Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

田舎の空気がより純愛を際立たせる『青夏 きみに恋した30日』

2018年08月27日 22時15分27秒 | 映画


いい青春。アオハル。いや、アオナツ。

量産型の高校生キラキラ青春純愛炸裂ファイヤー映画かと思ったんだけど、
これ割とよかった。
ステーキどーん!って出されるよりも、
牛肉を使った割烹料理みたいな、体に優しい感じ(笑)

葵わかなが夏休みの間だけ、田舎のおばあちゃんちに行って、
地元に住む佐野勇斗と恋に落ちる物語だけど、
舞台が田舎ってところが体に優しい感出してる。
ロケーション変わるだけでこうも印象変わるのかと思った。

やってることはただの恋愛で、
展開も予想できるぐらいオーソドックスなのだけど、
人がゴミゴミした学校じゃなくて、
大自然の豊かな土地に変わることで、
より人にフォーカスしやすい気がする。

余生を生きるおじさんな我が身には普通のキラキラは眩しいので、
田舎のゆったりした感じで恋愛してくれた方が
キュンキュンが五臓六腑に染み渡りますわ。

あとは夏休みという期間限定感がいいね。
無駄にダラダラしない。
病気とかで寿命が限られているとかよりも日常的だし共感しやすい。

葵わかなって、いい意味でキラキラしてなくて、
制服着てもリアルに感じないぐらい落ち着いてるから、
今回の田舎の世界観とマッチしてたし、
イケイケドンドンではなく、古き良き感が漂ってるのも、
個人的には受け入れやすくてよかった。
今の若い子がどう感じるかはわからんけど(笑)

しかし、国仲涼子感はある(笑)

陽キャのアベンジャーズ『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』

2018年08月24日 23時26分58秒 | 映画


相変わらずすんごいな、これ!
前作に続き、出てくる人出てくる人みんな陽気すぎて、
陽キャのアベンジャーズかって思う(笑)

今回は母親役のメリル・ストリープの過去がメインの話なんだけど、
ノリは前作とまったく同じで楽しかった!
とにかくネガティブさや悪い人が一切ない!
たまーに凹んだりしてるけど、すぐ歌って踊って、ハッピーしかない世界!
悩みとかバカらしく思えるわ(笑)

前回見たのが『KUSO』っていう汚物全開の映画だったから、
もうギャップがすごくて。
ただ、「考えるな感じろ」的なところは共通している気もする。

とにかく、あの開放感あふれる海に囲まれたギリシャのカロカイリ島(ロケ地はスコペロス島)で、
あおーい空、しろーい雲の下、
とにかく大勢でABBAミュージックに合わせてキャッキャしてるのが、
とてつもなく楽しそう!
あの規模感で歌に合わせて踊るシーンは本当に圧巻。

海で飲みながら踊るとか、
洋画で見るとすごい楽しそうでオシャレに見えるけど、
実際にやると、まあ開放感はあるけど、
洋画のような感じにはまったくならないのはなぜだろう(笑)
外人の方が似合う(笑)

前作から10年経ってるけど、物語も同じ10年が経過していて、
さすがにキャストもその分年取ったなとは思ったけど、
メリル・ストリープとアマンダ・サイフレッドだけは、
時が止まっているようだった。
あと、すごいなって思うのは、
若い頃を演じた役者がみんな、
現代版の役者の顔に合わせたキャスティングしてくるんだよね。
みんな顔の造形が近い(笑)

時間の関係で通常上映で見てしまったけど、
これはIMAXやDolby-ATMOS、爆音、絶叫、応援アリで見たい。

意味がわからなさすぎて「考えるより感じろ」な『KUSO』

2018年08月24日 08時07分44秒 | 映画


人生で最も様子のおかしい映画。
タイトルも『KUSO』。
“クソ”である。
あまりにもグロテスクで、
サンダンス映画祭では途中退出者も出たほどだという。

確かに、下痢にまみれ、ゲロを吐き、精液ベッチョリで、
素手でゴキブリを潰して体液が飛び散る、そんな感じだった。

しかし、普段井の頭線内で泥酔した客が
車内でゲロ吐いてるのを目の当たりにしてる身からしたら、
なんてことはない(笑)
作り物感満載で、そんなグロくはなかった。
汚いけど。

大地震に見舞われたロサンゼルスで、
奇病に侵された人々を描いた作品のようだけど、
ストーリーもあってないようなもので、
映画というより、精神異常者の頭の中を覗いてる感じ。

