ベッジ・パードン
7月13日 世田谷パブリックシアター
作・演出:三谷幸喜
出演:野村萬斎、深津絵里、大泉洋、浦井健治、浅野和之
深津絵里がとってもかわいい
夏目漱石がロンドンに留学していた時、言葉の壁や文化の違いに苦しんでいた。
下宿のメイドの女性との交流を描いた作品。
野村萬斎自身も、文化庁芸術家在外研修でロンドンで暮らしたことがある。
それも、踏まえたあて書き?
精神的に追い詰められた漱石が、イギリス人がすべて同じに見えるとこぼす。
浅野和之が、1人で何役もこなし、「同じに見える」を具体的に示して、面白い。
イギリス人の人種差別。
同じ日本人同士の、ねたみや嫉妬。
人間模様が深く掘り下げられていて、笑いの中にも深いものが潜まれていた。
浦井健治も、イメージを裏切るような粗野な男の役をやっていて、引き出しの多さをみせつけていました。
3時間ちょっとの上演時間で、もしかしたら寝ちゃうかも?って思っていましたが、物語に引き込まれて、あっという間の3時間でした。
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おもいのまま
7月9日 あうるすぽっと
脚本:中島新
演出・美術・音楽デザイン:飴屋法水
出演:石田えり、音尾琢真、山中崇、佐野史郎
もしもあのときこうしていれば…
色々な場面で、人は様々な選択をして生きている。
もし、あの時、右ではなく左を選らんでいたら、今の自分はどう変わっているのだろうか?
これって、永遠の謎だよね。
夫婦が暮らす家に、深夜記者を名乗る2人の男がやってくる。
行方不明だった夫婦の子供が、死体で見つかった件について、執拗に夫婦を問い詰める記者。
スクープを取るためには、手段を選ばない記者。
記者のシナリオは、夫婦が保険金ほしさに、子供を殺したというもの。
事実がシナリオと違っていても、シナリオどおりにことを運ぼうとする記者。
記者により、殺されてしまう夫婦。
あの時、別な対応をしていたらどうなるのか…
記者を招き入れるところから、違う対応をするとどうなるのか。
同じようで、違う現実が現れる。
ちょっとずつ違うことをすると、ちょっとずつ違う未来に変わる。
夫婦の関係も記者同士の関係も変わってしまう。
人生に正解って、ないんだよね。
人のよさそうな音尾琢真が、過激な記者を演じていたのが、新鮮でした。
チラシの笑顔とは全く別の芝居でした。
あの時、こうしていれば…どうだったのかな?
と思うことはあっても、後悔したことはない。
それって、今の自分に満足してるからなのかな?
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7月9日 観劇前のお食事?
タカノフルーツパーラー地下鉄ビル店
夏パフェ特集第二弾
マンゴーとゴールデンパインのパフェ
ドリンク付で1,470円
フィリピンマンゴーと宮崎マンゴーの2種のマンゴーとゴールデンパイン
マンゴーシャーベットの下にパインのソルベとミルクアイスクリーム。
ゼリーの中にもパインとマンゴー。
美味しかった~
さすがに、パフェだけではお腹がすいちゃうので、途中でサンドウィッチを買って食べました。
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タカノフルーツパーラー地下鉄ビル店
夏パフェ特集第二弾
マンゴーとゴールデンパインのパフェ
ドリンク付で1,470円
フィリピンマンゴーと宮崎マンゴーの2種のマンゴーとゴールデンパイン
マンゴーシャーベットの下にパインのソルベとミルクアイスクリーム。
ゼリーの中にもパインとマンゴー。
美味しかった~
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ウーマンリブVOL.12
SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER
サッドソング・フォー・アグリードーター
7月6日 本多劇場
作・演出:宮藤官九郎
出演:松尾スズキ、宮あおい、田辺誠一、荒川良々、宍戸美和公、少路勇介、矢本悠馬、宮藤官九郎、岩松了
久々のウーマンリブ。
確か以前も田辺誠一が、いい意味で期待を裏切った役で出演してたような記憶が…
→調べたら、2005年の【ウーマンリブVOL.9七人の恋人】でした。
今回も、いい男なのに壊れたキャラで出演。
サラサラのロン毛から、暗転の後、三つ編、アフロなど、髪型を追うだけでも最高!
「人はどこまで分かりあえるのか」がテーマ
老舗の和菓子屋の店主:タツオ、その娘翠。
翠は、母の死のショックで拒食症になり、やせてしまった。
でも、太っていた頃のほうが、やせている今よりも数段かわいい。
タツオは、店にいた志乃と再婚。
翠は家を出る。
志乃の連れ子のふとしは、引きこもり。
タツオは、店を誰に継がせるか思案中。
翠の幼馴染のけん坊は、跡取りの座を狙っている。
けん坊は、影に隠れて、ふとしをいじめている。
ふとしの元に、未来からやってきたという、ボイジャーが現れる。
未来と言っても、3年先。
その未来は、戦争によって、ほとんどの人間が死ぬらしい。
ボイジャーは、名前を言うとその人が未来に存在するかどうかわかる機械を持っていて、ふとしは生きているが、翠はダメなことがわかってしまう。
翠が結婚相手の犬吠を連れて帰ってくる。
犬吠は、タツオとあまり歳が変わらない。
いままで働いたことがないと、豪語するような、胡散臭い男。
しかし、タツオは犬吠に店を継がすと、店の看板商品の作り方を教える。
ボイジャーが、タイムトラベルをする理由。
色々なエピソードがいっぱい。
ふとしがボイジャーと出会って学校へ行こうと決心した時、教師の灰野は、「迷惑だから学校をやめてくれ」と言い放つ。
タツオと志乃とふとしが家族だから…と結びつきを強く持ったとき、刺された翠のために「友達の家族の娘さんが刺されました」と救急車を呼ぶ犬吠。
分かり合えたと思っていても、それは片道通行なのでしょうか?
分かり合える人もいるけれど、永遠に分かり合えない人もいる。
それは、親子でも他人でも同じ…
笑いもあって面白かったけれど、ハッピーエンドと思いきや、こうくるのか…とラストには理不尽な思いも感じてしまいました。
でも、テーマを考えると、こういうものなのかもしれません。
宮あおいは、顔が小さくくて、とってもかわいい
そのかわいい顔をして、煙草を吸ったり、暴言をはいたり…
岩松了は、いまひとつ感情がわからない、犬吠にぴったりでした。
ふとし役の矢本悠馬が、とても印象に残りました。
客席には、大森南朋、鈴木杏、きたろうがいました。
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