Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

普通に面白いラブコメ×自己成長の『恋はつづくよどこまでも』:第1話

2020年01月15日 00時17分05秒 | ドラマ


今期3本目の医療モノ。

だけど、舞台が病院なだけで医療モノというよりは完全にラブコメです。
しかも、普通に面白い。

佐藤健に一目惚れした上白石萌音が
後を追って同じ病院に入るという
不純すぎる動機からスタートするこのドラマ。

とにかく、超ツンな佐藤健と頭の中お花畑の上白石萌音の
コミカルな役どころが笑えるのだけど、
これから2人の距離がどう縮まっていくのかってのが期待できるポイントかと。

今後は各登場人物のエピソードありーの、
上白石萌音が盛大にやらかしてへこみーの、
もはや王道の流れになりそうではあるけど、
結局こういう陽気なドラマが普通に面白いんだよね(笑)
ラストはくっつきこそしないかもしれないけど、いい感じで終わる予感。

上白石萌音はおっちょこちょいでミス連発なんだけど、
ノリ的にね、どこからか「あ さ く ら ~」
って聞こえてきそうだなと思って調べたら
『ナースのお仕事』と脚本が同じ人だった(笑)

でも、『ナースのお仕事』よりもラブコメ要素が強いのと、
けっこう真面目なシーンもあって、
ラブコメと主人公の成長物語の2つの要素が組み合わさっているから、
これはけっこう期待できそう!

そして、この病院、何がすごいって仮面ライダーが3人もいるところだ。
仮面ライダー電王の佐藤健、
仮面ライダーウォズの渡邊圭祐、
仮面ライダー1型の山本耕史。

渡邊圭祐に関しては、髪型が『ROOKIES』のときの佐藤健と同じじゃんってのと、
佐藤健は『ギボムス』に続いて今度は上白石の姉と共演か!っていう、
ドラマ好きからするといろいろ面白い発見がある(笑)

謎が多すぎてまったく先が読めない『10の秘密』:第1話

2020年01月15日 00時10分27秒 | ドラマ


第1話のつかみはよかったかも。

向井理の娘が誘拐されて、
助けるためには別れた元妻の仲間由紀恵を探さねばならず、
しかし、彼女の経歴はウソだらけだったということが発覚し、、、
というサスペンスドラマ。

今日はひたすら仲間由紀恵を探すだけだったけど、
とにかく彼女に謎が多すぎるし、向井理にも隠したい過去があるし、
今後どうなるのか予想がつかないというところで、
次回以降の観たい欲は高まる。

しかし、向井理が中2の娘を持つ父親役とは。。。

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歴史的知見がないとちょっと理解が難しい『アラビアのロレンス』

2020年01月14日 20時56分26秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1962年のイギリス・アメリカの合作映画『アラビアのロレンス』。

この映画はちょっと話がややこしい。
ざっくり言うと、実在するイギリス陸軍将校のトーマス・エドワード・ロレンスが率いた、
オスマン帝国からのアラブ独立を描いた戦争映画だ。

個々のシーンの意味はわかるのだけど、
「そもそもロレンスは何のためにここまでやってるんだっけ?」
という大元の動機がちょっとわかりづらい。

まあ、僕の世界的知識がほぼないのがいけないのだけれど、
史実としては、イギリスがオスマン帝国を切り崩したいという前提のもと、
「オスマン帝国が滅びたらそこをアラブ人の土地にしてあげる」という約束で、
アラブ人の反乱を支援したようだ。
それを指揮する人としてロレンスに白羽の矢が立ったと(合ってる?w)

戦争映画の割には、激しい戦闘シーンはそんなになく、
ロレンスがひたすら砂漠を移動するのと、
戦争に身を置く彼の苦悩などが印象的ではあるのだけど、
いわゆる中東問題と各国の関係が頭に入っていないと、
全体的な背景がつかみづらく、
なかなか作品に感情移入しづらくて、
世間の高評価の割には僕はそこまで面白さを見出せなかった。。。

