Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

2019年日本公開の面白かった映画

2019年12月31日 15時00分00秒 | 映画
今年は新作を220本観ました(旧作を含めたら278本)。
トップは文句なしで『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
これは人生で観た全映画1,307本の中でも、
長らく1位だった『ターミネーター2』を抜いて堂々の首位!
Filmarlsでも5.0です。

あれだけ驚きと興奮と笑いと涙という複数の感情を
高いレベルで刺激してくれる作品は今後ないだろうなと思ってる。

僕は基本的にマーベルをはじめとした、
ブロックバスター系の映画が好きなので、
そういうのがトップに食い込んでいるけど、
それ以外だと以下がオススメです。

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(インド)
『シティハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(フランス)
『神と共に』(韓国)
『シークレット・スーパースター』(インド)
『僕のワンダフル・ジャーニー』(アメリカ)

意外と、アメリカ以外の国の映画も面白いんだよね!!
ぜひ観てください。

---------------<Filmarks5.0>--------------
1. アベンジャーズ/エンドゲーム(満点です)
2. バジュランギおじさんと、小さな迷子
3. アラジン
---------------<Filmarks4.5>--------------
4. キャプテン・マーベル
5. シャザム!
6. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
7. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
8. ターミネーター:ニュー・フェイト
9. シティハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
10. バンブルビー
11. 神と共に 第一章:罪と罰
12. シークレット・スーパースター
13. 僕のワンダフル・ジャーニー
14. 翔んで埼玉
15. アナと雪の女王2
16. トイ・ストーリー4
17. ライオン・キング
18. パリ、嘘つきな恋
19. 劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
20. ホテル・ムンバイ
21. プロメア
22. スパイダーマン:スパイダーバース
23. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
24. シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢
25. THE GUILTY ギルティ
26. 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
27. 劇場版シティハンター 新宿プライベートアイズ
28. ジョーカー
29. ワイルド・スピード/スーパーコンボ
30. X-MEN:ダーク・フェニックス
31. アクアマン
32. クリード 炎の宿敵
33. ガリーボーイ
34. 空の青さを知る人よ
35. 見えない目撃者
36. アルキメデスの大戦
37. ダンボ
38. シンプル・フェイバー
39. 家族を想うとき
40. グリーンブック
41. アリータ:バトル・エンジェル
42. 移動都市/モータル・エンジン
43. 神と共に 第二章:因と縁
44. ロボット2.0
45. ジュマンジ/ネクスト・レベル
46. 英雄は嘘がお好き
47. ファイティング・ファミリー
48. だれもが愛しいチャンピオン
49. 劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD
50. ビリーブ 未来への大逆転
51. パドマーワト 女神の誕生
52. 台風家族
53. 宮本から君へ
54. ライフ・イットセルフ 未来に続く物語
55. コードギアス 復活のルルーシュ
56. 七つの会議
57. ホットギミック ガールミーツボーイ
58. メリー・ポピンズ リターンズ
59. 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly
60. グレタ
61. 殺さない彼と死なない彼女
62. 最初の晩餐
63. ひとよ
64. マチネの終わりに
65. ヒンディー・ミディアム
66. おしえて!ドクター・ルース
67. 名探偵ピカチュウ
68. 長いお別れ
69. ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
70. キングダム
71. チワワちゃん
72. 蜘蛛の巣を払う女
73. ザ・フォーリナー/復讐者
74. 愛がなんだ
75. 盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜
76. SANJU/サンジュ
77. パピヨン
78. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
79. ラスト・クリスマス
80. マレフィセント2
81. THE UPSIDE 最強のふたり
82. ロケットマン
83. EXIT
84. ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ
85. フリーソロ
86. アイネクライネナハトムジーク
87. イエスタデイ
88. 天才たちの頭の中
89. ゾンビランド:ダブルタップ
90. エンド・オブ・ステイツ
91. テルアビブ・オン・ファイア
92. テッド・バンディ
---------------<Filmarks4.0>--------------
93.スペシャルアクターズ
94. 記憶にございません!
95. ヒキタさん!ご懐妊ですよ
96. KESARI ケサリ 21人の勇者たち
97. HOT SUMMER NIGHT/ホット・サマー・ナイツ
98. ジョン・ウィック:パラベラム
99. ブライトバーン/恐怖の拡散者
100. カツベン!
101. 任侠学園
102. 帰ってきたムッソリーニ
103. ヘルボーイ
104. HELLO WORLD
105. ワンピース スタンピード
106. 小さな恋のうた
107. アナと世界の終わり
108. 世界でいちばん悲しいオーディション
109. オーヴァーロード
110. KIN/キン
111. 凪待ち
112. 天気の子
113. 二ノ国
114. “隠れビッチ”やってました
115. ルパン三世 THE FIRST
116. ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
117. ファースト・マン
118. 十二人の死にたい子どもたち
119. 運び屋
120. マスカレード・ホテル
121. 愛唄 約束のナクヒト
122. あした世界が終わるとしても
123. ぼくらの7日間戦争
124. アド・アストラ
125. マーウェン
126. 魔法少年☆ワイルドバージン
127. HUMAN LOST 人間失格
128. 永遠の門 ゴッホの見た未来
129. WE ARE LITTLE ZOMBIES
130. クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅
131. うちの執事が言うことには
132. 屍人荘の殺人
133. 泣くな赤鬼
134. 轢き逃げ 最高の最悪の日
135. 閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー
136. チア男子!!
137. ハンターキラー 潜航せよ
138. ブラック・クランズマン
139. 女王陛下のお気に入り
140. 半世界
141. エリカ38
142. バイス
143. 残された者 北の極地
144. PRINCE OF LEGEND
145. ダンスウィズミー
146. さよならくちびる
147. スノー・ロワイヤル
148. メン・イン・ブラック インターナショナル
149. フッド:ザ・ビギニング
150. ザ・ファブル
151. 今日も嫌がらせ弁当
152. Diner ダイナー
153. 人間失格 太宰治と3人の女たち
154. ベン・イズ・バック
155. ビューティフル・ボーイ
156. トールキン 旅のはじまり
157. 最高の人生の見つけ方
158. ジョン・デロリアン
159. 新聞記者
160. きみと、波にのれたら
161. 天才作家の妻 40年目の真実
162. ビール・ストリートの恋人たち
163. L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ
164. マックイーン:モードの反逆児
165. パラレルワールド・ラブストーリー
166. サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所
167. フロントランナー
168. ミスター・ガラス
169. クロール -凶暴領域-
170. ワイルド・ストーム
171. イソップの思うツボ
172. コンフィデンスマンJP -ロマンス編-
173. ハウス・ジャック・ビルド
174. 楽園
175. さらば愛しきアウトロー
176. ゴールデン・リバー
177. ジェミニマン
178. 東京喰種 トーキョーグール【S】
179. 真実
180. 蜜蜂と遠雷
181. 海獣の子供
182. 町田くんの世界
183. サムライマラソン
184. 引っ越し大名!
185. 空母いぶき
---------------<Filmarks3.5>--------------
186.惡の華
187. かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
188. レプリカズ
189. ブルー・ダイヤモンド
190. スタートアップ・ガールズ
191. いなくなれ、群青
192. 世界の涯ての鼓動
193. JK☆ROCK
194. 少年たち
195. 君は月夜に光り輝く
196. 九月の恋と出会うまで
197. フォルトゥナの瞳
198. 決算!忠臣蔵
199. 3人の信長
200. 大脱出3
201. 大脱出2
202. 映画 賭ケグルイ
203. バースデー・ワンダーランド
204. 映画刀剣乱舞
205. 燃えよスーリヤ!!
206. マイル22
207. 午前0時、キスしに来てよ
208. 雪の華
209. オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁
210. 初恋ロスタイム
211. いちごの唄
212. がっこうぐらし!
213. 命みじかし、恋せよ乙女
214. 劇場版パタリロ!
215. 劇場版 誰ガ為のアルケミスト
216. ブラック校則
217. 僕に、会いたかった
218. SHADOW /影武者
---------------<Filmarks3.0>--------------
219. サイバー・ミッション
220. 羊とオオカミの恋と殺人
---------------<Filmarks2.5>--------------

