日々是好日

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カラミンサ

2024-05-29 07:00:00 | 植物

長い花茎に小さな花が連なって、シソに似た姿の「カラミンサ」です。

花壇などに咲いていても、花だけを見ると唇形花なので、同じような形の花のサルビアの色違いだと思ってスルーしてしまいそうです。

でも、こうして葉に白い斑が入っていると”何となく違っている”ことが分かって、目に留まるかもしれませんね。

これは「カラミンサ・グランディフローラ」という品種で、一般的なカラミンサよりも花が大きいのが特徴です。

また、グランディフローラでも葉に斑が入っているものは、カラミンサ・グランディフローラ”バリエガータ”という名前になっています。

バリエガータは斑入りという意味です。

 

葉からはミントと同じような爽やかな香りがします。

日本では一般的ではないのですが、ヨーロッパなどでは普通に料理用スパイスとして利用されたり、ハーブティーとして飲まれていたりするようです。

宿根草でとても丈夫、手もかからず、植えっぱなしにしても翌年にはこんもりとした株になるようです。

 

[カラミンサ・ネペタ]

一般的に、カラミンサというと、グランディフローラではなく、『カラミンサ・ネペタ』を指すようです。

ネペタの方は、全体的に小さく、花の大きさは1.5cmほどしかありません。

花色は、白・ピンク・淡紫色があります。

 


[カラミンサ・グランディフローラ]

 

学名:Clinopodium grandiflora(Calamintha grandiflora)

 英名:Larage-flowered calamint

別名:カラミント

科名・属名:シソ科 トウバナ属

原産地:南ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア

 



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