本日から数回に渡って、大人の文房具「ガラスペン」をご紹介いたします。
スマホやパソコンでのテキスト入力が当たり前で、手書き文字を書くことが減った現代人。パソコン病などと言いまして、読めるけど書けない方、ほんとに多いですよね。
多分、そういう方には無用の長物、ガラスペン(黒笑
Webでご紹介して反応があるだろうか…と若干心配(ゲフ、ゲフン
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画像をご覧いただけば分かると思いますが、宝石のように美しいでしょう?眺めていると、時を忘れる美しさ。
ガラスペンは、自分のために日記を綴る、誰かに想いを伝える時に、文字や言葉に想いがこもると信じる方におすすめ。
ガラスペンは、明治35年に風鈴職人がガラスでペン先を作り、それを竹などの軸にはめ込んで筆記用具として作ったのが始まりとか。当時、輸出品として、人気が高かったそうです。
今では世界各国で作られている、美しいガラス工芸です。日本発祥とは驚きですよね。
ガラスペンで書く時には、水性インクを使用します。万年筆のように、カートリッジ分を使い切る必要もなく、色を変えたいと思えば、その場で水洗いして、次の色に挿して書ける気軽さがあります。
今どきは、インクのカラーバリエーションは絵の具並みなので、気分次第で色を変えられることが良いところでしょうか。
インクの目詰りなんてこともございませんし、先端がすり減ることもございませんから、変わらぬ書き味が楽しめます。
では、問題の書き心地ですが、こればっかりは体験していただくのが近道ということで、店頭では試し書きようのガラスペンをご用意しております。
商品も、書き味を確かめてからご購入していただくようにしておりますので、出来ることなら、ご来店いただいて選んでいただけたらなと思っております。
一応、店主の感じたところをご紹介しますと、万年筆のペン先のようなしなり方はしませんが、ガラスの滑る感触は、硬いながらも優しく感じます。
筆圧をかけずともすらすらと書けるので、力を抜いてOK。普段よりも、自由なラインの文字が書けます。
線の太さは細字よりの中字。
ガラスペンは、想像以上に一定の細さで文字がかけますから、漢字という画数の多い文字を使う私達日本人には、線の太さで文字が潰れることがなくて、余白のキレイな文字が書けますよ。
次回は、ガラスペンの材料について、ご紹介したいなと思います。お楽しみに。
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