さらに、この映画はいろんなシーンに政治的メッセージが込められているようだけど、
歴史的知識がないと何も伝わってこないという(笑)
そういうのを身に付けてから観たらまた違いそう。

でも、そんなの抜きにして、この映画のすごさを感じたところと言えば、
あの広大な砂漠の風景なんだ。

こんなにまで砂漠を美しく撮る映画観たことないなって思うんだけど、
本当に自然の風景の撮り方がうまいなと感じた。
そのおかげで、ものすごく砂漠行きたくなる。
砂に埋もれたい。。。

僕は映画は好きだけど、「スクリーン越し」に観るのが好きなだけで、
海外自体にはそこまで興味はなかった。
なのに、この映画の映し出す砂漠の魅力はなんか中毒性があって行きたくなるんだよね。

照りつける太陽、だだっ広い地平線、蜃気楼、水のありがたみ、
そういうのに囲まれたくなる。

なお、尺は227分とかなり長いです。。。

『キック・アス』?と思ってしまう『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』:第1話

2020年01月14日 00時02分42秒 | ドラマ


ふむ。

清野菜名と横浜流星が世の中のグレーゾーンな事件に切り込み、
白黒はっきりつけるという世直し系?ドラマ。

人物背景がいまだよくわからないものの、
とりえず清野菜名と横浜流星がアクションできるからってことで作られた感満載。

特に、清野菜名のミスパンダは
絶対『キック・アス』のヒットガール意識してるだろって(笑)

第1話は設定が微妙だったかな。
IT社長役の和田正人が女性社員に「愛しているがゆえのセクハラ」をするって話だけど、
その歪んだ愛情が意味プーすぎて、まったく伝わらなかった。。。

横浜流星の父親が田中圭で、
何か事件に巻き込まれて亡くなったようなので、
今後は1話完結型の事件を追いつつ、父親の真相を追って行くんだろうな。

まだ未知数な部分多いけど、
アクション好き、清野菜名好き、
横浜流星好きならチェックしといてもよいかと。

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なんで今さら新作を出したのかっていう『カイジ ファイナルゲーム』

2020年01月13日 23時40分26秒 | 映画


2020年公開映画ランキング:6/6
 スリル😱:★★☆☆☆
  笑い😂:★★☆☆☆
ざわざわ😳:★★★☆☆

今年入ってから観た新作映画はどれも当たりだったけど、
その連勝記録はやはりここで止まってしまった(笑)

決してつまらないということではなく、
単に他5本がとても面白かったというだけ。
それらと比べると、、、って感じ。

第1作目から実に11年近く、前作からも9年近く経ってからのシリーズ最新作だったけど、
正直なんで今また作ったのかというのは否めないな。。。

今回は、東京オリンピック後の不景気に喘ぐ日本が舞台で、
政府が推し進めようとしているある法案を止めるために
再びカイジがギャンブルに挑むという話。

過去同様、独特なゲームを前にやんやしていくわけだけど、
2つ気になった点が(笑)

1つ目はゲームの内容。
今回のゲームはいかに事前準備をするかが大事なので、
1作目のときのように心理戦や戦術などはほとんどなく、
「どこでそれ知った?」みたいな情報を事前に仕入れて、
対策を取ることに終始してしまったこと。
もはや、軽い元気玉みたいなもんです(笑)
ざわざわ感もそんなない。。。

2つ目はカイジのがんばる意義が薄いところ。
結局、その法案が可決されようが否決されようが、
金のないカイジにはあまり関係ない。

前みたいに借金返すためとかならすごく腹落ちするけど、
そんな世のため人のために働くような人だっけ?というのはあった。

ただ、全体を通して、
「金がないから人としての価値もないということは絶対にない」と強く伝えていて、
カイジ自身も金の亡者に見えつつ、実は優しいというか、
人として大切なところは守ってるところは好感持てるね。

あと、この映画は昔から顔芸およびセリフの言い方が特徴的なんだけど、
今回も藤原竜也と吉田鋼太郎のセリフの言い方がイチイチ笑えた(笑)
カイジの「悪魔的だああああ!!」っていうのはマジで吹くわwww
どっかで使いたい(笑)

過去作のキャラクターも出てるので、
シリーズ観てた人は観に行ってもいいかも。
でも、個人的には『パラサイト 半地下の家族』と
『エクストリーム・ジョブ』の方を強く勧める!!

