田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

船の墓場・永代供養

2018-01-29 04:16:52 | 日記
楽天ブログを見ると

   


https://plaza.rakuten.co.jp/awamorikubo/diary/201201250000/


  試してみる。



  

 使われなくなって捨てられていた網などを拾ってきたので、
 この船の周囲を使って展示てみようと思っている。
 櫂やら銛、びくなどもあるから雨除けの造作をして、
 工夫したら保管場所にもなるだろう。
 船の墓場を想定してみる。

 船乗りになれなかった夢をここで叶えよう。





  われは海の子」をうたったこの海

 知り尽くしているつもりだが
 最近はここで泳いでいない。

 この夏は
 潜ってみよう。

 子どもの頃に帰って・・・・。

 新しい発想が生まれると思う。

      海からの発想を  もう一度。

   海洋牧場を考えてみよう。

  
 

袖触れ合うも他生の縁

2018-01-28 02:16:26 | 日記

  出会いと別れ


 会うは別れの初めとか・・・、最初から別れがあることを知っていれば良かった。

 良かったわけである。

 パナウル診療所・古川蔵書から「アミターバ(無量光明)」借りてきた。
 臨死体験をもとにして書かれた作品のようだ。

 死ぬ準備を始めたいと思うようになった。
 昨日は好きな庭いじりをして過ごした。
 暇になったら、
 年老いてからの楽しみに残して置こうとこれまで思ってきたが、
 これからかかっても10年はかかるだろう。
 
 屋敷林もどうやら整ってきたので
 主庭にかかる前に
 東側の藪の片づけにかかることにした。
 手始めにハランを移植することにした。
 このハランは先日亡くなった平静江先生の庭からわけてもらったものである。
 しーちゃん先生の庭を追想しながら書いている。




 ゴミ拾いを始められたことを聞いたとき、
 私もやってみようと思った。
 かれこれ20年前のことだろうか・・。
 やってみて
 恥ずかしくてできなかった。
 いいこと」なのに、とても勇気がいる事だった。

 海からの頂き物」の発想を書いたのは
 船倉海岸でしーちゃん」先生と出合ってからのことで、
 12年ぐらい前になりそうだ。
 そのころからせっせと海岸から砂を運んでいる。

 自分のために
 墓を造ってみた。




 祖父が火葬場に選んだ離れ島を眺めながらの作業、
 あそこを私の魂の宿る場所にしたいと思うようになった。

 海から陸に上がって
 また海に帰る 陸生の動物
 アマン(ヤドカリ)またはカニ(ジガン)のような生活史を遂げる。



 網にかかったのだろうか・・・?
 カニが捨てられてあった。
 亀の墓場にしていた場所に葬ることにした。




 縁があって
 漂着船(船越漁業協働組合所属)が私の屋敷にやってきた。




 石垣を積んでいる場所にうつぶせで流れ着いていたのを見つけた。
 翌日もそのままになっていたので
 やっとこさで起こして
 浮かべてみたが、浸水し打ち上げられたいた。
 一人では引き上げることもできないので、
 ゴミ拾いの方々に片づけてもらうつもりで、沖に誘導して流してあげたら、
 案の定、西の浜辺に打ち上げられていたのを、
 防災担当が処理することになったことから、
 私が引き取る覚書を交わすことになった次第だ。



 調べてもらって分かったことは、
 北陸震災で流されたようである。

 海流に乗ってここまで来たのか・・・。



 流された船たちの供養をしよう。
 そして航海安全と大漁祈願
 祈りの場所を造る楽しみが増えた。



 日々之好日。



 
 
 

狼狽の君

2018-01-26 05:22:06 | 日記
 
 夜桜の下で




 ブランコに揺れ

 かぐや姫を口ずさんでいた。

 植木屋になるために勉強していた頃のことだから、
 40数年前

 川べりに小さな公園(井田)が整備された。




 東京に出張があると、
 あの頃を思い出して数回この公園を訪ねて行った。

 公園の対岸の住宅街が区画整理のため様子が変わっていた。
 検討をつけて探してみたけれど見つけることができなかった。
 とうとう」
 あきらめがついた。



 去年の春
 地球環境基金のプロジェクトに応募したら運よく当選して川崎の会場に説明会に行った際、
 学生時代の面影探しの旅をした。

 海老名



 清水寺




 除夜の鐘を突かしてもらった
 鐘




 ミノムシを見つけたことも・・・。

 神代植物園では

 木瓜にも出会った。
 ピンク色の花に手をかけたら
 痛・・・、
 呆けたのかといって
 笑わせる。

 

 雨の日だった。


 」」


  説明会を終えた後は
 大森駅近くの居酒屋で待ち合わせ。

 平田篤胤~交響する死者・生者・神々~の作者の吉田麻子さんと再会。
 楽しいひと時を過ごした。

 あの世とこの世の境界の話は  尽きないが。

 あの世の君が  現実にやってきてしまった。

   蘇る。

 新宿御苑  皇居  

          若き日は過ぎ去りにけり 今ぞ知る 
                  有為転変も 老いの早きも




 





  ああ  東京の灯よいつまでも。








狼狽と蠟梅、そしてロウバイ

2018-01-23 04:30:13 | 日記

 一枚の写真をみて
 蠟梅かな・・・?
 
 想い出していたのは
 植物標本を提出する課題があって、
 標本を作った。

 その中に
 蠟梅の葉っぱがとても印象に残っている。

 葉脈が透けて見えたと思う。

 植物の名前を覚えるため、
 神代植物園に何度か行った。

 植物標本を作るのは大変な作業だった。
 はさんだ植物の新聞を取り替える作業を、
 スケート場で知り合った彼女に手伝ってもらった。

 蠟梅の名前の意味を調べて
 写真がロウバイだろうと思って、確かめたところで、
 手伝ってもらった彼女のことを思い出し
 狼狽してしまった。

 東京は大雪らしい。
 アパートから彼女の家まで、雪の中を歩いたことを思い出してしまった。

  人生

 明日のことは分からないというが・・・、
 40年ぶりに再会できた。
 その彼女に会えることになって、
 この島にも来てくれるという。

 彼女の家の近くに公園を造っていた。
 桜やらを植えていた。

 40年経ったら大木になって、満開の夜桜に出会ったのが去年の春。
 今年もまた
 東京に行く機会があったら
 桜に会えるだろうか。

 サクラチルの不合格通知をも思い出してしまった。

 庭のカンピザクラがぼつぼつと咲きだしている。
 彼女に語ったあの頃の僕の夢はほとんどが手に入った生活をしている。





 日々之好日。

 感謝しています。