部採用する事でランドプランにゆとりが生まれ、小径と憩いの場が点在する設計が実現した。容積率に余裕があったケースなので新規分譲分で建て替えコストが賄えた希少物件でもある。
(従前の建蔽率20%容積率70%→建蔽率60%容積率200%)

 保存されたシンボルツリーや伐採木を利用したベンチ
 新規分譲分は206戸、こちらは5860万円/80.51㎡ 
分譲坪単価は@217万円(中心4000万円台~6000万円台)と周辺相場より高いが、残り10数戸まで販売済みということ。

今後、都心の新規土地取得は難しい中、建て替え事業に対する期待値が高まる。
郊外物件などの建て替え事業は容積率に余裕が無く地権者の持ち出しも多くなると予想される。
そんな物件こそ、事業主のコンサルティング力・ソリューション力がものを言う事になりそうだ。

三菱地所G、新中期経営計画

2008年03月17日 | 住宅業界
三菱地所グループの新中期経営計画(2008-2010)~アクション2010~を伺うために、
風間執行役員広報部長(左、4月から横浜支店長)を日本不動産ジャーナリスト会議へお迎えした。
  4月からは右の清沢執行役員広報部長に
三菱地所では06年にOAPの土壌問題での社長交代等もあり、社外取締役導入など経営の仕組みを再構築されてきたが
昨年末より藤和不動産サンシャインシティの子会社化など、積極的な投資にも展開している。

07年度の目標指数EBITDA※2000億円を大きく上回る、2384億円の予測。 
         ※営業利益+受取利息・配当+持分法投資損益+減価償却費 (キャッシュフローに近い数値)

コーポレートブランドも【人を、想う力。 街を、想う力。 ー私たち三菱地所グループはチェレンジを続けます。】と昨年再設定。
まだまだ〝チャレンジ〟が足らないと、外からは見られている事を意識したという。

売上・利益の中心は、丸の内を中心とした不動産保有事業ではあり、第二ステージに入った丸の内パークビル(09年4月)など再開発も続く。
不動産開発(売却前提)はオフィス・住宅の他、商業施設やNY・Londonの海外案件も。

そのように‘日本の大家’的、三菱地所にとってもグローバル化はコア戦略。
バブル時には海外でも存在感の大きかったJapanMoneyであったが、今の三菱地所は不動産投資マネジメントという形でもグローバル展開を目指す。

2010年度の目標は、先のEBITDA3000億円。その前提には営業収益12200億円、07年比55%増という成長目標だ。
中でも住宅事業は藤和不動産を入れ、倍増以上の拡大領域になっている。

利益面では賃料推移(全国全用途)を2011年@26000円/坪と、15%増の見込みを
前提に
空室率が0.55%と低い丸の内は@70000円/坪(1フロア借り)と新規ビルは上昇継続という事でビル事業が強含みである。

お話を聞いて若干、巷の経済環境とのギャップがありしっくりこない感じもしたが
開発案件など先がある程度読めている三菱地所の事業、JapanPassingと言われながらも東京中心の需要は根強いと言うことのようだ。



この会場、プレスセンタービルにある日本不動産ジャーナリスト会議の阿部代表幹事の事務所に伺った。
ここには新聞社の支局や記者事務所がズラーッと並んでいる。その一室、角部屋が阿部氏の事務所。

ワンルームであるが立派なデスクとソファーが置かれ、雑然とした所が記者の事務所らしい。
伊能氏とお打合せ。
こんな事務所を持てるのは大手新聞社で実績の有る阿部氏ならでは。ナカナカ空きも出ないし簡単には入れないようだ。

日米テニス親善 at.池子

2008年03月16日 | 湘南・逗子の暮らし
所属する逗子テニスクラブの恒例行事、米軍住宅地内(逗子市池子)での日米親善試合。
逗子市民と米軍住民との友好を深めるべく調整を図られた、菊池市議会議員が御挨拶。身分証明書を見せて米軍住宅地内に入る。
  
男女混合の団体戦、親善試合と言っても米軍からはお一人の参加のみでクラブ内の練習試合のようなもの。
 
米軍代表のMr.Hirata(右上、サーブ)は日系米国人なので、日本人と見分けがつかない・・・
Tim(左下)の方が、米軍関係者のように見える・・・このヘナチョコサーブは私。 
 
6チーム総当り戦で、優勝は女子ベストプレーヤー甘粕さん(中)擁する赤チーム。賞品のPrinceバックをGet!
  全員に賞品有りのお楽しみ!

