Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ある意味スーパーマリオの実写版だった『コンティニュー』

2021年06月30日 22時34分51秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:55/130
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
SF
タイムループ
ゲーム
ストリートファイター

【あらすじ】
朝目覚めた瞬間から、
謎の殺し屋に襲われ殺される
元デルタフォース特殊部隊員のロイ(フランク・グリロ)。
銃で撃たれることもあれば、
爆弾で吹き飛ばされることもある。
首を切られることもあれば、
刃物で刺されることもある。

ところが、何度殺されても生き返り、
同じ1日を繰り返しているのだ。

死のループから抜け出すために
幾度となくトライ&エラーを重ねる中、
科学者である元妻のジェマ(ナオミ・ワッツ)から、
タイムループの鍵を握る極秘計画
「コードネーム”オシリス“」の手掛かりをつかむ。

ロイは真実を暴くため、
今度は自ら殺し屋集団の元に出向き、
計画の責任者である軍属科学者
ヴェンター大佐(メル・ギブソン)の居場所を突き止めていく。

果たして、タイムループを抜け出し、
明日にたどり着くことはできるのか―。

【感想】
ゲームの世界が現実になったら、
と思わせるアクション映画。
ゲーマーな人はこの世界観、
嫌いじゃないと思う。

結局、260回以上やり直しただろうか。
同じ1日を。
朝、暗殺者の襲撃と共に目覚め、
窓からガトリングガンを撃ち込まれ、
逃げるためにアパートの4階から飛び降り、
トラックの荷台に着地、そこから車を奪って……。

でも、どこかでミスって死んだら、
朝目覚めるところからやり直しなのだ。
ラスボスのところで死んでも最初から。
セーブポイントもふっかつのじゅもんもない、
なかなかのクソゲー感(笑)

ただ、記憶だけはそのまま。
だから、一度ミスったポイントは
次に挽回できる可能性がある。
どのタイミングで跳べばいいのか、
どこにいたら弾に当たらないのかがわかってくる。
勝てない敵がいたらレベル上げをする。
そうやって、何度も何度も同じ1日を繰り返し、
彼は真実に近づいていく。

これもうスーパーマリオじゃんって。
あれもさ、難しいステージでは何回も死ぬよね(笑)
ようやく先に進めたと思っても、
新しい仕掛けにハマってまた死ぬ。
そうやって、何度も何度もやり直して、
ちょっとずつ進んで行くあの感覚そのまんまだったわ。

それを、ハリウッド映画らしく、
格闘や銃撃、斬撃、爆撃、カーアクションてんこ盛りで展開していき、
途中『ストⅡ』で遊ぶシーンを盛り込んでいたのは、
アクション映画好きかつゲーム好きにはハマる世界観だった。
いいなあ、残機が無限にあるなら、
1日ループも悪くないなあ(笑)

あと驚くのは、
フランク・グリロの鍛え抜かれた肉体!
56歳であの筋肉、
あのアクションはヤバい。。。
MCUのブラック・ラムロウ役でおなじみの彼だけど、
いつの間にやら筋肉俳優の仲間入りをしてて吹いた。
てか、フランク・グリロって
どことなく渋川清彦に見えなくもない(笑)

ただ、タイムループする仕組みが
まったくわからないんだよね。
オシリス・スピンドルという装置に
ロイの髪の毛を入れて作動させていたけれど、
それでどうやってロイだけ
時間の流れが変わるのかがまったくもって謎。
死をフックに必ず同じ朝に戻るロジックとは一体。。。
もう「そういうものだ」と受け入れるしかないかな!(笑)

最後は無理矢理「愛する家族」につなげていたけれど、
命がけのアクションからの家族愛っていう、
「この2つがあればOKでしょ」
って言わんばかりのハリウッドらしい映画なので、
僕は好きでした。

映画『コンティニュー』オフィシャルサイト

∞の時を駆けろ―新感覚マッチタイプ(対戦型)SFアクション!/ジョー・カーナハン監督最新作 フランク・グリロ メル・ギブソン ナオミ・ワッツ

映画『コンティニュー』オフィシャルサイト

 

ワンテンポ早い彼女とワンテンポ遅い彼の時間差から生まれた奇跡に涙する『1秒先の彼女』

2021年06月29日 23時39分39秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:62/129
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブストーリー
片想い
失われたバレンタインデー

【あらすじ】
郵便局で働くシャオチー(リー・ペイユー)は、
仕事も恋もパッとしないアラサー女子。
何をするにもワンテンポ早い彼女は、
写真撮影では必ず目をつむってしまい、
映画を観て笑うタイミングも人より早い。

ある日、ハンサムなダンス講師と
バレンタインにデートの約束をするも、
目覚めるとなぜか翌日に。
バレンタインが消えてしまった…!?

