びわこオオワシ夢日記

びわ湖で越冬するオオワシを追って30年、オオワシを通じて「人とひと」の出会いと自然を大切にしたいと思っています。

びわこオオワシ夢日記

2018-03-28 | ミサゴ
3/28
今日は最強の花咲か爺さんがやってくるとの事だ。
久しぶりに山登りと決め、それまでにと5時45分に畑着、朝一の仕事(キヤベツの移植)をしていたら近くで聞き慣れた声だ。
辺りを見渡したら、茂みにノスリ、カラスに追われて逃げながら鳴いていた。渡りの途中に寄ったのだろう。

9時半からハヤブサさんとミサゴの巣を確認に山登り、熱くて大汗だ。山中を2時間歩き回りようやく見つけた。

雄が魚を持って帰って来た。ミサゴの習性で必ず雄が半分食べて残りを持って帰る。

そこへ侵入者があらわれ追い出しにかかる。

場所を変えた見た。

しかし、気がついたら熊の糞がいっぱい。道路は一方通行、さてさてどうする。
屋形船からだと見えそうだし花見ついでにこっそりとミサゴ見でもするか。
湖北の桜はようやくつぼみが赤みをおびだした。
そう、最強の花咲か爺さんが彦根の開花を呼び込み、甲子園でもお隣の学校が共に圧勝の快挙の花を咲かせてくれた!
私はミサゴの花を咲かせた夢日記でした。

追、今日今年初めてサシバの鳴き声聞きました。
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2018-03-14 | ミサゴ
3/14 ようやく春が来た。軒ねの畑に蕗のとうが出てきた。苦みが旬を思わせ美味しかった。
今日は桜の季節に成ると一方通行となり車が止められなくなるので山登りしてみた。
途中でミサゴの鳴き声、木々が生い茂り巣が見えない。あちこち歩き回り何とかかすかに見えた。

場所を変えてもう一度。

これが限度だ。

まだ巣材運びの最中だった。
これからが楽しみだ。
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びわこオオワシ夢日記

2018-03-09 | 風景
3/9 久しぶりにびわ湖へ、トンネルを抜けると想像もつかないびわ湖の景色だった。
湖岸側が一面茶色の水だ。余呉川の雪解け水が西野隧道を通ってびわ湖に流れ込み、北風に流されて片山から尾上へと南下している。
湖岸から少し離れると今までの綺麗な水がある。

こんな汚れた水の中でオオワシが狩りをするのは見たくない。
早く北帰してくれて良かったとも思える。
毎年の風景だが、季節は確実に進んでいる。
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びわこオオワシ夢日記

2018-03-06 | オオワシ
3/6 先日写友のmさんが記念にと思いがけない写真を送ってくれました。
風の強い日は山沿いを北に飛ぶ習性からMポイントに陣取った時の写真です。

対岸のBポイントからだとこんな風に。 視界が良い日は約600メートル先の山本山のオオワシが肉眼で確認出来る。

緊張感を持って山を見続ける大好きな時間です。

北帰バージョンで見送り体勢時の写真です。もう少し時間が早いかなぁと一息入れたところ。

双眼鏡を手に、レリースは膝の上でいつでもシャッターが切れるようにしています。

あれからもう1週間が経ちました。
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2018-03-05 | ノスリ
先日たんぼ道を走っていたら裏山で寝ているノスリの雄が留まって居た。車に三脚を立てて近寄った。
このノスリは追っかけをしていないので警戒心が薄いが安心して撮せるには車からが一番。

近くに小鳥が来たら狙うべく位置変えだ。

じっとレンズを見ていたが飛び出した。

ノスリ棒に行ってるわ!早くおいでと。

左回りでノスリ棒に飛んで行き、私が来るのを待っていた。

近くにいた雌のノスリも飛んで出てきた。

久しぶりのノスリ三昧だった。
可愛いけど迫力無いなぁ。
このノスリ達、6時50分に塒立ちだったが夜明けが早くなり今では6時15分に成った。季節は進んで来ていると実感の
この頃ですこと。
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びわこオオワシ夢日記

