道路脇に1本のひょろっとした草に白い花が咲いているのを見つけました。
どう見ても白いハギの花でした。
ハギは種類が多くて名前を特定するのが難しいのですが、『白花のハギ』ということで検索してみました。
いくつか候補が挙がったのですが、その中で特徴がぴったりだったのが「シロバナシナガワハギ(白花品川萩)」でした。
シロバナシナガワハギの特徴は・・・
① 日本中の道端や荒れ地などに生える帰化植物
② 茎が直立で多数枝分かれしている
③ 草丈は約20〜150cm
④ 花期は6月から8月で、白色の小さな花が多数咲き、穂状になる
⑤ 直立した茎に多数の葉がつき、葉は3小葉からなり、長さは約2〜4cm
今まで見たハギは大きな株になって、しだれた枝に花がたくさん付いているものばかりだったので、こうして直立したハギを見たのは初めてでした。
とっても可愛い真っ白な花でした。
このハギは元々は畑の緑肥となるので飼料として栽培されていたものが、現在ではほぼ帰化植物として、日本中に広まっているようなのです。
黄色の花を咲かせる”シナガワハギ”に似ていて、花が白色なので、シロバナシナガワハギという名前になったようです。
学名:Melilotus officinalis subsp. albusbr
英名:White sweet clover
別名:コゴメハギ
科名・属名:マメ科 シナガワハギ属
原産地:中央アジア〜ヨーロッパ