消えた1日の行方を探しはじめるシャオチー。
見覚えのない自分の写真、
「038」と書かれた私書箱の鍵、
失踪した父親の思い出…
謎は一層深まるばかり。

どうやら、毎日郵便局にやってくる、
人よりワンテンポ遅いバス運転手のグアタイ(リウ・グァンティン)が
手がかりを握っているらしい。
そして、そんな彼にはある大きな「秘密」があった。

失くした「1日」を探す旅でシャオチーが受け取った、
思いがけない「大切なもの」とは…!?

【感想】
心温まるラブストーリーだった。
何でもワンテンポ早いシャオチーと、
ワンテンポ遅いグアタイの、
一生交わらなさそうな2人の間に起こる奇跡に涙ですよ。

前半はシャオチーのパート。
仕事も恋もパッとしないアラサーの彼女に、
ある日突然訪れるイケメンダンス講師との出会い。
久しぶりの恋の予感にウキウキしまくる姿がキュート。
でも、デートの約束をしたのに、
朝目が覚めたら、
翌日になってるという不可思議な現象。
わずかな手がかりを頼りに、
自分の身に何が起こったのかを解明しようと右往左往。

後半はグアタイのパート。
彼の過去と、
そしてシャオチーの身に起こった真実が語られることに。
これ書くとネタバレなので割愛(笑)

全体的にテンポはゆっくりめな印象だったけど、
知られざる真実と、
2人の運命が交わっていく流れは感動的だったし、
初めて「利息」という概念が素敵だなって思える映画だった。
忘れていることの中に、
大切なことが埋もれているのかもなー。

ちょいちょいツッコミどころはあるんだけど、
総じていいお話だったので、
目はつむれる(笑)

これ言うとアレだけど、
ヒロインを演じたリー・ペイユーの
「パッとしない」感じがリアルでよかったんだよ。
日本のラブコメって、
ヒロインが一番かわいいから、
「パッとしない」とか
「これといって目立つ要素のない」とかっていう設定でも、
顔面偏差値だけ突出して高いことが多くて、
「そんなわけないだろ」っていつも思う。
基本的にヒロインが一番かわいいし。

その点、海外だったら本当に地味めな人だったり、
プラスサイズの人だったり、
その役にピッタリの人をキャスティングしていることもよくある。
そういうときは、ヒロインより抜群に綺麗な人を脇役にバンバン出すから、
その分ヒロインに感情移入もしやすくなって、
面白い作品たりえるのかなって思った。

映画『1秒先の彼女』オフィシャルサイト

映画『1秒先の彼女』オフィシャルサイト

 

メイドカフェと三味線に青春を捧げたオール青森ロケの『いとみち』

2021年06月29日 00時08分30秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:103/128
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★☆☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
青春
三味線
青森
メイドカフェ

【あらすじ】
青森県弘前市の高校。
そこに通う相馬いと(駒井蓮)は、
この世代では珍しく激しい津軽弁で、
みんなから笑われる。
訛りと人見知りで本当の自分を見せることができず、
友人もいない。
得意だったはずの津軽三味線も気乗りせず、
弾かないままずっとしまい込んでいる。

そんなもやもやした日々を過ごすいとが
意を決して始めたのが、
なんとメイドカフェのアルバイト!
五能線と奥羽本線を乗り継ぎ、
"大都会"青森市へ。
津軽メイド喫茶店には、
やたら丁寧な店長の工藤優一郎(中島歩)、
強気なシングルマザーの葛西幸子(黒川芽以)、
漫画家を目指している福士智美(横田真悠)がいた。

いとはメイド服がばっちり似合って喜んだものの、
決め台詞が言えない。
「お、お、おかえりなさませ、ご、ごすずんさま!」。
オーナーの成田太郎(古坂大魔王)の
不気味さにビビりつつも、
仕事に励むいと。

