温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ハラビロカマキリ(腹広蟷螂) 脱皮ー翅を伸ばす!

2019年08月26日 | 昆虫
 ① 午前9:30 脱皮直後のハラビロカマキリ(腹広蟷螂)を見つけました。
 よく見ると、背中側に縮んだ翅がちょこんとあります。
 初めての出会いに感激し、翅の伸びる様子を観察してみました。


 ② 14分後の9:44 翅が腹部の中ほどまで伸びてきました。


 ③ さらに15分後 9:59 腹部を覆い隠すほど翅が伸びました。
 柔らかそうな緑色の翅に網目模様が綺麗に見えます。


 ④ さらに18分後 10:17 翅が固くなったのか移動していきました。
 脱皮直後から47分 経っていました。


 ⑤ 一般に、ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)は、7回脱皮して成虫になると言われてます。
 樹木の上で、成虫になったハラビロカマキリ(上のとは別の個体)が、サトキマダラヒカゲをムシャムシャ食べていました。


クロコノマチョウ(黒木間蝶) 秋型出現か!

2019年08月25日 | 昆虫
 ① 夏型のクロコノマチョウ(黒木間蝶)に出会いました。
 翅には、ジャノメチョウの仲間の特徴である「蛇の目」が綺麗に見えます。



 ② クロコノマチョウ(黒木間蝶)が,樹液を吸いにやってきました。
 樹液を吸いにやって来る姿に出会うのは、珍しく感じます。


 ③ 別の樹では、サトキマダラヒカゲと一緒に樹液を吸っていました。


 ④ 道を歩いていて飛び出したクロコノマチョウ(黒木間蝶)は、翅の突起が夏型に比べて尖っています。
 秋型かも知れません。
 このまま越冬に入るんでしょうねえ。


モンキアゲハ(紋黄揚羽) 吸水中です!

2019年08月24日 | 昆虫
 ① 里山のクサギ(臭木)には、必ずと言っていいほどモンキアゲハ(紋黄揚羽)が吸蜜にやって来ます。
 あちこちと動き回るので、写しにくですねえ。


 ② 今日は、地面で吸水中のモンキアゲハ(紋黄揚羽)に4頭出会いました。


 ③ 飛んでいる時は、後翅にある白黄斑が良く見えます。


 ④ 吸蜜の時は激しく動き回りますが、吸水の時はほとんど位置を変えません。
 私が近づきすぎ、飛び去っても、すぐに戻ってきます。


イヌビワ(犬枇杷) 食べましたが!

2019年08月23日 | 植物
 ① 庭に昨年から見慣れない樹木が生え始めました。
 そのままにしておいたところ、私の胸辺りの高さになりました。



 ② 下の枝を見ると、果実がなっていました。
 まだ緑色のものと熟して紫色になったものがありました。



 ③ どうやらイヌビワ(犬枇杷)です。
 ビワ(枇杷)という名前は、形が枇杷に似ているからです。
 しかし、果実の頭頂の割れ方は、イチジク(無花果)にそっくりです。



 ④ イヌ(犬)という字がついているので、「食べても不味い」という意味だろうと思いながら口にしました。
 やはり、不味い!


キタキチョウ(北黄蝶)とチャバネセセリ(茶羽挵) 口吻の動きが面白い!

2019年08月22日 | 昆虫
 ① 花壇にキタキチョウ(北黄蝶)が吸蜜にやってきました。
 集合花の小さな花に器用に口吻を刺し込んでいます。
 これから交尾、産卵、幼虫、蛹を経て、秋に羽化したものが成虫で越冬します。



 ② チャバネセセリ(茶羽挵)も吸蜜にやってきました。
 口吻をよく見ると、まず真っ直ぐに伸び、途中の屈折点(くっせつてん:赤丸:)で直角に曲げています。
 花の蜜を吸うときにこの屈折点から下をチョコチョコと前後に動かして、蜜を探します。
 上のキタキチョウでも同じです。
 この口吻の動きを見ていると、時間を忘れるほど面白いです。



 ③ 前面から見た時、口吻の出口が綺麗に見えました。
 


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