2019年は映画に費やした1年でした

2019年12月31日 13時17分23秒 | 映画

今年は映画の多い一年を送ってきました。
新作だけで220本(旧作含めたら278本)。
写真は今年の半券たち。

映画ばかり観ていると思われてそうだけど、
2019年に日本で公開された映画は全部で1,279本(ウィキ調べ)。
そのうち、僕は220本しか観ていないので17.2%。
時間的にも、1年間は525,600分あるうち、
鑑賞した映画の総上映時間は25,327分だったので4.8%。

そう考えると、意外と少ない。
昔、作家の中谷彰宏さんは
大学生時代の4年間で4,000本観たそうなので、
それに比べたらゴミのような数字(笑)

しかし、今年は最低200本観ると決めたはいいものの、
その実行はなかなかキツかった。

1か月あたり17本観る計算になるので、週4本はマスト。
途中で病気にかかることなどを考えると、
バッファをよんで週6本は死守したいところ。

平日は時間が取りづらいので、基本土日で3本ずつ。
途中でピャッと感想を書く時間を踏まえると、
間に30分~60分は欲しい。

それらを踏まえて映画のタイムテーブルとにらめっこ。
そのため、突発的なお誘いはすべてお断りでした(笑)

ただ、振り返って思ったのが、200本も観るとなると、
選り好みしている場合じゃないんだと。
好みの映画だけ観ていたら100本ぐらいにしかならなかったかもしれない。

それでも観続けることができたのは、
個々の作品云々よりも、
映画という存在そのものが好きだからだと思う。

僕はゲームも好きだけれど、
それはゲームそのものというより、
『FF』や『キングダム ハーツ』など、
特定の作品が好きなだけだったりするので(笑)

そして、いろんなジャンルを観たおかげで、
予想だにしない出会いがあったのも事実。
特にインド映画。
これはやばい。
インド映画は面白いものが多いので、ぜひ観て欲しい。

逆に観なくてよかったものは、
邦画の高校生を主人公にした純愛映画。
旬な若手俳優と女優の組み合わせを変えただけの量産型映画なので、
ファンじゃない限りは観ても大して面白くないです(笑)

2020年は目指せ新作300本と言いたいところだけれど、
『FFⅦ リメイク』もあるし、トライアスロンにも出たいので、
映画の本数は減ってしまうかなー。

200本観たからこそ、
100本ぐらいで十分かもしれないという境地に至りました。

でも、映画は素晴らしいです。
2時間やそこらで他人の人生を追体験できます。
日常じゃ得られない感動や興奮があります。

ぜひ、映画には触れて欲しいです。

大ハズレだった『燃えよスーリヤ!!』

2019年12月30日 16時12分19秒 | 映画


2019年公開映画220本中205位。

泣いても笑ってもこれが最後、今年の映画納め作品。
やっぱり〆はインド映画がよくて、ずっとこれで最後にしようと思ってた。

が!