個人的には、おっぱい恐怖症の人がそれを克服しようと、
医者の肛門から出てきた虫の汁を飲んで、
気を失ってるときの精神世界のありようが好きだった。
90年代のCGで描かれた無数の汚いおっぱいが咲き乱れていて。
あのシュールさは、かつての『ウゴウゴルーガ』や
昔のネットに溢れていたGIFアニメーションに通じるものがある。

ただ、なんか全体を通じて「わかる」と思ってしまうんだ。
とにかく頭の中に思い浮かんだことを
そのまま形にして羅列するとああなるかもって。
監督が同い年で、
しかも『ドラゴンボール』や『カウボーイビバップ』
が好きということもあってか、
なんか共感してしまった。
かめはめ波の効果音の一部が使われてたし。
ちなみに監督はこの前のSONICMANIA2018にも出てたらしい
フライング・ロータスという人。

あと日本人の女優さんが、
これまたかなりイッちゃってる役で出てたのも印象深い。

渋谷シネクイントにて、8月18日から25日までの1週間限定だったのだけど、
人気のあまり8月30日まで延びたらしいので、興味がある人はぜひ(笑)

2018年7~9月期のドラマを半分見終わって

2018年08月22日 00時11分37秒 | ドラマ
今期のドラマも半分終わって、こんな感じ。

1.グッド・ドクター(フジ)
2.この世界の片隅に(TBS)
3.チア☆ダン(TBS)
4.サバイバルウェディング(日テレ)
5.義母と娘のブルース(TBS)
6.高嶺の花(日テレ)
7.絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(フジ)
8.健康で文化的な最低限度の生活(フジ)
9.ゼロ 一攫千金ゲーム(日テレ)
10.ハゲタカ(テレ朝)

だが、今クールはマジでお団子状態。
何かが突出して面白いというのがない。
王者不在とはこのこと。

『グッド・ドクター』は、
子役たちの演技に最近よく泣く。
あと山崎賢人が『ATARU』の中居正広である。
 
『この世界の片隅に』は、
相変わらず朝ドラ感満載だけど、
戦争の話はそれだけで興味深い。

『チア☆ダン』は、
映画面白かったし、スポ根好きだから、
それだけで楽しめる。
 
『サバイバルウェディング』は、
完全に『できしな』。
ただ、ハイブランドの歴史と絡めてるのが好き。

『義母と娘のブルース』は、
意外と笑いとシリアスのバランスがいい。
友達が子役にそっくりだけど、
成長して出なくなってしまった。。。
 
『高嶺の花』は、
過去の野島伸司ドラマと比べると綺麗すぎて、
少し物足りない。。。
 
『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』は、
アクションシーンが豊富なのと、
それぞれのキャラに暗い過去があって見応えはある。
 
『健康で文化的な最低限度の生活』は、
意外と毎回淡々と進んでいて、ちょっと地味。
遠藤憲一が唯一笑えるキャラ(笑)
 
『ゼロ 一攫千金ゲーム』は、
もはやNEWSのドラマと化してきた(笑)
 
『ハゲタカ』は、
やっぱり池井戸潤作品の劣化版みたいに感じてしまう。
綾野剛が線が細いので、もっと凄みが欲しい気もする。

という、独断と偏見な感想。

『高嶺の花』がなんかしっくり来ない話

2018年08月18日 23時27分23秒 | ドラマ
不自然に綺麗で、わざとらしいというか、
ちょっとお花畑感が漂ってて、物足りなさがある。

脚本が野島伸司ってことで、
昔見ていた彼の印象深い作品と比較してしまうからってのもあるだろう。
『高校教師』、『ひとつ屋根の下』、
『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』、
『未成年』、『聖者の行進』など、
目を背けたくなるような話が、
当時、自分の子供心に深く刻み込まれてしまっているので、
今回ももっとダークで、グチャミソしたのを期待していた部分がある。

例えば、千葉雄大と戸田菜穂の絡みはもっといやらしく、
汚くできるだろうなーとか。
千葉雄大が綺麗すぎるんだよな。
いくらビジネスライクとはいえ、
もっと、こう、乳房をまさぐり、食らいつくような、
肉欲と羞恥心の混じった脂ぎったギラつき感が欲しい(笑)

