随分と放置していた「注染手ぬぐい」の通販ページを更新しました。夏に向けた柄が増えております。
江古田散策で立ち寄った若い方達が「手ぬぐいってどんな時に使うのかよく分かんないんだよね」と話しているのが聞こえてきました。
私なんか、布おしめ世代だし、家庭では晒のふきん、古いものは雑巾に使ったり、汗をかけばハンカチやタオルよりも手ぬぐいで拭われた子供時代。晒(さらし)は普通に使われていた記憶。
汗拭くために作業している人が首からかけてる姿や、腰から下げて手を拭くおじさんとか、普通の光景でしたよ。あれ?青森の片田舎の農村育ちだからかも(苦笑
何しろ、昭和は遠くになりにけりな気分で聞いておりました。
すると、話を振られた女子が「え?何言ってるの?普通にハンカチとかタオルみたいに使ってるよ。柄が可愛いと使うのもったいなくて、引き出しにしまってコレクションになっちゃってるけど、基本布だもん、普通に使えばいいんだよ。ハンカチよりうんといいよ。」
素直な感想、ありがとう、です。
私だと、晒がどういう生地か、注染ってどんな染め方なのか、つい製品の説明に走ってしまいますが、そういうあれこれは使っていくうちに、他の何かと違うような気がすると、自然と調べて学んでいくものですから、入口はシンプルな方が通じやすいよな~と、勉強になりました。
友達同士、それぞれ違った趣味嗜好であれば、好きなもの、いいなと思うものを自然に情報交換しながら、互いに影響を受け合い、自分にとって好ましいものを学べます。
何でも気軽に言える関係は、大人になると作るのが難しくなるから、若いうちのお友達とは仲良くね、なんて。
手ぬぐいは、使い古して色あせてきても風情があるし、柔らかさが増して肌触りが良くなるし、古い友達と一緒。特別大事にしなくてもいいけれど、気付くと大事なものになっている、そんなアイテムだと思います。
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可能であれば、店頭で実物を広げて、染めの色合いやにじみを見ながら選んでいただき、和晒の手触りも味わっていただけたらと思います。
ムーミン柄も人気です
通販→https://goo.gl/iwqCPW
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和の心を贈る、伝統工芸と和雑貨の店
「暮らしを美しむ小道具の店 環」
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