さて、今日は12時過ぎにはTGVに乗ってパリ、CDG空港へ向かわなければならないので
市役所での取材を終え(1時間半位、話込んだ・・・)、街中へ『車の無い日』カーフリーデーの様子を見学に。
小雨が降り出し、ベニスのような風景に。 水曜日の午前中だという事もあって、レストラン街のメインストリートには人も疎ら。
おっ、パリにも居た、このタイプの自転車オジサン(左)。バス・タクシー・電気自動車はOK。
右は昨日の夕方、同じストリートで撮影した様子。
市の中心部およそ1km四方を、AM7:00~PM7:00の間、車を入れないZoneとする。
その出入口道路となるポイントでは、警察やボランティア(主に市の職員や大手会社員)が
許可する車が来た時にゲートを開け閉めする。市の外周部にある駐車場と中心部を結ぶシャトルバスは電気自動車(右)。
Park+Rideシステム
市の業務用自動車は殆ど電気自動車というEV先進都市(左)。ガソリン車は迂回路に誘導される。
12箇所のゲートが設置されている他、その外周は緩衝エリアで運転手への事前ガイドをしている。
私達は市役所のセバスチャン氏が、市のレンタル電気自動車『LICELEC』に乗せてくれるというので Let's Go!
市内7ヶ所に55台の電気自動車が24時間自動レンタルシステムで稼動している。 登録者は400人。
セバスチャンのカード
外から窓のシールにカードをかざすと、ドアのロックが開く。
運転席の横で暗証番号を入れる、とエンジンON! ECOドライブ・モードのセバスチャン。 小雨の中を自転車で走る親子。
「実は電気自動車での問題点なんだ・・」と教えてくれたのは、電気自動車はガソリン車のようにエンジン音がしない為
後ろに車が来ている事に、歩行者や自転車が直前まで気付かないという事。 でも決してクラクションは鳴らさない。
車の無い、静けさを取り戻すのが、カーフリーデーや街づくりの趣旨だから。 丁度、下校時になって歩行者がたくさん。
朝、ジョギングした公園道だ! 車で閉鎖エリアの内外を回ってもらった。
ゲートのボランティアも職場仲間なのか、ご陽気に楽しみながら過ごしている感じ。
La Rochelleのカーフリーデーは、1997年「La journee sans ma Voiture(マイカーの無い日)」以来11年目になり
イベントの要素(マルシェ開催、BBQランチ、自転車イベント、マラソン、ローラースケートイベント・・・)があるものの
日本の歩行者天国とは違って、環境型まちづくりのプロセスとして市民が受入れ、車の無い日が板に付いているように見えた。
結果、市民の車に乗る機会は日常でも減っているという。
ただ、La Rochelle市は人口が増加しているので、車の台数自体はまだ減るフェーズに無いようだ。
その人口増加は、60年台に82,000人→80年代には72,000人にまで減ったのち
20年前に大学を誘致(フランスで最後に新設された)、大手メーカーの誘致などとともに
環境政策やモビリティ政策が、この街の魅力となってパリからリタイア層が移住する人気の街になり
現在人口80,000人まで回復し増加中という成果である。
私のパリの知人がたまたまセカンドハウスをLa Rochelle市内に持っていた事を
「なんで、こんな小さな街に偶然?」と驚いたが、その理由が良く分かった滞在であった。
海を眺めながら、古い街並みでゆっくり過ごす。文化イベントや豊富な海の幸などお食事も美味しい。
‘豊かな住生活’という日本住宅政策が抱える命題に、ひとつの回答事例を実感できた旅だった。
当日、日本に帰る私は、お楽しみイベントは見学せずに、アパートから駅まで電気自動車で送ってもらい
パリ・モンパルナス行きのTGVに乗った。(左、仏は改札機ゲートが無いので改札を忘れずに!)
地下鉄から乗り換え、何とここRER鉄道でも、スト! 電車は運行されているが運賃を取らず、親切に案内してくれた。空港まで無料乗車!
モノレールでターミナル1へ
いつも車で送ってもらうので、電車でCGD空港へ行ったのは初めて。
空港にはNicoleのご主人、Gillesも来てくれて、いつものターミナル1にあるレストランで食事。(オススメでは無いが、ここしか無い!)
最後もデザートしっかり! こんなに食べて来たのに、実は帰国後、気が付いたら体重が2㎏減ってた。取材頑張りすぎたかな?