最後の最後でハズレくじ引いてしもた。。。
インド映画って大体面白くて好きだったんだけど、これは大ハズレ。。。

無痛症で痛みを一切感じない
主人公スーリヤ(アビマニュ・ダサーニー)が
カンフーマスターを目指す映画です。

幼い頃よりいじめの標的にされていたスーリヤ。
そんな彼を見かねた祖父はアクション映画を大量に見せるんだけど、
その中にあった片足で百人組手を行う
“空手マン”(グルシャン・デーヴァイヤー)に魅了され、
特訓に特訓を重ねて強くなっていきます。

しかし、この映画、後半に差し掛かるまで
敵となる存在が現れないんだよな。。。
そこが一番の退屈ポイント。

途中、小さい頃いじめから守ってくれた
幼なじみのスプリ(ラーディカー・マダン)と奇跡的な再会を果たし、
しかも彼女は“空手マン”に弟子入りしてるって運命的な展開はあるものの、
それでも微妙なんだ。。。

なぜなら、敵と戦う理由が弱すぎるから。

結局、敵となる相手は空手マンの双子の弟で、
彼が兄から「父親の形見を奪った」から、
それを取り戻そうってだけ。

スーリヤからしたら、
他人の兄弟喧嘩に巻き込まれただけなのに、
そこまでして戦う義理ある?!って思っちゃった。

さらに、スーリヤは生まれたばかりの頃、
ひったくりに遭って母親を失ってるから、
「ひったくりは許せない!」とか言ってたけど、
当時のこと覚えてないだろって。

まあ、困ってるのが憧れの空手マンで、
その弟子に自分の愛した女性がいるから、
何とかしてあげたいのかなとは思うけど。

どうせなら、かつて母親を死に至らしめた
犯人への復讐とかの方がわかりやすい気もする(笑)

つまり、そういう細かいことが
面白くなかった理由になってしまうぐらいには、
この映画は全体的につまらなかったということ
(ツッコミどころは多くても、『スター・ウォーズ』は面白いからね)

なお、ボリウッドといえば歌と踊りだけど、
歌はあったものの踊りはなくて、
ロマンス要素も薄かったなあ。。。

「インド✖️カンフー」って構図に過度な期待をしたものの、
実際は途中まで敵が出てこないばかりか、
戦う理由もよくわからない謎映画だったという感想です(笑)

2019年10月-12月期のドラマを全部見観終わって

2019年12月30日 10時00分56秒 | ドラマ
今期のドラマはこんな感じでした。

1.同期のサクラ(日テレ)
2.グランメゾン東京(TBS)
----------(超えられない壁)----------
3.俺の話は長い(日テレ)
4.G線上のあなたと私(TBS)
5.まだ結婚できない男(フジ)
6.ニッポンノワール―刑事Yの反乱―(日テレ)
7.シャーロック (フジ)
8.ドクターX ~外科医・大門未知子~(テレ朝)
9.4分間のマリーゴールド(TBS)
10.モトカレマニア(フジ)

『同期のサクラ』と『グランメゾン東京は』甲乙つけがたい(笑)

あと、僕が思ったのは、けっこう主人公の人間性が似ているなと感じた。
特に、『同期のサクラ』、『俺の話は長い』、『まだ結婚できない男』は、
主人公が「マイペースで自分が言いたいことをズケズケ言う」
っていうところが共通している気が。

もし、あれが支持されているとしたら、
そういうのにどこかしら憧れがあるってことだし、
それは、言いたいことも言えない世の中だと
みんな感じているからなのだろうか。

この主人公3人でフリートークして欲しいわ。

最高のアッセンブルドラマ『グランメゾン東京』

2019年12月29日 23時40分55秒 | ドラマ
公式サイト

アッセンブル。。。
アッセンブルだったこのドラマ。。。。・゜・(ノД`)・゜・。

すごく面白かったなー!
しかも、毎週毎週メシテロしやがって、、、!
このドラマ観ているときだけは、他に何も食べれなかったよ。。。
なんか、自分の口に入れているものが食べ物じゃない気がしてしまって(笑)

天才料理人のキムタクが東京の新しいレストランで働き、
三ツ星を取るよう奮闘するドラマで、とても見ごたえがある内容だった!!

