レニングラード国立歌劇場管弦楽団&東京ニューシティ管弦楽団の演奏。
指揮はヴァレンティン・ボクダーノフさん。
合唱は松下耕さん率いる耕友会の合唱団 The Metropolitan Chorus of Tokyo。
シューベルトのアヴェ・マリアをミロノワさんが歌い始めると、そこはもう大聖堂と化し
気持ちは敬虔なクリスチャン!になってしまいそうだった。
〆は当然のごとく第九でした。
西洋音楽の歴史が長い国の人々が演奏する名曲の数々に陶然とした聖夜。
細胞の隅々まで音階が染みこんでいる人々の演奏は安心感がある。
マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲は
始めて聞く曲だったけれど、ボグダーノフさんの大好きな曲のようだ。
彼がこの
曲を指揮すると、静けさがひたひたとひろがっていくようで心地よかった。 . . . 本文を読む