武屋（そば）

１１月１０日
三軒茶屋での観劇前にランチ。
いつもは、友人（おそばが苦手）とおにぎりの大なりにいくのですが、今回は現地集合現地解散だったので、おそばにしました。
数年前に、別な友人が連れて行ってくれたそば屋が美味しかったのですが、店の名も覚えていなく、場所もろ覚えで…。
ここだったと思ったところは、うどん屋になっていて…。
先日、再度通ってみたら、うどん屋になってた場所が、そば屋に戻ってました。
「食べログ」読むと、同じ店だったのね。

三軒茶屋の武屋


天せいろです。（値段は忘れちゃった…。確か1250円ぐらい）
天ぷらは、衣が薄付きで、サクサクしていて、穴子の天ぷらがおいしかったです
おそばは、美味しいんだけれど、正直以前に食べた時の方がもっと美味しかった
あの時は、こんな美味しいおそば食べたのはじめてって、すご～く感動したんだ。
作り手さんが変わられたみたいなので、仕方ないですね


三軒茶屋には、昔　ヒサモト洋菓子店というケーキ屋さんもあったのですが、パティシエがお亡くなりになり閉店となってしまいました。
とっても美味しいケーキ屋さんでした。
個人商店とは言え、あの味を受け継ぐ人がいなかったのは、本当に残念でした。

私の住んでいる町でも、後継者がいなくて閉店してしまった名店がいくつかあります。
そうして、大手チェーン店ばかり増えています。

なんだかなあ



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バンデラスと憂鬱な珈琲

バンデラスと憂鬱な珈琲

１１月１０日　世田谷パブリックシアター

作：福田雄一・マギー
演出：マギー
出演：堤　真一、高橋克実、小池栄子、村杉蝉之介、中村倫也、高橋由美子、段田安則

いや～、面白かった
役者は７人なのに、５０人の登場人物。
主役の堤真一でさえも４役。

劇団　新感線の舞台蜉蝣峠で、着ぐるみ姿になった堤真一でしたが、あれは、コメディではなかったので、コメディの芝居に出ている堤真一を観たのは、初めてかも…。
と言っても、登場人物は、すべて本人としては真面目。なのに、おかしい。
コントのような世界（日本人が外国人を演じる不自然さを全く感じなかったのも、そのせい？）。

だって、出だしから…
大統領夫人と浮気している軍の司令官が、なんの裏付けもないのに、大統領に浮気がばれたと思い込み、大統領を殺すしかないと考えた方法が、戦争
ロシアに爆撃機を飛ばす命令を出しちゃった
ところが、大統領は夫人の浮気に全く気づいていなくって、この騒動を起こしたことで浮気がばれちゃったのであった。
で、その命令を解除させるために、呼ばれたのが、軍きっての　ネゴシエーター バンデラス。
でもこの男、本当にできる男なのかしら？
珈琲に思い入れがあるみたいだけれど、語る珈琲のうんちくは、周りの人には「結局、うんち珈琲じゃん。」と言われちゃうし…。
真面目に任務を遂行しようとすればするほど、空回りしちゃうし…。
はたして、バンデラスは無事に司令官に命令を解除させることができるのか？

様々なエピソードの一つ一つが、伏線になっていて、最後は、ええっっと笑ってしまうラスト。
ジグソーパズルの最後のピースがハマったときの、あの満足感

ネタバレで書いちゃうけど…。

ロシアが開発した巨人になる薬で、巨大化した手が、爆弾をキャッチしちゃう、という落ち。

で、暗転して終わったかと思ったら、更にもうひとつの落ちが待っていて…。

これが、もう最高なラスト
（これは、書かないでおきます。ぜひ、劇場で味わってください。）

新感線の舞台でも、「自分は歌わない。」と言ったという、堤真一をどうやって説得してあのラストを作ったのか？
ぜひ、聞いてみたい。
あっ、パンフレットに載っているのかな？
私、パンフレット買わない主義だから…。
もし知ってる人がいたらコメントください。

もう１回観たいと、本気で思う舞台でした。





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