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緊迫感あふれる面白さ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』:第1話

2020年01月12日 09時35分22秒 | ドラマ


今度は脳外科医のドラマです。

でも、これは前に観た『アライブ がん専門医のカルテ』より断然面白かった!

ツンとしながらも意外と患者のことを考えている天海祐希と、
完全合理主義な椎名桔平、
施術スキルは不明ながらも生意気な永山絢斗と、
3人の脳外科医がメインの話。

まだこの3人がどう絡み合って行くのかは見えないけれど、
医療モノで面白いと感じる要因のひとつであろう
「緊迫感」があるので見ごたえがありました。

いまだ解明されていないことが多い上に、
少しでも傷つけたら終わりという“脳”を専門に扱うからこそ、
より緊張感が出る気がしてる。

脚本家の方が『救命病棟24時』、『医龍』、『コード・ブルー』を書いた方だから、
このドラマは期待できそう。

しかし、広瀬アリスの役どころが『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』
とほぼ同じではないかと感じたのは僕だけではないはず(笑)

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フォード社に腹立ちまくりの『フォードvsフェラーリ』

2020年01月10日 23時58分58秒 | 映画


2020年公開映画ランキング:4/5
  興奮🤩:★★★★☆
  怒り😡:★★★★☆
スピード🏎:★★★★★

タイトルがど直球すぎるけど、
実際にあったフォードとフェラーリの対立を描いた映画。

企業の策略に翻弄されながらも、
レースに情熱を賭けた男たちの熱い魂が伝わってくるいい話だった。

内容としては、フォードがフェラーリに買収を持ちかけるのが事の始まり。
途中までうまく行ってたものの、
レース部門を手放したくないフェラーリが突如買収提案を拒否し、
それに怒ったフォードが「自分らでレースカー作ったるわ!!」と。
そこで、キャロル・シェルビー(マット・デイモン)と、
ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に白羽の矢が立つというもの。

目標はル・マン24時間耐久レースなので、
いかに速く、いかに耐久力のある車を作れるかが勝負。
作ってはテストして、作ってはテストしてを繰り返し、
最高のマシンを作り上げて行くのだけど、
やっぱり面白いのは実際のレースシーンです。

今回、4DXSCREENで鑑賞したのだけど、相性バツグンだったよ。
座席の稼働に加えて、左右も映像が映し出されるから、
レースへの没入感がハンパない!!

時速200kmを超えた世界に行った人しかわからない景色がそこにはあるのだろうけど、
スピンやクラッシュが当たり前の中、
命がけでスピードの限界に挑む姿は、
競泳や陸上などタイムを競う競技に身を置いている人なら、
なおさらあの1分1秒を争う世界にスリルを感じるのではなかろうか。

ある意味、実写版『カーズ』って感じもするんだけど、
この映画、ただレースを楽しむだけじゃ終わらないんだ。

みんなフォードチームの一員だからさ、
企業の思惑と個人の意見の食い違いが起こるわけ。

特に、ケン・マイルズは個性の強さゆえに、
レーシング部門の責任者となった副社長の反感を買ってしまって、
レースから除外されてしまったり、
宣伝のためにレース中に無茶ぶりされたりするから、
池井戸潤の作品にあるような、
組織と個人の対立による葛藤がすごくモヤモヤして共感できた。

もうね、クソフォード!
観てて本当に腹立った!
これだから商売は!