信頼ゼロの状態で昔の仲間を集めるところから始まり、
毎週降りかかる苦難を乗り越えて仲間との結束を固め、
ラスボスリンダを打ち倒す流れは、
もはやRPGの構成を踏襲しているようで
個人的にはすごくハマるドラマでした。

特に料理にすごくこだわってるのが伝わってくるのが特徴的で。
それは、とてもおいしそうな料理の数々ってだけじゃないんだよね。

その料理に賭けるシェフたちの強い覚悟や意志が尋常じゃなくて、
料理系のドラマはこれまでいくつも観てきたけど、
ドラマを観て「料理の世界ってこんなにも厳しいのか」っていうのを痛感したのは、
35年間生きてきた中で初めてかもしれない。

スポーツだってアートだって、
トップを目指すならばあれぐらい強い覚悟や意志がないとダメだと思うんだけど、
料理を通じてその凄みを伝えてくれたこのドラマは素晴らしい。

料理もさ、単においしそうなだけじゃなくて、もはや芸術なんだよね。
盛り付け方とか色味とか。
それを素材のよさを生かして実現させているから余計にすごいんだよなー。

話としては前回と最終回が一番泣いた。
もう感動で。。。
「いいチームができたな」っていう沢村一樹のセリフがよかった。
あれだけいろんなことがあったのに、最後にはひとつにまとまれてよかったよ。

ドラマや映画だとなんであんなにチームっていいなと思えるんだろう。
ひとりひとりが共通のミッションをしっかり認識した上で、
自分の専門性を生かしてお互いに信頼し合って事に当たれるからかなあ。
特に手に職系だと、より専門性が発揮されやすいから、
チーム感出しやすい気がしてる。
(実際そんなこと滅多に思えないからねwww)

最終回の実際のミシュランの映像に
鈴木京香合成しているのはちょっと笑っちゃったけど(笑)

そして、やっぱりキムタクはかっこいいわ。
何やらせてもキムタクって言うけど、
逆にそれができるのはすごいことなんだと最近気づいた。

で、何をやらせてもキムタクになるのって何でだろうって思ったら、
セリフの言い方がどの役でもほとんど同じだからだと思うんだよね。

抑揚とか語気とか声の質とかが大体同じなのと、
ほとんどの役で「~~なんじゃねーの?」とか「~~つったよな?」
っていう男らしいというか、ちょっと言葉遣いが悪い感じも共通してる気がする。
あと、多くを語らないところとか。
(ちなみに、個人的には藤原竜也も大体セリフの言い方が同じだと思ってるw)

でも、そんなキムタクも若手に背中を見せる立場になったのが感慨深いなと思った。
キムタクじゃないけど、同じ元SMAPで言ったら、
昔は中居君が『味いちもんめ』で今回の寛一郎みたいなポジションだったからね(笑)

TBSの日曜劇場はここんところ本当に面白い作品が多い。
2013年の『半沢直樹』以降、
それまでのカジュアルなホームドラマから、
重厚感あるドラマも増えてきたように思う。

次回の『テセウスの船』も楽しみです。

板挟みの脚本家の苦悩が面白い『テルアビブ・オン・ファイア』

2019年12月29日 17時46分57秒 | 映画


2019年公開映画219本中91位。

ルクセンブルク、フランス、イスラエル、ベルギーの合作というこれまた珍しい映画。

とある脚本家の苦悩を描いた作品なんだけど、
設定が秀逸だし、全体的にコメディなので面白い。

パレスチナ人の青年サラーム(カイス・ナシェフ)は、
叔父がプロデューサーを務める人気ドラマ
『テルアビブ・オン・ファイア』のヘブライ語の言語指導として働いている。

ある日、彼はひょんなことから毎日通っているイスラエルの検問所で引っかかってしまい、
司令官アッシ(ヤニブ・ビトン)に職業を問われて、
『テルアビブ・オン・ファイア』の脚本家だと嘘をついてしまった。

アッシは妻が同ドラマの大ファンなので、
毎回サラームを呼び止めて放送前のストーリーを聞き出すだけでなく、
脚本の内容に口を出すようになるんだけど、
アッシのアイディアが採用されたことから、
サラームは脚本家に昇格することに。

こうしてサラームはアッシの協力を得ながら
脚本家として活躍するようになるものの、
ドラマの展開を巡って、
イスラエル人のアッシとパレスチナ人の制作陣との間で
板ばさみとなってしまう(笑)

制作現場において、まわりがやんや言いすぎて話が変わっていく様子や、
板挟みになって苦労するクリエイターの話は、
日本でも三谷幸喜の『ラヂオの時間』などがあるから、
世界観としては割とありふれているとは思うけど、
パレスチナとイスラエルという政治的な対立がある国同士を題材として使い、
ここまでコメディとして面白くできるのは秀逸だと思った。

ここらへんはインド人とパキスタン人の交流を描いた
『バジュランギおじさんと、小さな迷子』にも通ずるところはあるけれど、
特に日本では人種や宗教の違いを発端とする政治的な対立がほぼないから、
現地の人々と比べると感じ方はだいぶ異なりそうではあるね。

終わり方も綺麗でよかったけど、
個人的には、ハリウッドや邦画のコメディのように、
もっとテンポよく進んでくれた方がよかったかな。

オリジナル版を観た人でも楽しめる『THE UPSIDE/最強のふたり』

2019年12月29日 17時43分44秒 | Weblog


2019年公開映画218本中80位。

2011年公開のフランス映画『最強のふたり』のリメイクです。

事故により首から下が麻痺した大富豪フィリップ(ブライアン・クランストン)と、
失業中の黒人デル(ケヴィン・ハート)の友情を描いた実話ベースの話。

穏やかで知的なフィリップと強引でガサツなデルという凸凹コンビが、
お互いに影響を与え合って変化していくヒューマンドラマ。

基本的な流れは同じだけれど、オリジナル版との違いもけっこうあって、
前の作品を観た人でも充分楽しめると思う。

オリジナルは、メイン2人は終始仲良かったけど、
今回はあることがきっかけで仲違いしてしまう展開があって、
より惹き込まれる作りになっているなーと感じました。

他にも、秘書の人物背景やデルの家族構成などが変わっていて、
それによって物語の構成も変化しているから、
オリジナル版が好きなら楽しめると思う!

