前夜祭は行けなかったけれど、
2018年4月27日(金)日本公開日の0時30分の回を見てきました。
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見終わった後、場内では方々からため息が聞こえた。
たぶん、みんな同じ感情を持ったと思う。
喪失感。
なんか、もう、どうしようもないっていうか。。。
ああ、終わったなと。
もう、ヤバイなと。
取り返しのつかないことになったなと。
しかし、クッッッソ面白かった。
本当に感無量。
この10年自分が生きてきた目的。
エンターテインメント映画の到達点。
すべてがクライマックス。
終わりの始まり。
それが、インフィニティ・ウォー。
すべてのヒーローが集結し、
それでも圧倒的な敵を前に、
あらゆる絶望が全身を襲う。
サノスやばすぎ。
こんなチートじみた強さを持った敵いないよ。
これまでのヒーロー映画って
「最後は何とかなるんだろう」
って気持ちが常にあったけど、これは違う。
こんな喪失感や絶望感を伴うヒーロー映画は初めて。
もうね、序盤からハンパない感じになってて、
その勢いが最後まで衰えないの。
しかも、意外にもすっごく笑いが多くて。
まあ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の連中がメインなんだけど(笑)
あれだけ激しいバトルやアクション、シリアスな展開が盛り込まれていながら、
普通に笑えるシーンも散りばめられていて、
登場人物が多いにも関わらず、
各ヒーローたちがこれまでやってきた映画のノリがまったく損なわれずに、
うまく溶け込んでいるのがすごい。
実写のマーベルヒーローが同一世界観でクロスオーバーする
マーベル・シネマティック・ユニバース。
2位の「スター・ウォーズ・シリーズ」と大差をつけて、
世界歴代1位の興行収入を記録している作品群。
各ヒーローがそれぞれピンで主役を張りつつ、
今回この10年のすべてがここに詰まっていた。
世界観が多種多様な日本の漫画では
実現が難しい取り組み。
戦隊ヒーローや仮面ライダー、タツノコレジェンズが近しいけれど、
到底及ばない規模。
ヒーローは世界に数多く存在するのに、
ここまでオンリーワンになれる圧倒的な存在感。
マーベルの持つ魅力はもはやとどまることを知らない。
確かに僕はもともとド派手な映像のヒーローモノが好きだし、
過去作品すべて見たファンであるから、
余計にいい評価をしてしまう傾向はあるだろう。
ただ、それでも架空の現実再現率が高い映像のすごさは事実だし、
話のテンポのよさ、ヒーローの苦悩、仲間同士の対立など、
ストーリーに関わるところが魅力的なのも人気が高い要因だと思う。
結果、すべての作品が興行的にも成功していることに繋がっているのではないかと。
特に今作に関しては見終わった後の喪失感が
これまで見てきたヒーロー映画の中で初めてということもあり、
非常に新鮮な印象を受けた。
これは、ぜひ、映画館へ足を運ぶべきだろう。
今回、エンド・クレジット後のおまけムービーがものすごく秀逸。
これまでで一番ワクワクする終わり。