
じゃじゃ馬馴らし
10月23日 彩の国さいたま芸術劇場
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:蜷川幸雄
出演:市川亀治郎、筧利夫、山本裕典、月川悠貴、磯部勉、原康義、廣田高志、横田栄司、妹尾正文、大川ヒロキ、岡田正、清家栄一、飯田邦博、新川将人、井面猛志、澤魁士、田島優成、川口覚、五味良介、宮田幸輝、石橋直人、荻野貴継
ミュージシャン:松延耕資、森陽介
すべての役を男性が演じる【オールメール・シリーズ】
パドヴァの資産家の娘キャタリーナは、男勝りで街でも有名なじゃじゃ馬。
その妹のビアンカは、しとやかな美しい娘で求婚者が後を絶たない。
父親は、ビアンカの求婚者たちに「姉の結婚が決まるまでは、誰とも結婚を許さない!」と宣言する。
おりしも、他の地から2人の男がパドヴァへやってきた。
そして、ペトルーチオはキャタリーナに、ルーセンショーはビアンカに一目惚れ。
荒っぽいやり方で、キャタリーナを手なずけるペトルーチオ。
代役を立てて、自分は家庭教師としてビアンカの側で愛を語らうルーセンショー。
ビアンカに振られ、未亡人に乗り換えるホーテンショー。
はたして3人の恋の行方は…
めでたく結婚できた3組のカップル。
結婚後も夫に従ったのは、キャタリーナだけであった。
長台詞を高いテンションでまくし立てる筧利夫。
蜷川演出にもかかわらず、台詞回しはつかこうへい風。
市川亀治郎は、歌舞伎の見得を切ったりして、歌舞伎ファンへのサービスもたっぷり。
月川悠貴は、相変わらずお美しい

笑いたっぷりの芝居でした。
客席の通路も使うのが蜷川流。
でも今回2階席で観たので、通路のシーンは声しかわからなかった。
同じS席なのに、不公平だよね…
ペトルーチオがキャタリーナを手なずけていく様は、面白かったんだけど…
なんとなく違和感というか、不快感というか…
女は男に従うものだって、そんなこと誰が決めたのよ!って思っちゃった。
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