ただ、僕はケヴィン・ハートよりもオマール・シーの方がよかったかな~。
オマール・シーって身長190cmもあってかなりデカいから、
強引さという点でこの役に合ってるんだよね。

ケヴィン・ハートは163cmと小柄なため、
お笑いキャラに徹していてよかったけど、
オリジナル版を観た身からすると、
オマール・シーの方がよりマッチしていた気がする。

イギリスのリアルな労働環境と家族が崩壊していく様を描いた『家族を想うとき』

2019年12月28日 00時12分14秒 | 映画


2019年公開映画217本中39位。

なんて、、、救われない映画なんだ。。。
これは、、、辛い。。。

タイトルからして感動系かと思いきや、げんなりする系。
しかも、ホラーやスプラッターといった類いではなく、
ドキュメンタリーに近い感じ。

ただただリアルなイギリスの労働環境と、
それによってひとつの家族が壊れていく過程を
まざまざと見せつけられる映画でした。。。

ゼロ時間契約の配達ドライバーである主人公と介護士の妻、
そして16歳の長男と12歳の長女の4人家族の話です。

ゼロ時間契約とは、週当たりの雇用時間が決まっておらず、
雇用主が必要とするときにだけ働く形態(なので、働けないときもある)。

映画では、宅配会社と雇用契約は結ばず、
自営業というか、フランチャイズ契約のようなものだった。
当然、保険もなければ、配達の車も自腹で用意。
1日14時間を週に6日。
肉体労働なので疲労は溜まるばかり。
でも、病欠などしようものなら制裁金が課せられるという、ブラックな環境です。
(上司の追い討ちもひどかった。。。)

訪問介護の仕事をしている妻も、毎日多くの家をまわり、
食事やトイレのお世話に追われる日々。
しかも、それまで持っていた車は、
夫が配達用のバンを購入するために手放してしまったので、
毎日バス移動。

長男は反抗期なのか、
万引きで警察に捕まったり、
喧嘩が原因で学校から呼び出しを食らったり。

しかも、両親が迎えに行かないと起訴されて前科者になったり、
学校も停学になったりするのだけど、
両親共に仕事が忙しくてなかなか抜け出せない状況。

警察へは父親が向かうものの、
仕事に穴をあけて制裁金を支払うハメになるし、
学校へは母親が向かうものの、
夫婦そろっていないため校長から怒られ、結局14日間の停学に。。。

唯一、長女だけがまともな子でした。

生活のために仕事をするけど、
その仕事のために家庭がおろそかになり、
家庭がおろそかになるから子供に影響が出て、
仕事のせいで子供のケアもできずに生活がすさむという悪循環。

そんな心のゆとりが一切ない状況が続き、
ひとつの家族がだんだん崩れていく様子を
2時間ひたすら目の当たりにするのは辛かった。。。

でも、この映画の辛いところは、絶対的な悪がいなくて、
誰のせいにもできないところでもあるんだよね。
気持ちのやり場がない。。。

中にはね、「そんな仕事辞めてもっと他のことをすればいいのに」と思う人もいるだろう。
でも、そういうのはすでに高いところにいる人たちや
上昇志向の塊のような人たちだからこそ言えることで、
世の中すべての人がそうできるわけでもないと思うんだよな。
経済的な理由や能力の問題から選べる道が限られていることもあるし。

まあ、映画では他の道を探すところまでは描かれていないのだけど、
余裕がなさすぎてそこまで考えられない気もする。。。

そのような状況の中で、その仕事についている夫や妻が悪いと言えるだろうか?
そんなブラックなら転職すればいいのにと簡単に言えるだろうか?

小さい頃から何不自由なく暮らしてきた人とかには
何ひとつわからないかもしれないけど、
いろいろ考えさせる内容なので、ぜひ観て欲しいです。

なお、この映画、キャストが特殊なのがちょっと面白い。

主人公リッキーを演じたクリス・ヒッチェンは
ずっと配管工をやっていて、40歳過ぎてから演技の道に進んだそう。
妻アビー役のデニー・ハニーウッドも
テレビシリーズの小さな役ばかりで映画は今回が初。
長男セブ役のリス・ストーンと
長女ライザ役のケイティ・プロクターも初の映画出演だったとか。
主人公の上司役だったロス・ブリュースターに関しては、
20年以上務める現役の警官らしい。

バスケを通じて障害者との交流を描いたヒューマンドラマ『だれもが愛しいチャンピオン』

2019年12月28日 00時04分08秒 | 映画


2019年公開映画216本中47位。

珍しくスペイン映画です。
が!
クッソ泣けるわこれ。・゜・(ノД`)・゜・。
2018年のスペイン国内での年間興行収入第1位なのも頷ける。・゜・(ノД`)・゜・。