何にせよ、車に興味がない僕でも十分楽しめる映画なので、
車好きからしたらもっと楽しめると思います。

なお、今回の舞台となるル・マン24時間耐久レースも実在のもので、
過去日本でもトヨタやマツダが優勝してます。

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木村佳乃がキーポイントだと思った『アライブ がん専門医のカルテ』:第1話

2020年01月09日 23時58分55秒 | ドラマ


がん専門の医療ドラマ。
産婦人科だったり、小児科だったり、放射線科だったり、
最近は医療モノも細分化してるね。

あれだ、焼肉屋がタンを
タン先、タン元、芯タン、タン下と分けて提供するようなもの、、、か?

そんなことはさておき。
松下奈緒と木村佳乃が女医として活躍する話です。

松下奈緒はがん専門医(腫瘍内科と言うらしい)として患者と向き合う反面、
プライベートでは夫の中村俊介が事故に遭い、
3ヶ月も意識不明の状態という辛い役どころ。

しかし、これも昨日の『知らなくていいコト』と同じように、
話自体は淡々と進んでいくから、
「これどこで面白くなるんだろう」と思ってたんだよね。

そうしたら、開始後55分経ってようやく
冒頭で出会った木村佳乃が裏のある役だとわかり、
興味が出てくるっていう。

いやー、引っ張りすぎでしょー。
チャンネル変えちゃった人絶対いるよ。。。
だって、そこに行き着くまで、
医療モノにしては緊迫感もなければ、
『ドクターX』の大門未知子のようなぶっ飛んだキャラでもないから、
面白いポイントがわからず。。。

しかも、今回は患者としてやってきた石野真子ががん、
そのパートナーの田口トモロヲが若年性アルツハイマーという、
「とりあえず辛いの出しとけばいいでしょ」みたいな感じでちょっと引いちゃった。

あと、脚本の人の過去作が個人的にはどれもハマらないものばかりだったんだよね。
福山雅治の『ラヴソング』、西内まりやの『突然ですが、明日結婚します』、
竹内結子の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』。。。

これは、、、キビシイ予感。。。

てか、タイトルがキムタクが出てた医療ドラマと似てる(笑)

週刊誌ネタよりも父親との関係が濃厚になりそうな『知らなくていいこと』:第1話

2020年01月08日 23時36分12秒 | ドラマ


ゴーンもイランもあるけど、この時間は安定のドラマです。

正直、淡々と進みすぎていて「これはハズレかな?」と思ったんだけど、
開始後40分で“ある秘密”が判明した途端、
急に惹き込まれるようになるドラマでした。

それは、吉高由里子の出生の秘密。

このドラマは吉高由里子が週刊誌の記者役なんだけど、
2つの話が並行して進んでいくようだ。

1つは週刊誌のネタを追いかけていくこと。
もう1つは彼女の出生の秘密を暴いていくこと。

冒頭で母親の秋吉久美子が死ぬ間際に、
「あなたの父親は、、、キアヌ 、、、リーヴス、、、」と言ったときは、
すんごい冷めてしまったんだけど、
現実はもっと衝撃的な事実があり、
第1話から主人公がどん底に突き落とされる形だった。

週刊誌の部分はそこそこに、
実の父親とのエピソードの方が濃厚で面白くなりそうかなあ。

なんか最後は父親と仲良くハッピーエンドな気がしてきた(笑)

てか、キアヌ ・リーヴスって(笑)
ハリウッド映画なら笑えたかもしれないけど、顔が違いすぎるからな。。。
せめて日本の俳優がよかった。。。
(とはいえ、独身のいい具合の人いないかw)

しかも、みんな「あの『マトリックス』の?」って言ってるから、
やっぱり日本ではキアヌ ・リーヴスといえば『マトリックス』なんだね。
『スピード』でもなく、『ジョン・ウィック』でもなく(笑)

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正直目新しさはないけれど、とりあえず観てしまう『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』:第1話

2020年01月06日 23時38分59秒 | ドラマ


今期の連ドラ一発目!
まーたこれやるのかって思ったけど、とりあえず第1話は観ます(笑)

AIによって怪しい人をあらかじめピックアップして未然に犯罪を防ぐ、
通称“ミハンシステム”のもと、事件解決に勤しむ刑事ドラマ。
(映画『マイノリティ・リポート』感ハンパないけどw)

僕は上戸彩が出てたシーズン1、2は観てなくて、
前作の沢村一樹が主人公のシーズン3からの視聴参加なんだけど、
日本の刑事モノの中ではアクションシーンが多くてそこだけは好き。

つっても、ハリウッド映画や韓国映画と比べちゃうとアレだけど。。。
何が違うんだ。。。
うーん、カメラワークを揺らしまくって、
やや誤魔化してる感があるから、、、かな?

