Aonsiwate Blog

フライロッド・漆器製作と岩手のくらし覚書

師匠

2018-05-16 07:08:54 | エキチカの漆市

安代漆工技術研究センター(通称漆器センター)で指導にあたる冨士原文隆氏。

毎年技術を持った人材を送り出しています。我々の師匠

下画像は「合鹿椀」

漆塗面の光沢感(漆の硬化速度調整と乾燥風呂の湿度調整)

すらーと流れる刷毛の流れ(刷毛の状態を維持する技術と刷毛を持つ手の技術)

研修生はこれを目標として練習します。

 

下画像は「四つ椀」

 

塗りの精度を見ると、自分の未熟さを感じてしまいます・・・

 

下画像は「クルミヌ器」

木地にクルミの木の中身を抜いた皮を使用。

ロクロで挽く木地を使用しないという画期的な手法で、

日本クラフト展で最優秀賞を受賞しています。

 

 

 

 

 

 

明日より開催の第3回エキチカの漆市で展示販売予定です。

長年八幡平市で指導にあたられた師匠、

教えを受け、それぞれの得意分野で教えを深化させてきた10人の研修修了生の

仕事を展示いたします。

 

「第3回エキチカの漆市」5月17~21日(10:00~21:00最終日は19:30まで)

盛岡駅フェザンおでんせ館BF カワトクキューブミニ特設会場 後援:岩手県

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。