千葉雄大と戸田菜穂がヤッてるところを、
芳根京子が見ちゃって、
「いやああああ!」って精神病んで、
放心状態で歩いてるところをトラックに轢かれそうになって、
それを峯田和伸が助けて、意識不明の重体になり、
怒り狂った石原さとみが戸田菜穂を刺しに行くんだけど、
なんだかんだでかばった小日向文世を刺しちゃって、
もうしっちゃかめっちゃかみたいな、そんなのを期待してた。

まあ、いつの時代だよって話だけど(笑)

来週から第2章に入るので、どうなるかな。

もはや大掛かりなコントである『銀魂2 掟は破るためにこそある』

2018年08月18日 00時00分08秒 | 映画


相変わらず笑える映画だった!
パロディ満載の福田ワールド全開で、普通に楽しい。
原作のノリをきちんと実写化していてすごいなと。

ただ、前作を見た後に原作を読もうとしたのだけど、
3巻あたりで断念してしまった。
あのノリがちょっと疲れるというか(笑)
高校生のときだったら、きっとどハマりしたと思うけど。
なので、個人的には映画の方が好きです。

とはいえ、個人的には前作の方がよかったかなー。
今回、前半は笑えたけど、後半がややだれる。
クライマックスの戦闘シーンの連続なので、
本来は俺が最も興奮するパートなのだけど、
ちょっと長かったかなっていうのと、
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や
『レディ・プレイヤー1』を見た後だと、
どうしても見劣りしてしまう。
複数の戦闘シーンの映像の繋げ方はかっこよかったけど!

会場は若い女性が多かったが、
今の若い子は、ラストの元ネタわかるのかな。
30代なら間違いなくド世代(笑)

映画は日本版『デッドプール』みたいな雰囲気もあるけど、
『デッドプール』の方が、もっと悪意ある笑いがあるから、
そっちの方が刺激的ではある(笑)

狂気の沙汰である『君が君で君だ』

2018年08月16日 01時47分17秒 | 映画


予告を見て、中2、、、
いや大2感あふれる青春映画かと思ったら全然違った(笑)

ひょんなことから出会った韓国人の女性を好きになった男3人が、
彼女の好きな人物である
尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬になりきり、
10年間見守るという話。

そう、見守るだけ。
別に会わない。
向かいのアパートから覗きと盗聴を繰り返すのみ。
いや、それもはやなりきる意味がないのではっていう気もするけど。
そもそも、まったくなりきれてないけど(笑)
俺が「刃牙です」っていうぐらい、なりきれてない(笑)

彼女のためになりきっているというより、
「好きな人の好きな人物になりきることで
 彼女への愛情表現をしている自分」
に自己満足しているといった感じもした。
個人的には、人は時に「愛情が強くてここまでしちゃう自分」に対して
悦に浸ることはあると思うので、
そこはある意味微笑ましいと思う。

ただ、その愛情が強い、強すぎる(笑)
もはや愛を通り越して忠誠に近いものになってて、
宗教感すら覚える。
純情だけど異常。
異常だけど純情。
まあ、素直といえば聞こえはいいけど(笑)
その点では、邦画で掃いて捨てるほど量産されている
キラキラ高校生純愛物語とは一線を画す。

そしてメインの池松壮亮、満島真之介、大倉孝二の様子がおかしい。
言動が狂気に満ちていて、特に池松壮亮とか、
「こういう人、園子温監督の映画にいそうだな」
と思うぐらい、イッちゃってる。
破裂した水風船のごとく、バッシャーってなってる。
だから、いろんな意味で圧倒される。

そんなややダークさが漂う中、ラストだけなんか浮いてた印象。

全体的に映画というよりは舞台っぽい感じかな。
なので、極端に言ってしまえば、
“人間”が好きな人には興味深く映る内容だと思うけど、
単に娯楽映画好きな人からしたら、
「なんかよくわからないキモい感じだけど、演技はやべぇ」
というふうに感じるのではなかろうか(俺がそうw)

池松壮亮は生のひまわりの花食べてたけど、
俺も生のバラ食ったことあるわ。

青春全開で最高に楽しい学園ミュージカル『グリース』

2018年08月12日 10時16分29秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1978年のアメリカ映画『グリース』。

おおおおお、これメッチャ楽しい、楽しすぎる学園ミュージカル!!
こんな楽しいなんて思わなかった!!
今年公開の映画と比べてもトップ10に入りそう!!
もうね、日本の純愛映画がうんこに見えてしまうぐらい、楽しいいいい!!(笑)

