祖父に牛は絶やすなと遺言されたように思い込んでいる。
「わが植えしガジュマル 牛舎まえ 形見と思え倒されず」
五七五になっていないが
そんなような句だったと振り返る。
植えしガジュマル 牛舎まえ 形見となりて 切り倒されず」
こんなものでいいだろう。
昔は牛は財産だった。
もしもの時は牛を売って
生活をしのいでいたような時代の話です。
農耕に使っていた時代から耕転機に変わってから
牛は子牛を売るために飼育されるようになった。
肉用牛生産農家と言われ我が家は3頭~5頭規模を維持していた。
祖父が亡くなってから1年ぐらいして最後の一頭を廃牛としてセリにかけた。
金水九号という銘柄が高値でセリ根がついたが
母が「不正」にしたので持ち帰った。
案の定 牛かいさんたちが自宅にやってきた。
競り値よりも高く買う」と交渉に来たのだった。
当時私は役場の産業課勤務だったので庭先販売は契約違反だと知っていた。
私が母をたしなめて結局は次の競りで
安く売ってしまった。
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賢い女牛売り損ねる」 と 「馬鹿正直は一生の宝」
を家族で演じたのであった。
若かりし頃の 思い出
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b4/9d6ccfff918767b594785f2df15706d6.jpg)
牛舎は当時の物としては最高の間取りと建築であると思われる。
堆肥板 尿為もあったが尿為は埋めた。
牛舎は改造して倉庫と物置に利用してベッドもあり宿泊もできる。
ここの有効利用もこれから考えたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/da/c4e1e6de5b915f2aa111a8c4c3fa13e1.jpg)
こんな時間になってしまった。
思い出がいっぱい蘇って書くスピードが乗ってこない。
ニワトリやアヒルも浮かんできてしまう。
止めよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ed/b6ab6cbc0f9c68baf73b5a23a7c68053.jpg)
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