ハンディキャップを持った人たちのバスケ映画なんだけど、
そこには『スラムダンク』にも勝るとも劣らない人間ドラマがあった。

主人公のマルコ(ハビエル・グティエレス)は短気な性格が災いして、
スペインのプロ・バスケットボールチームのコーチを解雇されてしまう。

さらに、ヤケクソの飲酒運転で捕まり、社会奉仕活動として、
知的障害者のバスケチームのコーチを務めることになるって話。

設定からして「こんなん感動するに決まってるじゃん」って、
ある意味ズルさを感じるところはあるんだけど、
そんなのおかまいなく面白いんだわ。。。

健常者なら普通にできることができないから、
バスケを教えるのも一苦労だし、
そもそもバスケ以前に日常のコミュニケーションもうまく取れないしで、
何度も何度も投げ出したくなるんだよね。

それでも、自分が犯した罪の償いでやってるから投げ出すこともできず、
強制的にやらなければならない状況に落とし込んでいるのは腹落ち感ある。

いや、ここでプライドが邪魔してとか、下心があってとかだと、
「そこまでしてやるか?」と違和感出ちゃうかもしれないけど、
社会奉仕活動の一環じゃ仕方ないよねっていう(笑)

で、彼らと触れ合っていくうちに、だんだん打ち解けてきて、
マルコの妻の助力もあり、バスケの全国大会出場まで成し遂げていく過程がね、
王道ながらもいい流れなんだ。

途中、メンバーの一人が言った
「誰だって僕たちみたいな子供は欲しくないけど、父親はあなたのような人がいい」
というセリフで号泣。

バスケを通じて障害者と触れ合うことで、
今まで「勝ち」にこだわってマルコが、
勝ち負けではないところに魅力を見出す、
「主人公の価値観の変化」も感動的なポイント。

しかも、この映画、
本物の障害者をオーディションで選ぶという徹底ぶりなので、
とてもリアルなところもいい!

踏んだり蹴ったりな状況でも、
新しい一歩を踏み出すことで
予想だにしない未来に繋がっていく展開は一見の価値アリ。

【ネタバレあり】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のツッコミどころ

2019年12月27日 01時40分50秒 | 映画


【この文章には壮大なネタバレが含まれておりますので閲覧は自己責任でお願いします】
(とはいえ、誰かと分かち合いたいw)

3回目のアッセンブル。
このシリーズほど4DXと相性がいい映画もないね。
3回観ても42年の長きにわたるサーガの終わりとして
僕はいい作品だと思った。

思ったが、、、とにかくツッコミどころが多い。。。
すでにネットでもいろいろ言われてて(笑)
わかる、わかるよおおおお!!
僕はこの映画のタイトルは
『スター・ウォーズ/エンドゲーム』でいいと思ったもの。
とにかく思いついたことバーっと書いちゃうけども。。。
誰かわかってくれる人いるかな(笑)

(以下、ネタバレ)

まず、冒頭のオープニングロール。
そこでいきなりパルパティーンの名前。
サラッと出しすぎだろって。
せっかくの新しい三部作なのだから、新しい敵が欲しかったけどね。
蘇ったのかクローンなのかはわからないけど。

そして、パルパティーンの居場所を突き止めようとするレイたちだけど、
訪れた惑星でいきなりレイのファミリーネーム聞かれるからね。
「レイ」だけじゃダメだと。
ちゃんと苗字も言えと。
もうさ、言わせたいんだろ感見え見え。

それが後にあっさりカイロ・レンからネタバレされる。
「あなたパルパティーンの孫ですしおすし」と。
流れからしてそうなんだろうなと思ってたけど。

でも、びっくりなのがレイの父親がパルパティーンの息子ってところ。
いつ生んだ?って。
シスの子供なのにいい人なの?って。
回想シーンでレイの両親がチラッと出てくるけど、
見た目は普通だし、娘を命がけで守るいいパパだよ。
そんな愛と正義のために戦う人がシス卿の息子っていう違和感。

次にフィン。
前作『最後のジェダイ』で、ローズとあれだけ仲を深めたのに、
今作ではびっくりするぐらい絡みなし!
ローズ役の人、前作ですげーバッシングされたから、
それが影響しているのだろうか。

フィンは流砂に飲み込まれるシーンで、
レイに何かを言いかけるんだけど、
結局途中で止めてしまい、その後作中で一切語られず。

さらに、彼は彼でフォースを感じ取る力に目覚めつつあるようで、
ちょいちょい「感じる」とか言うんだよね。
次回作への布石かな?

で、最終決戦。
ここがもう「ええ?!」って感じで。
ポーがさ、「敵が多すぎてダメだ」とか弱気になるんだけど、
そこで「こっちも多いぞ、ポー。仲間が大勢いる」
と通信が入った途端、空を埋め尽くさんばかりの味方の救援隊!
いやいや、これ『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、
サムが「On your left」つってからの
イエローサークルで全員集合と同じパターンじゃん。

パルパティーンとレイの一騎打ちもさ、
「余はシスのすべてなのだ!」、「なら、私はジェダイのすべてよ!」って。
おいおい、これサノスの「私は絶対なのだ」、「私はアイアンマンだ」ってのと同じじゃん。

そして、ラスト。
ここでまたレイがファミリーネーム聞かれるんだけど、
「レイ・スカイウォーカー」って答えるんだ。
なんか『タイタニック』でローズが「ローズ・ドーソン」って言うのと似てるなあって。
愛する人の苗字を勝手にもらうやーつ。

他にもいろいろあるんだけど、特に気になったポイントは以上でした(笑)

あと、個人的には今回の"続三部作"でちょっと残念だなと思ったのが、
ライトセーバー戦がややチープだったところ。

“新三部作”のようなライトセーバー戦がすごく好きで。
だって、触れた瞬間に体が焼き切られる諸刃の剣のようなものなのに、
防具なんてつけていないから、
攻撃力は最大で防御力はゼロ、当たったら最後でしょ?
そんな死と隣り合わせの状態で、
速さ激しさMAXで戦いを繰り広げるのがとてもカッコイイ!!