ひと夏の恋かと思ってた主人公カップルが高校でまさかの再会を果たし、
紆余曲折を経ながら距離を縮めていく話なのだけど、
あの70年代アメリカ映画のもつレトロな雰囲気に、
とにかくジョン・トラボルタが歌って踊りまくるのが最高にクール!
調べたらこの人ミュージカル出身なんだね。

もう思春期全開すぎて、
ジョン・トラボルタのいるヤンチャな男グループと、
そこと仲のいいヤンチャな女グループの、
若さ溢れる感情に素直なやり取りが、本当に楽しい。
今で言う「キラキラ感」とは全然違うのだけど、
こっちの方が本能に従ってて見ていて気持ちいい!

体育館で行われたダンスコンテストで
みんながカオスになりながら踊り狂うシーンとか最高にかっこいいし、
ラストの卒業カーニバルのダンスシーンもすっごく楽しかった!!
文化として、踊ることが根付いてるからこそ、成し得る映像かなと思う。

そして、こういう映画は必ずうまいことに男女のペアができる(笑)

日本のラブコメって、
自分の気持ちを抑えて抑えてラストで爆発して
がんばってチューいけるかいけないかなのに、
アメリカのラブコメは最初から飛ばしてて、
「もうヤッたか?」から入り、
若者の酒、タバコ、ドラッグが当たり前に描かれているのが、
大きな違いだなと思う。
まあ時代もあると思うけど。

映画愛に満ちている『ブリグズビー・ベア』

2018年08月12日 10時09分23秒 | 映画


これは、、、面白い、、、!!
何かひとつでも「好きなもの」がある人にはぜひ見て欲しい。
『カメラを止めるな!』と似て非なる映画。
でも、個人的にはこちらの方が好きだし、
こちらの方が映画愛に満ちていたと思う。
そしてこちらも監督は僕と同い年。
(監督だけでなく、脚本の人や主役の人もだけど!)

長年、誘拐・監禁されてた主人公が外に出て、
監禁時代に見ていた『ブリグズビー・ベア』というドラマの続きを
映画として自ら作ろうとする話なんだけど、強く共感できる話だった。

何かひとつでも好きすぎるものがある人は、時に生きづらさを感じることがあること。
でも、好きゆえにそれが人生の支えになること。
そして、その想いはまわりをも変えていくこと。
いっしょに行った友達は泣いていました。

主人公ジェームスの純粋な想いと心に正直な行動は、
きっと誰の中にもあるものだと思う。
いろんなしがらみや無意識のストッパーで、
その想いはなくなってしまうことが多いと思うけど、
それらを取り除いた本心は、みんなあんな感じなのではないかと思う。

結局彼は、5人ぐらいで映画を作っていくのだけど、
その過程もすごく楽しそうで、見ていて心が温かくなったよ。
モノ作りは、志が同じな少人数でやるのがいいのかなと。

僕も映画やドラマはとてつもなく好きで、
一応シナリオの学校に通ったけど
設定やシーンは思いつくものの、
それをストーリーに仕上げることがうまくできず、
そもそも伝えたいこともそんなになければ、
他人にもあまり興味がなかったため、
作る側には向かないんだなと思った身だけれど、
ジェームスは単に「続きが見たい」という
ある意味自分のためだけにあそこまで行動できるのだからすごく尊敬できる。

ただ、のめり込めるぐらい好きなものがない人は、
この映画はあまり響かないかもなー。
オタク気質な人向き。

あとこれ、ジェダイの騎士が出てるんだよね。
マーク・ハミル。
意外な出演(笑)

主人公がとにかくやかましい『センセイ君主』

2018年08月12日 10時07分02秒 | 映画


最初から最後までやたら浜辺美波がやかましい映画だったな、と。
かなり体張ったと思うけど(笑)
ノリは全然違うけど、
去年見た『先生!、、、好きになってもいいですか?』
とあんまり変わらない印象かな。

自分の年齢的に新川結愛の方を応援してたけど、
まあ映画的にそうはならないよね。

今の時代はジュディマリも合唱曲になるんだなとしみじみ。

竹内涼真と浜辺美波の身長差ありすぎじゃないかと思ったけど、
少女漫画ってあんなもんか。
それなら『ママレード・ボーイ』も身長差きちんと出して、
そのためにやっぱり銀太は竹内涼真だろうと思ったけど、
そうすると、吉沢亮とのバランス取れなくなるなと思ったり(笑)

