VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

INAX 新商品『La・Bath』

2008年01月30日 | 住宅業界
住生活グループとしてトステムINAXが経営統合して6年が経ち、
今日はシステムバスの共同開発の新商品を合同で発表した。(トステムの白井取締役とINAXの深尾取締役)
 
システムバスの商品ラインナップも2社の6シリーズから3シリーズへ集約され、今回は中級商品の拡大を狙った『La・Bath(ラ・バス)』を投入。
 
〝お掃除カンタン〟にこだわり、CMで注目の排水口『くるりんポイ』やタテのガラリ構造・パッキンレスのドアなどに加え
 
『キレイ床』が新機能として加わった。油をはじき、水となじむ特殊な表面処理でで皮脂汚れを床に付き難くする。
 
発表会では汚れ落ちの実演。〝ハイデザイン&ハイスペック〟も特徴、丸型ミラーや新しい壁デザインなどが展示された。
  『キレイ床』をアップ
(発売4月1日~、税込価格62.37~187万円工事費・オプション別)

『La・Bath』のもう一つの特徴は、リフォームに対応した商品であること。
壁載置寸法が44㎜→25㎜へ縮小したことで、今まで入らなかったスペースへも対応。
現在の売上シェアはリフォームが約40%ということであったが、ユニットバス・マーケットの概略を伺い興味深かった。

【年間販売台数約160万台】→マンション約80万台:戸建て約80万台(社宅などが幾分含まれていると思われる)
                   →マンション[新築約40万台:リフォーム約40万台]
                   →戸建て[新築約60万台:リフォーム約20万台]

戸建てのリフォームが少ないような気もするが、現場施工型がそんなに多くもないだろうに。
逆にマンションリフォームがストック住宅数の割りに普及しているということか。

何れにせよ、バス周りのリフォームは今回のような商品の進化と共に益々シェアが高まり、新築と逆転するのは間もなくのことだろう。





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