だから、“新三部作"はどの作品にも、
最後にものすごいライトセーバー戦があるからすごく興奮する。

"旧三部作"はライトセーバー戦は大してかっこよくはないんだけど、
CGもままならなかった時代にあれだけの世界観を作り出せたっていうだけで、
すべてが印象的だと思う。

そう考えると、「視覚的に特に印象的」なシーンが、
"続三部作"には少なかったように思うなあ。

ジョージ・ルーカスが引き続き作ってくれていたら、
上のツッコミ部分も含めてまったく違ったものになったと思うけど、、、
でも、J・J・エイブラムスじゃなかったらまとめられなかったと思うから、
彼には本当に感謝です。

知っている曲のオンパレード『サウンド・オブ・ミュージック』

2019年12月27日 01時37分08秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1965年のアメリカ映画『サウンド・オブ・ミュージック』。

ミュージカル映画の名作を今さら観た(笑)
ジュリー・アンドリュース演じるお転婆な修道女マリアが、
家庭教師として裕福な家庭の7人兄弟の面倒を見るって話。

子供たちの置かれた状況や、
彼らの父ゲオルク(クリストファー・プラマー)とマリアとの
対立から和解、愛し合うようになる展開など、
王道ながらもわかりやすくていい流れだったな。

特に、マリアの人柄がいいよね!
母を亡くし、父に愛されたい子供たちが、
彼の気を引くためにこれまで何人もの家庭教師をいじめてきたという
なかなかに扱いづらい状況の中で、
持ち前の明るさだけで子供たちとすぐに打ち解け、
歌を教え、家庭に笑顔が戻り、
それがきっかけでゲオルクも彼女を認め、
やがて惹かれ合っていくっていうのは、
すべてマリアの人柄あってこそ。

さらに、この映画のいいところは、
まあ「今となっては」っていう感じではあるんだけど、
知ってる曲が多いところなんだよね。

『ドレミの歌』、『エーデルワイス』、
『私のお気に入り』(JR東海の「そうだ、京都行こう」の曲)、
『もうすぐ17歳』、全部この映画スタートだったとは😳

あと、長女役のシャーミアン・カーがずば抜けて美人だった。
青い瞳が美しくて。
彼女の歌う『もうすぐ17歳』はあどけなさもあってすごく合ってた!
残念ながらもうこの世にいないけれど。。。
この時代になるとね、
昔の映画の出演者はすでにお亡くなりになっていることも多いから。。。

でも、主演の2人はまだご存命。
全然気づかなかったけど、ジュリー・アンドリュースは2018年の『アクアマン』で声の出演を、
クリストファー・プラマーは2017年の『ゲティ家の身代金』でゲティを演じていました。
(ジュリー・アンドリュースは『メリー・ポピンズ リターンズ』に出て欲しかった)

尺は3時間近くあるけど、その長さを気にさせない面白さがこの映画にはあるので、
ミュージカル好きでまだ観たことない人はぜひオススメしたいです。

人間性の無駄遣いだった『テッド・バンディ』

2019年12月26日 00時14分12秒 | 映画


2019年公開映画215本中88位。

「人間性の無駄遣い」。
そのたった一言のセリフが印象的な映画だった。

これはテッド・バンディという実在した連続殺人犯の話なのだけど、
何がやばいって最後まで本当に彼の犯行なのかどうかがわからなくなるところなんだ。

もちろん実際に起こったことだから、
彼が犯人であることは間違いないのだけど、
「殺人を起こしそうに見えず」、
「本人は一貫して無実を主張し続け」、
そして、これが一番大きいのだけど、
「殺人やそれを匂わせるシーンが一切ない」ことから、
「あれ、これ冤罪の映画だっけ?」と思ってしまうほどでした。

ある意味、見せ方が工夫されているとも言えるけど、
ややわかりづらくなっている気もした(笑)

結局、彼は裁判で有罪となるのだけど、
テッド・バンディは頭が良く、
自分で自分の弁護をできるほど優秀だったから、
裁判長が「君が弁護士として法廷に立つ姿を見たかった。人間性の無駄遣いだよ」
と言っていたのはすごく心に刺さったなあ。

ザック・エフロン、いい役者さんになった。
若い頃は「ザッ君」なんて呼ばれて日本でもアイドルのような扱いだったけど、
今では渋さも出てきていい感じ。

あと、ハーレイ・ジョエル・オスメント、
あの子役がデブヒゲのおっさん役だったのがウケる(笑)

しかし、本編では語られていないけど、
ウィキペディアで調べたらこのテッド・バンディって男、
マジでやべーやつだった。。。

殺した女性は判明しているだけで30名。
被害者は15歳から25歳までの女性で、
中には殺した後も死体を綺麗にして、
完全に腐敗しきるまで何度も屍姦したり、
切り取った首を自宅にコレクションしたりしていたとか。。。

しかも、彼はハンサムな上にカリスマ性もあるから、
被害者もすぐ騙されてしまうだけでなく、
公判中も多くの若い女性ファンがついてしまうというモテっぷり。
それに加えて頭もいいのだから、本当に人間性の無駄遣い感ハンパない。

なお、彼は現場に指紋などの証拠を一切残さないばかりか、
顔が無個性すぎるがゆえに、
ちょいと髪型や髭をいじるだけでまったく別人になれるため、
捜査もかなり難航したそうです。

2回目観たらやっぱり面白かった『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

2019年12月24日 10時00分54秒 | 映画


2回目のアッセンブル!
今回はIMAXレーザーで!!

