温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

濃尾平野の銘菓「餡麩三喜羅」とサルトリイバラ!

2021年05月13日 | 昆虫
① 知人から濃尾平野の銘菓「餡麩 三喜羅(あんぷ さんきら)」をいただきました。
江南市の「大口屋」さんが販売しています。

② 上品な甘さのこし餡を白い生麩(なまふ)でくるんだ生麩饅頭です。
 生麩のモチモチとした食感とこし餡の滑らかな舌触りが絶妙です。

③ 生麩饅頭を包んでいるのが、塩漬けにされた「サルトリイバラ(猿もひっかかるイバラ)」の丸い葉です。
 これは、生きものの里で3月27日に花が咲ていたサルトリイバラです。

④ 5月上旬には果実がなっていました。
 「餡麩 三喜羅(あんぷ さんきら)」とは、妙な名前ですが、「餡麩(あんぷ)」は餡を麩で包んだという意味でしょう。
 では、「三喜羅(さんきら)」とは、何でしょうか。
 中国の生薬に「山帰来(さんきらい)」というのがありますが、同属植物のサルトリイバラを山帰来(さんきらい)と呼ぶことがあります。
 きっと、この山帰来(さんきらい)を文字って「三喜羅(さんきら)」としたのでしょうねえ。
 



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サルトリイバラ (もっくん)
2021-05-13 16:03:09
サンキライの葉と似ていますね。棘も鋭いし。サンキライは秋に赤い実を付けますがこちらは今なんですね。しかも色が赤くない。これから色付くのかな。
上品そうな麩まんじゅうですね。
似た麩まんじゅうを食べて事はありますがこれかどうかは??
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温泉ドラえもん様、 (快談爺)
2021-05-13 17:36:53
おいしそうな饅頭ですね、
申取り棘の葉で包むとは柏餅の形式ですね、
香りがありますか?。
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山帰来 (猫親父)
2021-05-13 22:26:29
成る程、植物の名前にひっかけて命名したお菓子なんですね。
今の時期ならではの物なんでしょうね。
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いいですね (たいぴろ)
2021-05-13 23:06:35
お麩のまんじゅう、美味しそうです。
柏餅や桜餅はよく見ますが、この葉っぱに包まれているのは珍しいですね。
香りはするのかな?
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もっくんさんへ (温泉ドラえもん)
2021-05-14 16:23:51
 秋には、赤い実をつけるようになると思います。
 結構 上品な味ですよ。
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快談爺さんへ (温泉ドラえもん)
2021-05-14 16:25:03
 そうそう、葉でくるむ饅頭系ですね。
 何となく香る感じです。
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猫親父さんへ (温泉ドラえもん)
2021-05-14 16:26:07
 そうそう、命名も三喜羅とよく考えてると思います。
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たいぴろさんへ (温泉ドラえもん)
2021-05-14 16:27:08
 三重県でも食べたことがありますが、やはり葉の入手が容易な里山の方面ですねえ。
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