いい青春。アオハル。いや、アオナツ。
量産型の高校生キラキラ青春純愛炸裂ファイヤー映画かと思ったんだけど、
これ割とよかった。
ステーキどーん!って出されるよりも、
牛肉を使った割烹料理みたいな、体に優しい感じ(笑)
葵わかなが夏休みの間だけ、田舎のおばあちゃんちに行って、
地元に住む佐野勇斗と恋に落ちる物語だけど、
舞台が田舎ってところが体に優しい感出してる。
ロケーション変わるだけでこうも印象変わるのかと思った。
やってることはただの恋愛で、
展開も予想できるぐらいオーソドックスなのだけど、
人がゴミゴミした学校じゃなくて、
大自然の豊かな土地に変わることで、
より人にフォーカスしやすい気がする。
余生を生きるおじさんな我が身には普通のキラキラは眩しいので、
田舎のゆったりした感じで恋愛してくれた方が
キュンキュンが五臓六腑に染み渡りますわ。
あとは夏休みという期間限定感がいいね。
無駄にダラダラしない。
病気とかで寿命が限られているとかよりも日常的だし共感しやすい。
葵わかなって、いい意味でキラキラしてなくて、
制服着てもリアルに感じないぐらい落ち着いてるから、
今回の田舎の世界観とマッチしてたし、
イケイケドンドンではなく、古き良き感が漂ってるのも、
個人的には受け入れやすくてよかった。
今の若い子がどう感じるかはわからんけど(笑)
しかし、国仲涼子感はある(笑)