2017年秋のオオワシシリーズは、関西テレビ”よーいドン”の放映で「となりの人間国宝」の話題から始まった。
そろそろと機材を準備中に飛来の知らせを貰い7分後に現場に到着した。
発見者の岐阜羽島のOさんと連絡をくれたUさんに挨拶して「ようこそお帰り」のパチリは心ときめきだった。f-1
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いよいよオオワシのシーズンがはじまった。
ところが、オオワシは私の意に反しセンター前に通い出した。
早朝のセンター前。 f-2
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次の日もセンター前と繰り返しだ。浮き礁やブロックに弱ったり、死んだりして流れ着いた魚や鳥が一晩分有るからだ。
湖岸から500メートルは写真の限界オーバーの距離でどうしょうもない。それでも仕方なしに撮すことに。 f-3
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食事をして山本山に帰ると紅葉バックだ。 f-4
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近場でゆっくりの時もある。 f-5
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こんな日は殆ど飛ばず完封を何度食らったか。
神戸から来る写友さんは土日は殆ど飛ばず坊主の連続と嘆いていた。
その後も塒から直行便でセンター前へ等を繰り返しほとんどの方が来られた時は食事後で動かずの毎日だった。
オオワシの魅力は一番がダイナミックな狩りである。それを激写したいが私の夢、今年はBポイント近くにエリが出来ていた。
エリの周辺には魚が集まる。そこでの狩りは激写に近い。チャンス到来と6丁浜に出向く。
一人でいる時にそこへ飛んで来た。独占だったが北風で向こう向きの狩りだった。 f-6
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オオワシの一番かっこいい姿は1文字だ。この姿に魅せられる。 f-7
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一気に高度を下げる。これを戦闘機も真似ている。そこから狩りだ。 f-8
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今度は。 f-9
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また向こう向き。 f-10
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今日はオオバンだ。 f-11
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オオバンを狩るときは湖面を2-300メートル嘗めるように走りその中から獲れそうなのを鷲づかみする。
そんな大物を低いところで食べてくれる。電柱2本分の高さだ。 f-12
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時にはカラスに邪魔されたり。 f-13
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取水塔で食べたり。 f-14
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今年はブロブを見て沢山の方が漁港へ来られて、狩りを撮されていた。こんな感激初めてと病みつきに成られた人多数。
中にはトイレで現場をちょっとだけ離れた隙に狩りが終わっていたと残念がられる方も。
今年は寒かったが前半は雪景色に成らなかったが後半はまた雪の連続と成った。 f-15
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ん!だいぶんつもったわい!と f-16
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雪のすだれの日も。 f-17
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そんな日は風が強くオジロが度々出た。 f-18
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こんなやつも。 f-19
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2羽が揃ってオオワシの近くを飛んだ。 f-20
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オオワシは鳴いて威嚇したがオジロは知らん顔だった。
獲物のライバルのミサゴが来ると鳴いたりバトルしたり。 f-21
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朝山本山に来るとまたセンター前が度々だ。
強烈な風と波、オオワシは海ワシの風格だ。絵になるなぁと岐阜のIさんと。
こんな吹雪に4時間も付き合わされ低温症になりかけた。 f-22
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うあぁ カモがいっぱい!! f-23
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蹴散らして飛ぶオオワシ。 f-24
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晴天の日にはトンネルの上の松へ、私も速移動。かぶりつきだ。 f-25
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北帰の前日には3ヶ月暮らしたびわ湖や山々を懐かしむように飛び回ったおばちゃん、青空しょってが綺麗だった。
この日1日オオワシを追い続けた倉敷のMさんは夕日を見つめ、夕焼けの中を飛んで塒に帰るオオワシに大感激だったとf-26
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2月27日は普段通りの飛び出しで、旋回上昇せずに山沿いで走り去ったおばちゃん、また来るわよと言っているようだった。
滞在期間は93日だった。
世の中に人気の鳥は多くいるだろうけど、このオオワシほど沢山の人に愛され、人を魅了する鳥は居ないだろうと思います。
1000人以上の方が私のブログでオオワシの写真と熱い思いを見るのが毎日の楽しみと言っておられます。
また、カメラマンにとってオオワシの情報元として撮影に役立っているとも伝えて来られています。
コメントを頂きました沢山の方々、またフィールドでお目にかかった皆さんへ個別にお礼申し上げたいんですがなんせ多すぎて
まとめてでスミマセンです。 改めて有難うございました。
今年は2/11日の中日新聞のコラム 走れ犬記者 で紹介していただいたり、70歳のスタジオ初挑戦でラジオ番組に出させて
いただいたりと大忙しでした。
来期も必ず来ると信じ待つ私、皆さんもその時を元気で迎えてあげられるようご自愛下さい。
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山本山のおばちゃん! 皆さん! ありがとう御座いました。