一日一緒に頑張った4位紺チームの皆さんと集合写真。お天気で怪我も無く何よりでした。帰って賞品をBethに披露! 
 (私:サンバイザーとTim:ラケットカバー)

三井不動産G、社長懇談会

2008年03月11日 | 住宅業界
恒例の三井不動産グループ記者懇談会、日本橋のマンダリンオリエンタル東京に19社の会長・社長が集まった。
三井不動産の岩沙社長がご挨拶、不透明な不動産市況について
 
「日本も影響を受けるものの、オフィスマーケットは需要が強く供給不足。地方含め安定マーケットである」
「住宅は優良な物件以外、全体に価格は調整・減速局面」と。 そんな市況予測の中、三井不動産グループは
今期史上最高決算を向かえ、経営計画[新チェレンジ・プラン2016]のもと2009年度は営業利益2200億円を目指す。

私が関係する三井ホームの中村社長、記者仲間と囲みでお話を伺う。広報宣伝関係が社長の管轄になった事情を伺ってみたりした。
 広報:国光さん(中)が営業部に異動!?
日本ツーバイフォー建築協会の皆さんや、業界マスコミの方々。
 久しぶりの日経:長谷川さんと
上海で御一緒した新建築社の方もいらっしゃった。


経団連の副会長に岩沙社長が就任するということ、住宅・不動産業界からは初めての事。経済界の内需への期待が感じられる。


逗子市[ほととぎす隊]発足

2008年03月09日 | 湘南・逗子の暮らし
逗子市まちづくり基本計画が議会承認され、今後その具体的な計画実行に向けて
市民が積極的に関わってゆくための組織として【ほととぎす隊】が結成された。
※‘ほととぎす’は市内在住だった徳富蘆花の著書「ホトトギス」に因んだ命名

ボランティアで参加表明した90人の隊員(?)のうち、結成会には約70人が集まった。
私はまちづくり審議会でご一緒している委員の方々に誘われて顔を連ねることにした。

まちづくり基本計画の管轄である市の環境部まちづくり課が事務局として入り、伊藤副市長(左中)に続いて平井逗子市長(右)がほととぎす隊に期待することなどを述べられた。
 
今後、まちづくり基本計画推進会議が市長の下、設置され、ほととぎす隊との連携についても説明があった。
 まちづくり課上市課長

その後、自己紹介をして隊員はとりあえず住所地区別に分かれグループディスカッション。
私は山の根地区の皆さんと意見交換。全体の進行を審議会仲間の田中さん(左)が今日の議長としてまとめる。
 山の根地区は前北氏が発表

まちづくり基本計画は元々、市民会議(100人以上)の場で数年に渡り練り上げられたもので
その延長線でここに参加されている方が6割と多い。他に環境活動をしている方々なども。

このようなボランティアの組織は、通常リタイア組の高齢者集団になりがちだが(逗子は特に)
今日は、逗子市へ転入して日の浅い3-40代の若い市民の参加も見られた。
そんな中で、私もまだ10年の新参者。審議会とは違った形で地元を知る機会になりそうだ。


梅が満開・・・2階バルコニーではお隣の大きな梅の木が芳しい。Bethもウットリ。右の2枚はウチの庭の枝垂れ梅。
    

後輩と25年ぶり再会・・・

2008年03月07日 | Friend
東京で仕事をしていても、我が大阪府立高津高校出身の仲間と仕事で偶然出くわす事が思いの外多い。
その一人、イタリア大使館の辻田さんは1年後輩だった。という事で、同じく1年後輩の電気新聞の上田くん達と集まった。

霞ヶ関、新しくなった東京倶楽部ビルディング・霞ダイニングの「頤和園」にて。紹興酒からデザートまで・・・
  
辻田さん(左)が連れてきてくれた後輩2人は、奇遇にも私と接点の有る2人!タマゴちゃん(右)と、ヨウちゃん(右写真の右)だった。
 25年ぶり?!
虎林さん(上右写真の左)は、もう少し後輩だが実はリクルート大阪時代に研修でお世話になった事も!

今日は富山からやってきた上田くん、ご苦労さん。 遅れてきた同期の田前ちゃん・・・CMづくりで医薬品メーカー広報も忙しい御様子。
 

大阪のノリに懐かしさが溢れると同時に、後輩達の成長ぶりに関心することしきり!皆、立派!!負けてられまへんわぁ~~

プレハブ建築協会、活動報告

2008年03月07日 | 住宅業界
プレハブ建築協会が今年度の活動報告を記者向けに開催。

200年住宅ビジョンによる「長期優良住宅」認定制度や長期保証システムが絡む住宅履歴書の運用などの住宅政策が動き出し
俄然、その分野ではトップランナーとしての存在感が増すプレハブ住宅(工業化住宅)。
加えて環境への取り組みも大手上場企業が揃うプレハブ建築協会は、先行した取り組みで成果も上げている。
2010年CO2排出15%削減(1990年比)