しかしある日、
テレビのニュースで成田が逮捕されたことが報じられ驚愕する。
突然のメイドカフェ廃業の危機にいとが立ち上がった。

「わあ、好ぎだ人たぢど、ずっといっしょに働きてえです。
 まんだいっぺえお客さんさ来てもらいてえんです。
 三味線弾がせでください!」

【感想】
青森県のご当地映画だね、これは(笑)
お話はオーソドックスな高校生の青春ストーリー。
激しい津軽弁で友達のいない主人公が、
心機一転メイドカフェでバイトして三味線弾いて、
自分を出すっていう。

こういう話は好きだし、
タイトルやポスターではまったく惹かれないからこそ、
意外と中身がよかったりするんじゃないかって思ってたんだけど、、、
なぜだろう、僕はほとんどハマらなかった。
各レビューサイトでは高評価もかなり見受けられるし、
その理由はわかるんだけど、、、
僕の口には合わずでして(笑)

まず一番大きいのは、
セリフが何言ってるかわからないところだったかなあ。
もちろん、前後の関係で意味は通るんだけど、
セリフそのものが津軽弁で聞き取りづらく、
耳に入ってこないっていう。

次に、いとがアルバイトを始めたきっかけが
弱かったかなーって思った。
特定の目的があったのかよくわからないまま、
いきなりメイドカフェに決めてたから。
いや、もしかしたら言ってたのかもしれないけど、
津軽弁で僕が聞き取れなかっただけかも?

あと、友達の早苗(ジョナゴールド)と
いつ仲良くなった、、、?って。
ただ通学の電車がいっしょってだけで、
それ以外の接点がないのに、
親友みたいになってるのに違和感。

僕自身の好みと関わる部分としては、
この映画が“個人プレイ”っていうのも
ハマらなかった理由かもしれない。
結局、メイドカフェの仕事も
まわりと協力するようなところはなかったし、
三味線に関してはいとがひとりで完結させてたからなー。

僕は『ウォーターボーイズ』や『チア☆ダン』みたいに、
スポーツかつ集団競技で、
仲間との対立を乗り越えて最後に勝利をつかむっていう、
スポ根系のものが好きだから(笑)

ちなみに、普段の生活の中では仕事を含め、
チームプレイよりは個人プレイの方が性に合ってるんだけど、
だからこそ、映画やドラマの中にある
夢物語のようなチームプレイには憧れがあるし、
そういうのを観たいかなーって。

でも、ラストでいとが三味線を弾くシーンは
すんごい練習したんだろうなって思えるぐらい圧巻だった!!
おばあちゃんの三味線もすごかったけど、
この方は三味線界では有名な方みたい。

そういえば、店長を演じた中島歩って、
明治時代の小説家の国木田独歩の玄孫らしいんだけど、
声としゃべり方がものすごく竹野内豊に似てた(笑)

映画『いとみち』公式サイト

2021年、青森先行上映、全国公開作品 | 青森県・津軽が舞台人見知りで内気な津軽弁少女の青春を描く 祖母、父、娘・・・親子三世代が家族の絆...

映画『いとみち』公式サイト

 

2021年春ドラマの面白かったランキング(10本鑑賞)

2021年06月28日 23時59分02秒 | ドラマ
1. ドラゴン桜(TBS)
2. 大豆田とわ子と三人の元夫(フジテレビ)
3. コントが始まる(日本テレビ)
4. イチケイのカラス(フジテレビ)
5. 着飾る恋には理由があって(TBS)
6. 桜の塔(テレビ朝日)
7. 恋はDeepに(日本テレビ)
8. リコカツ(TBS)
9. レンアイ漫画家(フジテレビ)
10. ネメシス(日本テレビ)

最終的に僕はこんな感じでした。

今季に関しては、4位までは本当に面白いドラマで大好きだったんだけど、
5位以下が「おいおい」と思うような展開やら設定やらであまりハマれず。。。
振り切り方が中途半端だったかなという印象。

いずれも洋画だったらテンポよく面白くなりそうってものばかりで、
なんか惜しい気もしたなー。
まあ、面白さは人それぞれなので、
自分の中でのマイベストドラマがあればいいと思います。

あと、タイトルに副題がつかなかったのも
これまでとは違うかなあと思ったり。

さて、すでに月9は新しいドラマが始まってるし、
TBSの日曜劇場も来週からスタート。
また、虚構の世界の出来事が現実を豊かにしてくれる糧となりますように。

傲慢かつ自己中な性格と行きすぎた値切りによって身の破滅を招いた『グリード ファストファッション界の帝王』

2021年06月28日 21時33分13秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:87/127
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ドキュメンタリーテイスト
ビジネス
ファッション
製造業
徹底しすぎた値切り

