山本山のおばちゃん総集編(後編)
2/28 今日で2月も終わり、オオワシに走り回っていたらあっという間に月末だ。久しぶりに野鳥センターへ行ったら、まだオオワシの話ししきりで、改めてオオワシの人気ぶりに驚かされました。中にはブログの後編はいつやろ?の声も聞かれ有り難い事でした。
さて後編です。
1月に入ると湖北は雪の日が多くなり冬本番です。吹雪の日も塒から出て狩りのチャンスを待っていました。
雪景色の中からオオワシを見つけるのは一苦労。
雪の飛び出しです。
風が強くなると気持ちよさそうに飛び回る。
曲芸飛行だ。片足で枝をもぎ取る仕草や変なカッコウでおどけ飛びをしたり。
得意の3回転も見せてくれました。
私はいつも山本山に来ると、まず麓で居場所の確認と挨拶、記念撮影をします。
今日はここよと言ってくれるみたい。
それから湖岸に移動。湖岸から見るオオワシ。
ずーと双眼鏡を覗いていないと見逃す。お喋りしていてオオワシの飛んだのに気がついていない方が度々居られとか。
何のために寒い湖岸に来ているのか?と思ったりするが、そこは人それぞれだから仕方が無い。私だけはでよい。
飛び出して一目散に北へ向かい西野の隧道出口の近くで狩りをするケースが増えた。よくあんな遠くで魚が浮くのが見えるもんだと感心する。レンズ越しだと湖西線がすぐ近くに見える。荒れるびわ湖での狩りだ。
1月中頃でも雪が降り誰も居ない山本山。
晴れると一気に狩りだ。
湖上にいるオオワシは絵になる。鳥達を蹴散らせて狩りをするオオワシ。
白波が立つびわ湖のオオワシは海ワシそのもの。
獲物が大きすぎて山まで運べず取水塔で食べる。鉄のアングルから頭と尾びれがはみ出るほどの大バスだ。
食べ終わり飛び出し。
低いところからなので湖面ぎりぎりを飛ぶ。
2月も後半が近づくとあちこちと飛び回り随分遠くまで出かけることもある。
2/25今日はひょっとすると・・・・?の予感で大浦からの大返しだ。秀吉は播磨からと大垣からと2回の大返しで大勝した。
私も大返しで北帰に出会いたい。車を飛ばす。
オオワシは待っていてくれた。
記念撮影ΟKのサイン出したら3分後に飛び出した。
上昇気流を捉え上がっていくオオワシ。
おばちやん有り難う!元気で帰れよー!と言いながらシャッターを切っていた。
もうあんなに小さくなってしまった。
さようなら!
この解説付き北帰のシーンを近くの人が見て居られ、なんでそんなに解るんや。すごい。良いもん見せて貰った。と感心されていました。
そう、今年は短期決戦の機会が多かった。近くで顔見せて15分以内での飛び出しが11回、そのうち6回は5分以内でした。
ともあれ山本山のおばちゃんは晩秋から早春までの3ヶ月間、毎日楽しませてくれました。
11月の再会を楽しみに待っていましょう。
明日は 小ちゃんの総集編をアップする予定です。お楽しみに。 アディオス!