2018-03-04 | オジロワシ
3/4 さて、昨日のオジロは石川の上で寝たのだろうか? 今朝は朝一に確認に行くべく早起きと決めて寝た。
起きたら4時、さすがに暗い。もう少し時間ありと横に成ったら眠ってしまい7時舞えだ。あわてて準備中にU
さんが連絡くれた。昨日の所で寝たようだ。
急ぎ走る。今朝は信号5つと踏切1を1回の赤だけで通過、挨拶して7時6分に1枚枚目をパチリ。
他にもう4人のカメラマンが居られた。早さにびっくり。山本山の北の奥の斜面の雑木の中にオジロは居た。

中道まで移動、前に枝がある。このオジロあまり場所を選ばないで留まるみたい。

暫くしたら飛び出した。

目の前を横切っていく。

石川向かって。

稜線へ出た。

そこから石川の尾根付近に出て足を出して留まりそうになりながら姿が消えた。
湖岸付近まで移動し石川と片山の山々を双眼鏡でなめたが姿は無かった。
Bポイントまで後退し見たが確認できず引き上げにかかったら、トンネル上から西野隧道方向へ消失したと野鳥センター
からの情報だった。
この若は狩の場所が決まって居ず飛び回って見つけたところで食べている様だ。
8時30分一旦引上げだ。
昨日のブログを見て三重県四日市からご夫妻が見えられていてオジロの飛んだ後に現場着だったらしく残念、それでも
山岡さんに会えてよかったと恥ずかしながらの握手でした。漁港でビッグヒットに成れば良いがと祈りつつトンネルを抜けました。
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びわこオオワシ夢日記

2018-03-03 | オジロワシ
オオワシが北帰してもう4日になる。以前は3月3日のひな祭りに帰った年もあったなあと今朝の思いだった。
奥出湾で小ちゃんと2羽のオジロを写していた数年前は、小ちゃんが北帰した後も半月ほどオジロ写しをしていたことを
思い出した。
昨日は山本山近辺に出るオジロを狙いに港に行く予定だったが、オオワシのついでにオジロなら居られるが居場所の不明
なオジロだけ狙うのは辛すぎると思い止めた。

久しぶりの畑仕事、強風で玉ねぎのマルチが全部はがれてしまい、5000本の追肥とマルチの張り直しだ。
しゃがみ仕事で腰が辛い。マルチを張り直し穴から玉ねぎが出るように1本1本治す作業だ。

夕方4時までかかり一息入れていたら携帯に着信音、石川の上にオジロが留まったとUさんが連絡をくれた。
急ぎ機材を積み込んで走るが、こんな時に限って信号は4つ赤、おまけに踏み切りで電車、イラついて走る走る。
着いたら沢山の人、何とか間に合った。日没迫る悪条件で画質は悪いがご容赦を。

しかも枝かぶり。

だんだん暗くなってくる。
iso6400 1/320 から時間とともにシャッター速度を落としてカバー。右向いた。

糞してすぐに山本山へ。

そこから木移りして松へ、雑木へと飛んだが暗くて写せず双眼鏡で見てるだけ。
今晩は石川泊まりだろうか。
殆ど見えなくなったので、私のブログを見ていてくれる女性陣に挨拶して家路に。
石川から夕焼けがきれいだった。



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びわこオオワシ夢日記 2018総集編

2018-03-01 | オオワシ
  
 2017年秋のオオワシシリーズは、関西テレビ”よーいドン”の放映で「となりの人間国宝」の話題から始まった。
そろそろと機材を準備中に飛来の知らせを貰い7分後に現場に到着した。
発見者の岐阜羽島のOさんと連絡をくれたUさんに挨拶して「ようこそお帰り」のパチリは心ときめきだった。f-1

いよいよオオワシのシーズンがはじまった。
ところが、オオワシは私の意に反しセンター前に通い出した。
早朝のセンター前。                                  f-2 

次の日もセンター前と繰り返しだ。浮き礁やブロックに弱ったり、死んだりして流れ着いた魚や鳥が一晩分有るからだ。
湖岸から500メートルは写真の限界オーバーの距離でどうしょうもない。それでも仕方なしに撮すことに。 f-3