エンディングでのメイキング見て、
いろんなスタッフの中にいるキャストを見ると、
やっぱり竹内涼真はすげーかっこいいし、浜辺美波もかわいいなと思う。
でも、浜辺美波は若い頃の水野真紀に似てると思うんだよな。

山田裕貴と北川景子のモブ感笑う(笑)

スマートでゴージャスな『オーシャンズ8』

2018年08月12日 10時02分55秒 | 映画


スマートかつゴージャス!!
メンバーが全員女性になるだけで、こうも違うのか!
昔、定番のストーリーでも登場人物の性別を変えるだけで
まったくの別物になると教わったけど、まさにその通りだった。

『オーシャンズ11』のリブートなので、
大枠の話は同じだけど、時系列としては『オーシャンズ13』の続き。
でも過去作見てなくてもまったく問題ないし、
最低『11』だけ見ていれば、より楽しめる!

『11』〜『13』は全員男性なので、
ミッション遂行には体力勝負というか、
力ずくで進めるところがあったけど、
今回は全員女性なので、
よりスマートに、より緻密に事が進んでいって、
そこがある意味すごくリアルに感じて面白かったし、
過去作よりもハラハラ感があった。

ファッション業界のレッドカーペットと呼ばれる
「メットガラ」が舞台になるので、
名だたるセレブやハイブランドがズラリと並んでいて、
ファッション好きな人はそこも楽しめると思う。
実際に本人役でアナ・ウィンターやキム・カーダシアン、
マリア・シャラポワ、アレキサンダー・ワン、
セレーナ・ウィリアムズなどが出ているので、
探してみると楽しいかも。

中でもサンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットのオーラは群を抜いていて、
あんな彫刻のような顔立ちに年齢を感じさせない美しさがハンパない!

特にケイト・ブランシェットがオシャレすぎて悶絶する。
ラペルに缶バッジつけた水色のスーツに
ジャラジャラしたネックレスつけてるのがすごくかっこよかったし、
ラフなスカジャンや様子がおかしいキラキラした衣装を身にまとっても、
すべてが輝いて見えた。
「女優や!あれが世界の女優なんや!」と内心興奮しました。
すべてを着こなせる美貌は羨ましさを通り越して、もはや神々しい。

アン・ハサウェイは顔が小さいのにパーツが大きいから、
なんかいつも顔に現実感がない(笑)

シリーズ見ている人には「うひょ!」となるシーンもあるし、
面白い映画だった!
『11』、『12』、『13』とだんだん面白さがなくなっていったけど、
ここでまた盛り返したね!

一度で終わらない『カメラを止めるな!』

2018年08月06日 23時51分39秒 | 映画


いやー、これは面白かった!
ホラーマジ無理だから、
ゾンビ映画だと思って避けてたけど、、、
見てよかった(笑)

あれ、どうやって2時間もたせるんだろうと思ったけど、
なるほど、そういうことね、と!
アイディアが秀逸だとおもいました。
とはいえ、具体的に「ここのポイントが!」
みたいなのは言いづらいのだけど、
全体的なドタバタ感が滑稽で、
けっこう幅広い層にウケるのではなかろーか。
ハリウッドのブロックバスター映画好きな俺でも
充分に楽しめたもの。
登場人物もクセがありすぎて、
実際ああいう人たちを監督としてまとめ上げるのは
骨が折れると思いつつ、
傍観者として見る分にはかなり楽しい(笑)
この映画、見る側の人よりも、
作る側の人の方が熱狂してる、、、のかな?

とりあえず、BGMと効果音で
すごいホラー感出せるんだなと勉強になったわ。

これだけ話題になってるし、見た方がいい!
よろしくでーす(笑)

死に急ぎすぎなスパイ『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

2018年08月04日 01時21分43秒 | 映画


いやああああ!寿命縮む!!(笑)
今年見た映画の中で一番ハラハラしたわ。
とにかくアクションがヤバすぎる、、、!
IMAXで見たけど、これは4DXの方がいいかも。
さらに、前作からの流れを継いでいるので、
これから見る人は前作を復習した方がより楽しめると思う。

トム・クルーズはやっぱりクッソかっこいいな!
日本であんな体張る56歳なんて、スーツアクター以外にいるのか?(笑)
僕の母親が一番好きな俳優で、
小学生の頃、日記に「僕のお母さんはトム・クルーズとケビン・コスナーが好きです」
と書かせたぐらいなので、
もはや小さい頃からトム・クルーズ=カッコいい以外の方程式はないのだけど(笑)