ANAカウンターで「お荷物は一つですか?」と日本語で話しかけられ面食らった・・・帰りの機内食はシャンパンで、Au revoir
(やっとフランスBlogが終わった・・・ハァ、疲れた)
市役所での取材を終え(1時間半位、話込んだ・・・)、街中へ『車の無い日』カーフリーデーの様子を見学に。
小雨が降り出し、ベニスのような風景に。 水曜日の午前中だという事もあって、レストラン街のメインストリートには人も疎ら。
おっ、パリにも居た、このタイプの自転車オジサン(左)。バス・タクシー・電気自動車はOK。
右は昨日の夕方、同じストリートで撮影した様子。
市の中心部およそ1km四方を、AM7:00~PM7:00の間、車を入れないZoneとする。
その出入口道路となるポイントでは、警察やボランティア(主に市の職員や大手会社員)が
許可する車が来た時にゲートを開け閉めする。市の外周部にある駐車場と中心部を結ぶシャトルバスは電気自動車(右)。
Park+Rideシステム
市の業務用自動車は殆ど電気自動車というEV先進都市(左)。ガソリン車は迂回路に誘導される。
12箇所のゲートが設置されている他、その外周は緩衝エリアで運転手への事前ガイドをしている。
私達は市役所のセバスチャン氏が、市のレンタル電気自動車『LICELEC』に乗せてくれるというので Let's Go!
市内7ヶ所に55台の電気自動車が24時間自動レンタルシステムで稼動している。 登録者は400人。
セバスチャンのカード
外から窓のシールにカードをかざすと、ドアのロックが開く。
運転席の横で暗証番号を入れる、とエンジンON! ECOドライブ・モードのセバスチャン。 小雨の中を自転車で走る親子。
「実は電気自動車での問題点なんだ・・」と教えてくれたのは、電気自動車はガソリン車のようにエンジン音がしない為
後ろに車が来ている事に、歩行者や自転車が直前まで気付かないという事。 でも決してクラクションは鳴らさない。
車の無い、静けさを取り戻すのが、カーフリーデーや街づくりの趣旨だから。 丁度、下校時になって歩行者がたくさん。
朝、ジョギングした公園道だ! 車で閉鎖エリアの内外を回ってもらった。
ゲートのボランティアも職場仲間なのか、ご陽気に楽しみながら過ごしている感じ。
La Rochelleのカーフリーデーは、1997年「La journee sans ma Voiture(マイカーの無い日)」以来11年目になり
イベントの要素(マルシェ開催、BBQランチ、自転車イベント、マラソン、ローラースケートイベント・・・)があるものの
日本の歩行者天国とは違って、環境型まちづくりのプロセスとして市民が受入れ、車の無い日が板に付いているように見えた。
結果、市民の車に乗る機会は日常でも減っているという。
ただ、La Rochelle市は人口が増加しているので、車の台数自体はまだ減るフェーズに無いようだ。
その人口増加は、60年台に82,000人→80年代には72,000人にまで減ったのち
20年前に大学を誘致(フランスで最後に新設された)、大手メーカーの誘致などとともに
環境政策やモビリティ政策が、この街の魅力となってパリからリタイア層が移住する人気の街になり
現在人口80,000人まで回復し増加中という成果である。
私のパリの知人がたまたまセカンドハウスをLa Rochelle市内に持っていた事を
「なんで、こんな小さな街に偶然?」と驚いたが、その理由が良く分かった滞在であった。
海を眺めながら、古い街並みでゆっくり過ごす。文化イベントや豊富な海の幸などお食事も美味しい。
‘豊かな住生活’という日本住宅政策が抱える命題に、ひとつの回答事例を実感できた旅だった。
当日、日本に帰る私は、お楽しみイベントは見学せずに、アパートから駅まで電気自動車で送ってもらい
パリ・モンパルナス行きのTGVに乗った。(左、仏は改札機ゲートが無いので改札を忘れずに!)
地下鉄から乗り換え、何とここRER鉄道でも、スト! 電車は運行されているが運賃を取らず、親切に案内してくれた。空港まで無料乗車!
モノレールでターミナル1へ
いつも車で送ってもらうので、電車でCGD空港へ行ったのは初めて。
空港にはNicoleのご主人、Gillesも来てくれて、いつものターミナル1にあるレストランで食事。(オススメでは無いが、ここしか無い!)
最後もデザートしっかり! こんなに食べて来たのに、実は帰国後、気が付いたら体重が2㎏減ってた。取材頑張りすぎたかな?
ANAカウンターで「お荷物は一つですか?」と日本語で話しかけられ面食らった・・・帰りの機内食はシャンパンで、Au revoir
(やっとフランスBlogが終わった・・・ハァ、疲れた)