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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

上杉一志がキーパーソンになりそうな『SUITS/スーツ2』:第1話

2020年04月23日 01時49分25秒 | ドラマ

先週から始まっている『SUITS/スーツ2』。
今季の21時~22時スタートのドラマの中で唯一予定通り放送されたやつかな。

敏腕弁護士の甲斐正午(織田裕二)と
驚異的な記憶力を持つ
(本来なら)弁護士資格を持たない弁護士の
鈴木大輔(中島裕翔)が
コンビを組んで、法的事件に対処していくというドラマ。

前シーズンは、“人気海外ドラマのリメイク”、
“織田裕二と鈴木保奈美の27年ぶりの共演”
ってことで話題になっていたけど、
内容はよくも悪くも普通の弁護士モノっていう印象だった。

今回も第1話においてはそれは変わらず、
安定したイメージではあるけど、
事件が2つ並行していた分、
エピソード的には薄い内容だったかなーと感じた。

特に、ゲストで出ていた反町隆史が思った以上に出番が少なかったので、
直前まで『ビーチボーイズ』を観直していた身としてはちょっと残念。

ちなみに、通行人として僕が映っていたりいなかったりw

ただ、今回は甲斐たちが務める法律事務所の共同代表である
上杉一志(吉田鋼太郎)が戻ってくるので、
どんなふうにやり合っていくのかは楽しみ。
敵味方分かれる構図の方が見応えはありそう。

まさに二郎系映画!!『サーホー』

2020年04月02日 09時26分30秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:11/56
興奮🤩:★★★★☆
衝撃😳:★★★★☆
二郎🍜:★★★★☆

コロナ明けたらぜひ観て欲しい。
こいつぁやべぇから。
ラーメン二郎だったから。
二郎系映画爆誕の瞬間を見届けて欲しい。

これね、日本では『バーフバリ』で一気に名を広めた
プラバース主演のクライムアクションムービー。

ちなみに、彼の本名はヴェンカタ・サティヤナーラーナヤ・プラバース・ラージュ・ウッパラパーティという、
『ベルばら』のオスカルもびっくりなほど長い名前www

話としては、潜入捜査官のアショーク(プラバース)が
美人相棒のアムリタ(シュラッダー・カプール)と共に
300億円強奪事件を追っていくうちに、
その裏に潜む巨大な陰謀に巻き込まれていくというもの。

メッチャはしょった。
はしょらないと伝わりきらないぐらい、
話が急展開だし、二転三転するし、ネタバレしちゃうwww

タイトルコールなんてさ、映画始まって80分ぐらい経ってからきたからね。
「おそっ!」って。
「え、いま?!」って。

それぐらい、これまでのインド映画とは毛色がちょっと違うんだ。
だから、話はややわかりづらいところはあるんだけど、
ボリウッドらしく尺は169分と長めな上に、
いろんな要素がてんこ盛りなのが、二郎系映画と呼んじゃう所以。

とにかく、数多くのハリウッド映画の要素が詰まってる。
『ワイルド・スピード』、『トランスフォーマー 』、『マッドマックス』、『ターミネーター』、
『アイアンマン』、『ワンダーウーマン』、そして『バーフバリ』と、
それらを全部足して7で割ったぐらいの盛り感。

そのハリウッド並みの銃撃戦とカーチェイス、肉弾戦の連続を
目まぐるしいスピード感で展開していくから、
一瞬マイケル・ベイの映画かと思うほど。

よくここまで詰め込んだなと。
それだけで圧巻。
それをまだ30歳という若さの監督がまとめ上げるというのがすごい。

ハリウッド映画をインドがやるとこうなるんだなって思えるような内容。
僕は好きだけどね、いかんせん尺が長いので、そこは好みが分かれそう(笑)

ただ、映像も規模も邦画じゃ難しいだろうから、
海の向こうのエンターテインメントとして、非常に夢のある作品だと思う。

映画「サーホー」公式サイト 大ヒット上映中!

驚天動地・全人類初体験!全世界驚愕の「サーホー」がついにそのベールを脱ぐ。あの『バーフバリ』シリーズ主演:プラバース最新作 超ド級アクション...

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もはやジャングル・クルーズだよねって思った『地獄の黙示録 ファイナル・カット』

2020年04月02日 09時17分35秒 | 映画


やはりこれは普及の名作。

今回の『ファイナル・カット版』は通常版より29分長く、
特別完全版より20分短い形となっているけど、
撮影時のオリジナル・ネガフィルムが初めて使用され、
音声に劇場公開版のプリントマスターが用いられていて、
さらにIMAX仕様でデジタル修復されているというもの。

ベトナム戦争における狂気が伝わってくる映画ではあるけど、
改めて観ると、もはや「シリアスなジャングル・クルーズ」だなと思う(笑)

個人的にはこの映画の面白いポイントは2つ。

ひとつは戦闘シーンの圧倒的な映像。
ワーグナーの『ワルキューレの騎行』の音楽と共に攻めてくる
アメリカ軍の印象的な構成去はもちろんのこと、激しい銃撃戦、
ヤシの森をナパーム弾で一瞬にして火の海にするところなんかは
もう開いた口が塞がらないほどの迫力。
これCGじゃないからね、全部セット組んでやってるから!

もうひとつはこの戦争のアメリカ兵の狂気と雑さ。
サーフィンしたいからと敵地を一掃するキルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)とか頭おかしいし、
指揮官がいないのに戦い続ける兵士たちの満身創痍感は常軌を逸しているとしか思えない。

しかし、終盤のカーツ大佐(マーロン・ブランド)のくだりは未だによくわからない。
優秀な兵士でありながら、現実に絶望し、思想が暴走、自ら独立国家を作るに至るのは
日本のゲームやアニメでもめずらしくない設定だけど、
具体的にどの点でそういう思想の転換が起こったのかがわからない。。。
そこさえ、明確になればいいんだけどな。。。
まあ、フランシス・フォード・コッポラ監督自身も
「何を伝えたいのか自分でもわからなくなった」と言ってるけど。。。(笑)

とはいえ、ベトナム戦争の恐怖や狂気を伝える上ではいい映画体験になってると思う。

そして、制作過程は混乱を極めたというのは有名な話。

・主演を務めるはずだったハーヴェイ・カイテルは撮影開始2週間で降板。
・代わりのマーティン・シーンも途中で心臓麻痺で倒れる。
・デニス・ホッパーは麻薬中毒でセリフを覚えられず。
・マーロン・ブランドの太りすぎかつわがまま問題。
・作ったセットが大型台風で崩壊。

これで撮影スケジュールも当初予定していた17週間から61週間に延び、
予算も1200万ドル3100万ドルに跳ね上がったとか。
ストーリーも大幅に変わったというし、そりゃ監督も心労で倒れるわ。。。

大ヒットして本当によかった。。。

http://cinemakadokawa.jp/anfc/