昨日の小さなお客様のお話。
夕暮れ時に、小学生女子4人組が「ガラスペンで、書いてみていいですか?」とやって来ました。
どうやら、中の1人が、前にママと一緒に試し書きを体験したことがあるようで、お友達を誘って寄り道しにきたようです。
「いいわよ、何色のインクで書いてみたいの?選んで」と言えば、「え、今すぐ書くとか、ほんといいのかな?ママに聞いてみないと分かんない」なんて言いだすのを聞いて、勢いで来てみたけれど、緊張しているのだなと気がついたわたくし。にっこりです。
「ママに聞くまでもないわよ。書いていいわよって言ってるのはこっちなんだもの、壊れたって大丈夫よ。でも、書いてみたら分かるけど、案外、壊れないものよ。」
姪っ子と同じくらいの年頃だな~なんて思いながら、事前の注意点を少し話して、ペンを渡しました。
最初の子は、インクをペン先につける辺り、おどおど。書きだした途端、「わー!何か、面白い!」おかげで、残りの3人もちょっとリラックス。
「何書こうかな?・・・思いつかないよ」なんて言う子には、みんなで「アレ書いたら?」「コレ書ける?」やいのやいの言いながらせっついて、ケラケラ笑い合うひと時でした。
みんなで書きながら始めた遊びが、中々面白かったのでご紹介。
●書き手が描いたものに、不思議設定をつけていく遊び。会話しながら書き足していくのが、面白かったです。
スイカ→縞が上手に描けなかった!ちょっと変かも!→きっと中身も怪しい→食べると何か起こるかも!?→どうなるの?→う~ん…真っ赤になっちゃうの→種も凄いんだよ→どうなるの?→食べたら真っ黒になるの!→黒いのヤダなーw→やだよね~ww→そう言えば、スイカの種食べるとお腹で芽が出るって言われたことある?→あるある、うちのパパは、お腹でスイカが成って破裂するって弟をビビらせてた→それ結構怖いよね→マジ怖い~w
●書き手が描いていく過程で、何を描こうとしているのか、当て推量ゲーム。
→画力の怪しさと、何故か物ではなくて、状況を描こうとするのでワケワカメ。途中の意見を聞いて「それ、いいね」と描こうとしていたものを即変更する柔軟さとか、もうカオス!とにかく大カオス大会で大笑い!
途中、入店してきたお客様が、嫌でも聞こえてくる会話があまりに微笑ましく、堪えられずににっこりです。笑顔伝播。
思いがけず楽しかったようで、女子達、描いた紙を持ち帰ってお家で話したかった模様「でも、この紙を切り分けたら、話がバラバラになるよ、どうしよう」と悩む姿が可愛かったので、また来て描けば?と言えば「え!いいの?」と嬉しそうな顔。
子ども達へ
いろんな体験をして、大きくなって下さい。見聞だけではダメですよ。ちゃんと、五感を使って、実感してみてね。その経験と知識は、今すぐは使わないかも知れないけれど、いつか役に立つ時がくると思うの。だから、また遊びに来て下さいな。
私もとても楽しかったです。
※子どもとだって楽しめるガラスペン。
文字だけでなく、絵も描けますよ。
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