話の内容としては、ミハンシステムを除けば普通の刑事ドラマなので、
アクションが多いところ以外ではそんなに惹きになる要素がないのだけど、
前作はミハンシステムの存在感が薄いだけでなく、
沢村一樹と本田翼の過去があまり掘り下げられなかったので、
今回はそこんとこもう少し明らかになるといいなあ。
(でも、何があったかはわかるし、
 もうこのままフラッシュバックだけで終わりそうな気もするけどw)

あとは、水野美紀と高杉真宙がどんな役どころなのかが気になるのと、
柄本明と柄本時生が親子で共演してたのがちょっと面白い(笑)

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刑事×チキンの設定が秀逸すぎる『エクストリーム・ジョブ』

2020年01月05日 18時34分46秒 | 映画


2020年公開映画ランキング:2/4
 笑い😂:★★★★☆
 興奮🤩:★★★★☆
チキン🍗:★★★★★

韓国で歴代興行収入1位、歴代観客動員数2位の映画がついに日本上陸!

いやー、これもうね、面白すぎでしょ!
設定が秀逸すぎるのと、あのスピード感と迫力は一見の価値ありまくりです!!

うだつの上がらない麻薬捜査班の5人の刑事が、
犯人逮捕のために彼らが占拠するビルの目の前にあるチキン屋を買い取るんだけど、
張り込みのためにチキン屋を営んだらそっちが繁盛してしまうという、
まさに副業エンターテインメントと言える作品(笑)

「刑事×チキン」という斬新な切り口で、
途中から「あれ、これ料理映画だっけ?」と思っちゃうほど、
みんなチキンに没頭するからね。
刑事という本業を忘れて、
チキンに全身全霊を賭けている様子はマジで笑うしかない。

でも、そんなコメディだけでは終わらないのがこの映画のいいところ。
ひょんなことから犯人たちの足がつき、
最後は大乱闘に発展していくのだけど、
そこで5人の刑事の本性を知ることになるって展開が胸アツすぎた。

設定の秀逸さもさることながら、
テンポのよい展開に、数々の笑い、そしてバトルシーンの迫力が素晴らしい!!

ハリウッド映画もそうだけど、インド映画も韓国映画も
「夢がある」作品がきちんと作られているなと個人的には思います。
「そんなん絶対ありえないだろ!」っていうのをしっかり作ってくる。

邦画もいい作品はあるけれど、現実的なものが多いから、
特にアクションやSF、ファンタジーっていう点においては、
どんどん差がついてきてる気がする(笑)

とにかく、この映画はマジでオススメ!!
『パラサイト 半地下の家族』に続き、今年の韓国映画、きてます。

男女逆転シンデレラストーリー『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』

2020年01月04日 16時24分34秒 | 映画


鑑賞した2020年公開映画ランキング:2/3
  笑い😂:★★★★☆
  感動😭:★★★☆☆
トキメキ😍:★★★☆☆

このラブコメすっごく面白かった!!

