鉄瓶職人・高橋大益作「黒丸」1.5L
軽さ、弦が倒れたり、蓋に空気穴があいていたり、水切れのよい注ぎ口、今どきのインテリアに馴染みの良いモダンなデザイン、高橋さんの考える使いやすさを形にしたような鉄瓶。
いわゆる伝統的な鉄瓶は、弦は固定、空気穴もございません。
でも水を水道から注ごうとすれば、弦は少し倒れてくれた方が入れやすいし、ガスの直火、IHだと空気穴が開いてないと沸騰して湯がこぼれて危ない。私達は既に、火の側にずっとついて見守る生活ではありませんからね。
4~5人分1度にお湯が沸かせます。一人暮らしなら朝沸かしてポットで保温で一日分。
鉄瓶を買う前には、まずは必要容量を確認しましょう。1度沸かして全部を賄うのか、何度か沸かして賄うのか、それによっても適する容量は異なって来ますからね。
たかがお湯を沸かすだけの道具ですけど、そのお湯がめちゃ美味しいので、「白湯がこんなに美味しいのかと思った」と買った方から感想をいただきます。お茶でもコーヒーでも特別な味わいになること請け合い。
鉄瓶はならし運転が必要な道具。連休中、時間と心に余裕がある時にならして使い始めるのおすすめ。ならしが終われば後は手間いらず。水を入れっ放しにしないようにするだけ。沸かして残ればポットに入れるか、鍋に移すか。
鉄瓶は一生使える道具、子や孫へ伝えられる道具。
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