そんな各ワーキンググループからの発表の中で、私は[環境分科会まちなみWG]が発表された【まちなみ景観評価】に関心を持った。
街並みを社会的な資産とするときに、価値ある街並みとは?という疑問にぶち当たる。
そんな街並みの評価ツールが4月にリリースされるという事で、楽しみにしたい。

会見後は懇親会、菊田専務理事はじめ協会側の御挨拶を受けて懇談後
 
記者代表で加藤憲一郎さんが発表会の感想を述べられ、今後も協会各社との情報交換が深まる事を期待された。




オリンピック仕様のビエラに小雪&綾瀬

2008年03月06日 | 社会・文化
プラズマTV市場で7割のシェアを占めるPanasonicの「VIERA(ビエラ)」。
オリンピックYEARの今年はフルHDと37V型以上の大画面拡販を狙い、新商品発表会には小雪と綾瀬はるかも登場。
 松下電器産業の西口本部長
想定売価:プラズマPZ800シリーズの50V型【約50万円】、42V型【約37万円】。液晶LZ85シリーズの37V型【約24万円】

オリンピックYearはテレビ売上が増大するが、北京は時差一時間なので決勝がゴールデンタイム放送。
テレビに釘付けにすべくハードメーカーも販売合戦が本格化する。(4月20日発売)
  
パナソニックはその名も「パワーアスリート画質」と名付けられた新世代PDP搭載の‘臨場感’が売りのスポーツ仕様で攻勢をかける。
(比較画像で黒の表現力やハリウッドムービーで培われた広色域対応を確認)

クリアピクチャーパネルで外光の映り込みも低減し、フルグラスフェイスでフレームに段差が無いシャープなデザインになった。

録画やシアター装備への「ビエラにリンク!」では、「番組キープ」ボタンで一時停止から録画開始し
追っかけ再生で早送りして見る機能など、機械音痴の私には到底使いこなせない機能が満載!

住宅機能とも連動し、セキュリティーや来客対応がビエラで確認できる。
 

さてお待ちかねのCMキャラクター、小雪と綾瀬はるかの登場!今回はCMのコスチューム、小雪はチャイナっぽいドレスで
  
はるかちゃんは、応援団チアの設定なのか普段着風ボトムで…並ぶとかわいそう。
歩く姿も、‘女優~!’な小雪と‘隣の妹’的なはるかちゃん。さすがターゲットが広いパナソニックのキャラクターである。
 今回のお土産、北京オリンピック仕様のSDカードが5枚!
カルガリー以来20年間オリンピックオフィシャルスポンサー、Panasonicならではのジャーナリスト大喜びプレゼントだった。

上海見聞録:無事、帰宅!

2008年03月03日 | 上海2008
最後の夜は[RENDEZVOUS(MERRY HOTEL SHANHAI)]に宿泊し、朝食ブッフェで見つけた〝茶タマゴ〟。
昨夜、コンビニで日本のおでんのように売られていたのを「結構、美味しいですよ」とMr.佐藤に聞いていたので
一つ取って食べてみた。お茶で茹でられているので香ばしい香りはするが煮タマゴのような味は付いていない。健康的?
 和洋中の中、お粥など中華系を取って食べた。

浦東空港へ向かう車の中から、早朝の上海の風景を楽しんでいたら「IKEA」が見えた。上海でも人気とマダムFloraが言ってたなぁ・・・
さて、帰りも当然ノースウエスト航空〝1万円〟の往復チケットで搭乗。帰りは2時間半程でエライ早かった。
  
ノースウエストの良かった点は、成田経由便なので日本で降りる日本人は少ないので入国審査には列無しスルー。
 
自宅に戻ると、玄関でBethが目をむいてお尻振り振り大興奮のお迎え!

さて、この上海の旅で実感したことは住宅産業の現場や不動産NewRichの実像など沢山あるが、
何よりも、庶民の労働者達がキラキラしていたことが一番印象に残った。
布市場から美容室、お茶屋、ラーメン屋とどこに行っても・・・特に若者の目が日本と違う。最低賃金は未だ約12000円/月というのに。

〝頑張れば良くなる〟という確信。これが経済成長時代のパワーなのだろう、今の日本の豊かさが色褪せて見えた。 


上海見聞録:最後の夜は雑技団

2008年03月02日 | 上海2008
一日中、上海の住宅見学にお付き合い頂いたMr.佐藤オススメの上海雑技団を見物することにした。
上海の雑技団は2つ有るようで、私は共和新路にある会場で『ERA Intersection of Tim』という演出をしているものを見た。
  
円形の会場は満員では無いが、白人の団体観光客が多かった(欧州人のようだ)。
飛んだり跳ねたり、間近で見るので迫力がある。最後はお決まりの金網バイクShow!この方々がライダーです。(女性も)
 
私は180元の席でしたが、中国文化の一辺を十分楽しんだ気分になります。