失業した記者のフレッド(セス・ローゲン)と、
次期大統領候補で現国務長官のシャーロット(シャーリーズ・セロン)による
男女逆転シンデレラストーリー。

もともとシャーロットが16歳、フレッドが13歳のときに家が隣同士で、
シャーロットがフレッドのシッターをやっていたという背景があるんだけど、
そこから25年ぶり?ぐらいの再会。

シャーロットが小ネタが得意なスピーチライターを探していたことから、
フレッドに白羽の矢が立ち、
行動を共にするうちに愛が芽生えるという王道なラブコメ。

2人が恋に落ちるのはまあそうだよねって感じなんだけど、
とにかく下ネタやブラックジョークが多くてメッチャ笑える(笑)

シャーリーズ・セロンの美貌が完璧過ぎるから、
何やってもギャップになるのがズルいんだよね。

SMプレイが好きなところや、
仕事に行き詰まってハイになりたいからと
クスリやって大はしゃぎするところなんか、
クッソ笑えるから😂😂😂

しかも、綺麗な人は何を着ても綺麗なんだというのを体現したような人で、
仕事中のビシッとした格好はもちろんのこと、
クスリやるときのキャップにグラサンにTシャツにパーカーみたいな格好でも
べらぼうに美しいから目の保養になる。

しかし、シャーロットほどの女性になれば、
言い寄ってくる男性もハイスペになり、
男性に求めるものも大きくなりそうなもの。

その中で、フレッドは大人になって忖度や妥協を身につけてしまう前の、
まだ純粋で理想に燃えていた頃のシャーロットを知っているから、
彼女としてもそこに安心が生まれて彼に惹かれていったのだと思う。

また、面白いなと思ったのが、2人とも映画の『プリティ・ウーマン』が好きなんだけど、
あれは実業家の男性とコールガールのヒロインの話なのに対し、
今回の映画は社会的立場としては男女真逆、
フレッドは大統領になった彼女を支える
“ファースト・ミスター”になるという流れが、
時代の変化を思わせるね。
(ある意味、逆玉w)

あと、個人的によかったのは、
ちょいちょいマーベルネタを入れてくるところwww
僕もこれからは「ワカンダフォーエバー!」
って日常でも活用していきたいです(笑)

昔から強い女性はいたのだと痛感する『マニカルニカ ジャーンシーの女王』

2020年01月04日 10時33分52秒 | 映画


鑑賞した2020年公開映画ランキング:2/2
胸アツ🥺:★★★★☆
 興奮🤩:★★★☆☆
 感動😭:★★★☆☆

2週間限定のインド映画。
とても胸が熱くなる内容だった。

これは、母国の独立と自由を願い、
未来のために戦場を駆け抜けたひとりの女性の物語です。

映画はフィクションだけど、物語自体は史実。
“インド大反乱”の指導者のひとりで「インドのジャンヌ・ダルク」と評されている
ラクシュミー・バーイーの生涯を描いた作品。

もちろん脚色はされているだろうけど、
とにかく彼女の意志と覚悟の強さが尋常ではなかった。

イギリス東インド会社によるインド民への締め付けがひどかったことから、
独立と自由を勝ち取るために立ち上がるんだけど、
王である夫と息子を病気で亡くすという辛い体験がある中で、
先陣を切って声をあげる勇気と国と兵をまとめ上げる行動力が凄まじい。

その過程で、兵や武器の数では到底イギリスに勝てないので、
自ら女性や農民の説得にまわって兵士を増やしたり、
金属類を集めて溶かし、新たに武器を作ったりするなど、
彼女の人徳あってこその手腕も見ものである。

さらに、敵との交戦中においても、
自らは指揮を執ると同時に最前線で剣を振るい、
敵を斬りまくっていく姿は圧巻だし、
それもまだ幼い養子を背中におぶっての戦いだから、
子連れ狼もびっくりだろう。

一切、死を厭わないんだよ、彼女。
敵に捕まったら、首をはねられ、体はバラバラにされて
インドの各藩国に送られるかもしれないという状況で、
「むしろ、その残骸を見てみんながやる気になってくれるのであれば本望だ」と。

彼女だけじゃなく、彼女の下で戦う人みんなそれだけの強い覚悟があるんだよね。
とある女性もようやく子供を身ごもったのに、
「今ここで戦わなきゃ、生まれてくるこの子の世界もずっとイギリスに支配されたままだ」
と言って戦場に繰り出すからね。。。

それほど、母国の独立と自由を願う状況というのは、
もはや僕には想像してもしきれないけれど、
その強い想いは平和な国に暮らしている身でも、
スクリーンを通じてひしひし伝わってくる。

今まで戦争映画はいくつか観てきたけれど、
ここまで人々の強い想いを感じられる映画はなかなかないかもしれない。

現代においても、命のやり取りはないとは言え、
トップアスリートやトップ経営者などは
同じぐらい強い想いがあるのだろう(その気持ちの出どころを知りたいけど)。
爪の垢を煎じて飲ませていただきたい(笑)

なんにせよ、とても胸が熱くなる映画だった。
観るならお早めに!