正直1回目より面白いなと感じた。
なので、鑑賞した2019年公開映画213本中9位だったのを7位にします(笑)

1回目観たときはね、僕の中で、いや僕だからこそ、
超絶ツッコミたくなるところがあって、そこがどうしても気になっちゃった。
(某映画とまったく同じ展開というところ)

でも、2回目観たらそんなに気にならなかったし
(単に慣れただけかもしれないけどw)、
逆にとてもいい作品だということに気づかされた。

42年に及ぶスカイウォーカー家の物語のラストってことで、
これまでずっと『スター・ウォーズ』を好きだった人たちを
大切にしているなと感じたんだよね。

そりゃ『スター・ウォーズ』の何が好きかってのは人によって違うし、
カルト的なファンも多いから、全員が好きと言うかは別だろう。

僕の場合はこのシリーズの世界観や物語がすごく好きで、
その観点から言うと、
かつてのレジェンドキャラをほぼ全員出しつつ、
新たな展開を匂わせながら、
すべてが始まった場所で終わらせた形は素敵だと思った。

その中で、レイ、フィン、ポーの3人の絆の強さは、
かつてのルーク、レイア、ハン・ソロを想起させるし、
他にも過去作から引き継いでいる部分をちょいちょい入れてて、
ファンサービスしてくれてるところが憎い。
僕も最初は気づかなくて、
後で調べて「あ!」って思うところがあったw

だから、ここ4年に渡って公開された"続三部作"の中では、
2015年の『フォースの覚醒』に次いで、
過去作へのオマージュが多く見受けられる作品だったよねー。

逆に『最後のジェダイ』がほとんどそういうのなかったから、
監督のJ・J・エイブラムスは過去作品とのリンクをかなり大事にしていたのかなと思います。

とはいえ、ツッコミどころが多いのも事実。
全部で9個ぐらいあるんだけど、
その中で最も気になったのは、さっき言ったところで、
僕が生涯観た映画の中で一番好きな作品と一部展開がまったく同じところ(笑)

ディズニーが“アレ“に味をしめて同じにさせたのかって邪推してしまうわ。

年内にもう1回観るので、そのときネタバレ全開で書いてしまおうかな。

ロッククライミング・パニック・サバイバル映画『EXIT』

2019年12月21日 23時14分22秒 | 映画


2019年公開映画214本中80位。

高所恐怖症の人にはなかなか心臓に悪い韓国映画かとw

韓国のとある都心部に突如原因不明の有毒ガスが撒き散らされる。
吸うと呼吸困難と皮膚の炎症が起き、
命の危険もあるということで、街中は大パニックに。
徐々に上昇してくるガスから逃げるため、
主人公とヒロインは山岳部での経験を生かして、
高層ビルを命綱なしで飛び回る決死の大脱出劇。

この映画のウリはなんといっても
ロッククライミングアクションだろう。
どんどんガスが上に来るから、
下に降りることはできず、
常に高いところにいる必要があるんだよね。
だから、みんなビルの屋上に向かうんだけど、
扉に鍵がかかって外に出れない。

そのため、主人公が生身の体でビルの壁をよじ登り、
外からドアを開けるというかなりハードモードな展開。

9月に観た『フリーソロ』にも似ているけど、
こっちは岩山じゃなくてビルだからね、
余計にリアルなんだよ。。。
掴んだところが崩れて落ちそうになったときは、
隣の人も「ひゃっ!」って思わず声出ちゃうぐらいには
かなり緊迫した雰囲気でした。

『新感染』の次に見るべきサバイバル・パニック映画はこれだ!
と言われて観に来たけど、韓国映画のこれ系は面白いね。
なんだろう、韓国語って早口になるだけで
緊迫感出てるように感じるから相性いいのかな。

邦画ではパニック映画ほとんどないし、
あってもあのスピード感はなかなか実現できなそう(笑)

安定しているが故に物足りなさもあった『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』

2019年12月21日 17時41分54秒 | ドラマ
安定の医療ドラマでした。

しかし、言うほど面白かったかなあというのが個人的な感想。
職業モノは1話完結型かつパターン化した流れが多いけど、
その中でもかなりワンパターンだったと思う。
だから、医療モノということで安定した面白さはあったものの、
そこまで物語の起伏がなかったかなーって。

だって、失敗しないんでしょ。
助かるかどうかわからない緊迫感というものはその時点で皆無。
執刀医が米倉涼子じゃないときはあるけど、
結局他の医師じゃ立ち行かなくなって、
途中で強制交代。
彼女が着いたら勝ったも同然だから、
もはやルーティンだなって(笑)

しかも、「失敗しないので」と「致しません」っての、
このまんま使うのね。
文脈上やや不自然でもそのまま使うのがウケる。

個人的には、遠藤憲一が好きだったなー。
基本シリアスな中で、
唯一浮いたお笑いポジションwww