食事をして山本山に帰ると紅葉バックだ。                        f-4 

近場でゆっくりの時もある。                              f-5 

こんな日は殆ど飛ばず完封を何度食らったか。
神戸から来る写友さんは土日は殆ど飛ばず坊主の連続と嘆いていた。
その後も塒から直行便でセンター前へ等を繰り返しほとんどの方が来られた時は食事後で動かずの毎日だった。

オオワシの魅力は一番がダイナミックな狩りである。それを激写したいが私の夢、今年はBポイント近くにエリが出来ていた。
エリの周辺には魚が集まる。そこでの狩りは激写に近い。チャンス到来と6丁浜に出向く。
一人でいる時にそこへ飛んで来た。独占だったが北風で向こう向きの狩りだった。     f-6

オオワシの一番かっこいい姿は1文字だ。この姿に魅せられる。              f-7

一気に高度を下げる。これを戦闘機も真似ている。そこから狩りだ。            f-8

今度は。                                       f-9

また向こう向き。                                   f-10

今日はオオバンだ。                                  f-11

オオバンを狩るときは湖面を2-300メートル嘗めるように走りその中から獲れそうなのを鷲づかみする。
そんな大物を低いところで食べてくれる。電柱2本分の高さだ。              f-12

時にはカラスに邪魔されたり。                             f-13

取水塔で食べたり。                                  f-14

今年はブロブを見て沢山の方が漁港へ来られて、狩りを撮されていた。こんな感激初めてと病みつきに成られた人多数。
中にはトイレで現場をちょっとだけ離れた隙に狩りが終わっていたと残念がられる方も。

今年は寒かったが前半は雪景色に成らなかったが後半はまた雪の連続と成った。       f-15

ん!だいぶんつもったわい!と                             f-16

雪のすだれの日も。                                  f-17

そんな日は風が強くオジロが度々出た。                         f-18 

こんなやつも。                                    f-19 

2羽が揃ってオオワシの近くを飛んだ。                         f-20

オオワシは鳴いて威嚇したがオジロは知らん顔だった。
獲物のライバルのミサゴが来ると鳴いたりバトルしたり。                 f-21

朝山本山に来るとまたセンター前が度々だ。
強烈な風と波、オオワシは海ワシの風格だ。絵になるなぁと岐阜のIさんと。
こんな吹雪に4時間も付き合わされ低温症になりかけた。                 f-22

うあぁ カモがいっぱい!!                              f-23

蹴散らして飛ぶオオワシ。                               f-24

晴天の日にはトンネルの上の松へ、私も速移動。かぶりつきだ。              f-25

北帰の前日には3ヶ月暮らしたびわ湖や山々を懐かしむように飛び回ったおばちゃん、青空しょってが綺麗だった。
この日1日オオワシを追い続けた倉敷のMさんは夕日を見つめ、夕焼けの中を飛んで塒に帰るオオワシに大感激だったとf-26

2月27日は普段通りの飛び出しで、旋回上昇せずに山沿いで走り去ったおばちゃん、また来るわよと言っているようだった。
滞在期間は93日だった。

 世の中に人気の鳥は多くいるだろうけど、このオオワシほど沢山の人に愛され、人を魅了する鳥は居ないだろうと思います。
1000人以上の方が私のブログでオオワシの写真と熱い思いを見るのが毎日の楽しみと言っておられます。
また、カメラマンにとってオオワシの情報元として撮影に役立っているとも伝えて来られています。
コメントを頂きました沢山の方々、またフィールドでお目にかかった皆さんへ個別にお礼申し上げたいんですがなんせ多すぎて
まとめてでスミマセンです。  改めて有難うございました。

今年は2/11日の中日新聞のコラム 走れ犬記者 で紹介していただいたり、70歳のスタジオ初挑戦でラジオ番組に出させて
いただいたりと大忙しでした。  
 
来期も必ず来ると信じ待つ私、皆さんもその時を元気で迎えてあげられるようご自愛下さい。  

 11/19~2/28までのブログ訪問者数は77910人
               最高訪問数が1304人/日
             最高ランキングは156位/2810166(総数) でした。


山本山のおばちゃん! 皆さん! ありがとう御座いました。

  
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