でもね、バカだよ。
マリオでもやらないぐらいの命をポイ投げするようなアクションの連続だよ。
残機99あっても足りない。。。
このシリーズ見るたびに、自分はスパイ無理だなって凹む。

高度8,000mダイブとか何なの?
しかも106回も飛んでるとか、
もはや頭のネジもいっしょに飛んじゃってるじゃんか。
俺なんて、マザー牧場の10mバンジージャンプでビビリまくって、
すぐには飛べなかったんですけど?
この時点で俺とトムは800倍も差があるよ?
俺の完全なるインポッシブルですわ。

でもスパイ映画って、目的は単純だけど、
組織が複数あってプレイヤーが多い上に、
ミッションの複雑な経緯を最初にバーって話して
「あとよろしく」ってことが多いから、
もう途中から「あれ、今なんでこれやってるんだっけ」って思いつつも、
アクションが凄すぎて、それでカバーしてる感はある(笑)

スパイ映画はアメリカの十八番職業モノだね。
気づいたらヤッてるジェームズ・ボンド。
特殊武器満載のキングスマン。
いつも追われてるジェイソン・ボーン。
そして、死に急ぎすぎなイーサン・ハント。
この四大スパイは安定(笑)

ヘンリー・カヴィルもレベッカ・ファガーソンもだいぶ年上に見えるけど、
1983年生まれだから実際は1つしか違わず、
それであの色気なので、もう同じ人間でごめんなさいとしか言えない。

ちなみに、シリーズ3作目のジャパン・プレミアのバイトしたときに、
生でイーサン・ハントを見たことはいい思い出です。

重力が半分じゃないかってぐらい軽やかな『雨に唄えば』

2018年08月02日 23時55分43秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1952年のアメリカ映画『雨に唄えば』。

サイレント映画からトーキー映画に変わる過渡期の話で、
少女漫画のような出会いから始まり、
ラストの『スカッとジャパン』的な感じで終わるのがいい。

ミュージカルなんだけど、
重力が半分ぐらいなんじゃないかってぐらいの軽やかな動きがやばい。
特に脇役のドナルド・オコナー。
ワイヤーついてんのかってぐらい軽すぎて笑う。

あとタップダンス。
ジーン・ケリーとドナルド・オコナーの
シンクロ率高すぎて相当な練習したんだろうなと思った。

ヒロインのデビー・レイノルズは、
あの『スター・ウォーズ』シリーズで
レイア姫を演じた故キャリー・フィッシャーのお母さん。
言われてみれば似てなくもないかなという感じだけど、
まさか娘が亡くなった翌日に亡くなってるとは思わなかった。。。

ヒーロー映画とファミリー映画のハイブリッド『インクレディブル・ファミリー』

2018年08月02日 23時52分24秒 | 映画


いやー、最高に面白いわ、これ!!
前作から14年経っての続編だけど、
話は前作ラストの直後からスタート。

今回はママがメイン寄りだけど、
ド派手なアクションにX-MENばりのバトルは
前作よりもパワーアップしててすごく興奮する。

それと並行して、娘の恋模様や父親による育児など、
ヒーローにも“日常”があることを描いていて、
まさにヒーロー映画とファミリー映画のハイブリッドな作品に仕上がってる。
ただ、予告だとヒーローの日常推しになってるけど、
実際に見ると単に結果としてそうなってるだけだから、
少しその推し方は違和感ある(笑)

なので、ヒーロー映画として見ると、
“日常”部分がやや退屈に、
ファミリー映画として見ると
“バトル”部分が規格外に映る(笑)

でも、さすが安定のディズニーで、
テンポよく話が進むから見やすいし、
笑えるシーンも多くて緩急つくし、
何よりもジャック・ジャックがかわいすぎて、
あんな赤ちゃん欲しくなる(笑)

今回、ママを始めとした女性キャラが目立っているのは、
14年前と比べて女性が社会に出るようになり、
男性以上に活躍するようになってきたことも無関係ではないように思える。

なんにせよ、8月初日を飾るに相応しい映画だった。

ちなみに、本作の監督のブラッド・バードって、
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でも監督をやってるんだよね。
アニメも実写もヒットさせたまさにハイブリッドな人(笑)

あと、本編開始前のショートムービーがこれまでで一番感動した。
小籠包の話。
たった10分足らずで泣いた。。。