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設定と展開が秀逸すぎた『パラサイト 半地下の家族』

2020年01月02日 20時48分19秒 | 映画


鑑賞した2020年公開映画ランキング:1/1
スリル😱:★★★★★
 驚き😳:★★★★★
 恐い😖:★★★☆☆

2020年一発目は韓国映画から。
映画初めにふさわしい作品でした。
本来は1月10日公開だけれど、
東京だとTOHOシネマズ日比谷にて特別先行上映やってます。

上映前に流れる特別映像で、
監督やキャストからネタバレを
口酸っぱく止められたので細かくは言わないけど、
この展開は予想できない上に、
驚きと恐怖の連続ですごく面白かった!!

貧しい家庭の長男ギウ(チェ・ウシク)は
友達のツテで社長令嬢の家庭教師をすることに。
やがて、妹のギジョン(パク・ソダム)も
その家に家庭教師として入り込むんだけど、
彼女の“とある仕掛け”よって、
相反する2つの家庭の運命が大きく変わって行くことになる、、、って話。

予告だけだとどんな話なのかいまいち見えてこなかったけど、
韓国の格差社会を背景としたスリル満点の映画で、
先の読めないハラハラ感、
クスッと笑えるブラックジョーク、
まさかすぎる驚きの展開と、
面白い要素がたっぷり詰まってる!

個人的には、長男の妄想癖と、
父親の「ノープランがゆえに“失敗”という概念がない」
というセリフが親近感覚えた(笑)

これはまわりの評価も高いし、絶対に観た方がいい映画。

公式サイト

2020年日本公開予定の期待映画

2020年01月01日 16時46分09秒 | 映画
あけおめです。
年も明けたので2020年に観たい映画をあげておきます。
(今のところシリーズモノしかわからないけどw)

1月10日:パラサイト 半地下の家族
2月21日:チャーリーズ・エンジェル
2月21日:デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆
3月13日:2分の1の魔法(ディズニー)
3月20日:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey(DC)
3月20日:ドクター・ドリトル
3月28日:劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] III.spring song」
4月?:ニュー・ミュータンツ(マーベル)
4月10日:007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
4月17日:ムーラン(ディズニー)
5月1日:ブラック・ウィドウ(マーベル)
5月?:アルテミスと妖精の身代金(ディズニー)
6月27日:シン・エヴァンゲリオン劇場版
6月?:ワンダーウーマン 1984(DC)
7月3日:るろうに剣心 最終章 The Final
7月10日:トップガン マーヴェリック
7月24日:ジャングル・クルーズ(ディズニー)
7月?:モービウス(マーベル)
7月?:ゴーストバスターズ/アフターライフ
8月7日:るろうに剣心 最終章 The Beginning
9月11日:劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」前編
9月?:キングスマン:ファースト・エージェント
10月?:ヴェノム2(マーベル)
11月?:ジ・エターナルズ(マーベル)
11月?:ゴジラVSコング
12月?:ウエスト・サイド・ストーリー
未定:劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」後編

MCUやDCEUは言わずもがなだけど、
ソニーがやってるマーベル作品で、
共にスパイダーマンの敵である『ヴェノム2』と『モービウス』が気になる。

『モービウス』はジャレット・レトらしいけど、
彼はもうジョーカーやらないのかな。

あとは、“大人のハリポタ”と言われる
『アルテミスと妖精の身代金』も楽しみ。

邦画は『デジモン』、『るろ剣』、『セーラームーン』が観たいかな。