昨晩より雪。結構積もる。
今日は昼間の仕事の最終日で、離任式。
震災から４年。あっという間だったなあ。
やり残してしまったことは、たくさんあるけれど、
多分、このまま進んでもやり残しはその都度出る。
時間は、来たのだろう。
伝えたかったこともある。
伝えたが、多分、伝わらなかった。難しい。もう確認もできない。
この辺、私は不器用だ。時間は、戻らない。
ここしばらくで、グッと雪解けがすすみ、
川は雪解け水で増水している。
釣り用語（？）では「雪代（ゆきしろ）が入る」と
言ったりします。
河原には、スイセンのツボミが。
咲くのが楽しみです。
なんでもない、牧草地脇の水路。
蚊柱が立っていました。今年初蚊柱。
早くも蜘蛛の巣が出来ていて、
蜘蛛が羽虫を捕食していました。
冬は、終わったんだなあ。
犬は、かすかに残った雪で、
名残惜しそうに、コンパクトに、雪浴びをしていました。
花の写真を撮るのが結構好きだ。
うまく撮れないけれど。
花をいただくと、かなり長時間撮ってしまう。
もう少しすると百合も開くなあ。
この白い花はとてもきれい。
なんという花だろう？
ここ二三日、暖かい。
春の気配がものすごい。
雪も随分融けた。
私は・・・
実家の事務仕事、渓流解禁向け釣竿オーダー品の製作、
退職・転勤記念品の製作、確定申告・・・・・・。
あと、昼間の仕事のひと段落。
を終えて、気が抜けたためか、風邪をひいています。
インフルエンザじゃなくてよかった。
私は、1990年代のなかば、25歳の時に、神奈川から岩手に越してきました。
まったくあてのない転居で、怖いもの知らずだったのだと思います。
自治体の仕事をしていましたが、体調を崩し、神奈川に戻る気にもならず、
大船渡でフラフラしていたところを、地元書店の社長に助けてもらいました。
５年間、大船渡で暮らしました。
港に近い、野野田の二階建ての借家が住まいでした。
二階の窓からいつもウミネコが見え、横を流れる須崎川のヤマメも見えました。
体調を整え、結婚し、シーズン中は盛川・気仙川を釣り、
フライロッドを作り、1999年には起業しました。
私の「今」は大船渡の野野田から始まった、と思います。
今でも、野野田の潮を含んだ空気を思い出せます。
その後、地の利を求めて西根町（現八幡平市）に転居しました。
津波で、野野田はなくなりました。直後の写真では、なくなった、というより、
瓦礫の山に、変わりました。
無事だった人、無事ではなかった人。
私は、ずっと、苦しいです。ずっと。