船倉海岸の二カ所で護岸の試験をしてみた。
最初のころは無造作に積んでいた。
台風の高波で砂袋の大半が海に流されて
海中に埋まった砂袋を干潮時に拾い上げて再利用
破けたりそのまま流されてしまったり
打ち上げられた砂袋を拾って回っている。
人工海浜地では防波堤の壊されて散らばった石を拾って注いでいた。
階段状にすれば砂を集めることを知った。
コンクリートの階段施工を真似た。
瓦礫は凹凸があるので
それをうまくつなぎ合わせて積み上げるが
砂袋はそうはいかない。
並べて積んだどころは流されやすいように感じた。
積み方にも一工夫しなければならないと悟ったが
どう積んでも場所によっては
必ず流されてしまう。
学生の頃
安息角」をならった記憶をもとに
その場所での砂の安息角度を考えなけばいけないと思いついた。
今 その実験中である。
力学に弱いので
試行錯誤の繰り返しで失敗と成功を繰り返し
経験に基づいて次の段階に移る。
今年は台風の波のエレルギーを利用しようと思いついた。
台風2号ではうまくいった。
流され壊されもしたが案の定の位置まで砂が流されたが
積んだ砂袋の効果を実感できた。
それが励ましになり台風3号を待ちかねていた。
東に進路をとってくれたので
昨日までの作業は大成功
今日の朝活に出かけるのが楽しみだ。
昨日聞き取り調査の先生方に
話の続きができる。
浜の作業は
い一朝一夕のちっさな作業
毎日観察しベクトルを考える。
波と戯れる
泡の藻屑と波照間で・・・・。
泡 盛久保の人生そのもの。
久保先生と出会えてよかった。