VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

東急のゴルフ場事業

2007年11月21日 | 住宅業界
東急不動産リゾート事業本部長の二見取締役が、
日本不動産ジャーナリスト会議の勉強会で「ゴルフ場事業のNEXT戦略」と題してご講演。
 
               (二見氏は会員制のハーヴェストクラブ事業の立ち上げに携わったいうこと)

東急不動産のリゾート事業は昭和33年の軽井沢別荘地販売に始まり、日本のリゾート業界を牽引してきた企業。
その中でゴルフ場事業は、昭和50年代・平成1-6年に次ぐ第三期にあたる積極開発の時代が平成16年からの現在であるという。
とはいうのもの現在は新規開発は少なく、バブル崩壊後の統合買収が進む形で事業拡大中。
下図のように、保有ランキングでは上位外資2社に事業提携した[東急・太平洋]グループが3位とその様子が伺える。
      
2006年からは会員権相場(上グラフ)も団塊世代の「退職前にゴルフ仲間を築きたい」という実需で回復した。
東急不動産の会員顧客も50歳代が半数、価格も100万円台~500万円台と手頃になっているが投機買いは一切無いと。

お話で面白かったのは、リゾート事業の中でもスキー場事業の浮き沈みだ。
昭和62年「私をスキーに連れてって」の時代、H4年にピーク(私も覚えがありますねぇ~)の規模だったが
現在は半数にダウン・・・昨今は北海道を中心にオーストラリア人・香港人などでスキーリゾートは支えられている。

それに比べると、ゴルフ人口は92年の約10200人→04年8500万人で下げ止まり
藍ちゃんに始まりハニカミ王子人気や、団塊世代や女性層と人口が持ち直したということ。

今後は東急不動産グループのハーヴェストリゾートやホテルとゴルフ・スキーの総合リゾート開発による
相乗効果を一層高めながら、単体のゴルフ上ではパブリック運営と一線を画した質の高いサービスを目指すという事であった。


ちなみにゴルフといえば先日・・・3年ぶりにゴルフをした私。
住文化研究協議会の旧メンバー方々と、この度元東京ガス役員の田熊さんが
大利根カントリークラブの支配人に就任されたということで集まった。
お天気のなか名門コースでPlayさせて頂き、見事にブービーメーカーを勤め上げることができました(!?)
 ご迷惑をおかけしました・・・




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