【あらすじ】
ギリシャ・ミコノス島。
ファストファッションのブランド経営で財を成した
リチャード・マクリディ(スティーヴ・クーガン)の還暦を祝うため、
離婚した元妻サマンサ(アイラ・フィッシャー)、
息子フィン(エイサ・バターフィールド)、
母マーガレット(シャーリー・ヘンダーソン)ら家族が一堂に集まる。

折しもイギリス当局から、
脱税疑惑や国外の裁縫工場の劣悪な労働環境と
待遇について追及されたリチャードは、
マスコミから"グリーディ(強欲な)・マクリディ"と揶揄されていた。

名誉挽回のためショーアップされたパーティーで、
かつての威光を取り戻そうと目論むが、
湯水のように金を使い、
傲慢にふるまう彼と家族や部下との間には、
徐々に不協和音が生じていく―。

【感想】
ドキュメンタリー風の映画。
主人公のリチャード・マクリディは、
実在した人物をモデルとしている。
それは、イギリスでかつて大成功を収めたファストファッションブランド、
トップショップを擁するアルカディア・グループのオーナー、
フィリップ・グリーンだ。

映画は彼の関係者へのインタビューを交えながら、
誕生日パーティーに至るまでの数日間をメインとしている。

マクリディは類稀なる商才で
どんどん財を成していくのだけど、
映画でわかるのは、
とにかく徹底した値切りを行うこと。
もちろん、コストカットの観点から言えば、
彼の行っていることは至極当然であるけれど、
とにかく強引かつ傲慢。
言い方もケンカ売ってるとしか思えず、
人としては最悪の部類じゃなかろうか。
絶対この人の下では働きたくない(笑)

相手に歩み寄ることはほぼせず、
自ら提示した額に着地しないと、
「じゃあいいや」と帰っていく。
そうされると、ほとんどの相手は呑んでしまうのだけどね。

特に裁縫工場の条件は悲惨で、
ほぼ赤字に近い状態で請け負うことになるから、
利益を出すためにスピードを上げねばらならず、
それについていけない人は解雇されるしかないのだ。

世界中でセレブが愛用している高価な服は、
スリランカなどの工場で、
ミシンを使った手作業で作っているものも多い。
裁縫工場で働いている人の80%は女性らしいのだけど、
その日当は2ドル〜3ドルだと、
映画のラストで紹介されていた。

マクリディは自らの金儲けしか考えていないため、
そんなことは知ったこっちゃないと言わんばかりに、
自らの還暦パーティーにかける金は破格で、
おそらく億は超えているだろうなあ。

そんな彼の傲慢かつ自己中なやり方が巡り巡って、
悲惨な結末を迎えるのだけど、、、
ちょっと間接的すぎて微妙だったかなー。

ラストの搾取する側とされる側の
「分断された世界」は繰り返されていく
というメッセージは興味深いものがあった。

気になるところはいくつかあるけど、
マクリディというか、
フィリップ・グリーンの人柄を知るにはいいかな。
でも、これは普通のドキュメンタリーで観たかったかも。

6月18日公開!映画『グリード ファストファッション帝国の真実』公式サイト

6月18日公開!映画『グリード ファストファッション帝国の真実』公式サイト。ファストファッションブランドを経営し、業界トップにまで上り詰めた...

6月18日公開!映画『グリード ファストファッション帝国の真実』公式サイト

 

受験の『ドラゴンボール』だった『ドラゴン桜』

2021年06月28日 00時01分08秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年春ドラマで面白かった順位:1/10👑
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
教育エンターテインメント
漫画
ドラゴン桜
受験
東大

【あらすじ】
かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、
一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)。
その後、法律事務所を設立し、
学校再建のエキスパートとして
順風満帆な弁護士人生を歩んでいた。

時は令和。
偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、
教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による
学校の再建案を提案する。
しかし、自由な校風を理想に掲げる
理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、
意見が割れていた。

果たして、
桜木と彼の元教え子であり、
法律事務所でいっしょに働く
弁護士の水野直美(長澤まさみ)は、
東大合格者を出し、
学園を再建できるのか…。

【感想】
今季最後のドラマ!
やっぱり春ドラマはこれが一番面白かったかな!
正直、第2話までメチャクチャつまらなかったんだけど、
第3話で東大専科のクラスが
本格的に始まったところから面白くなってきた。

底辺からテッペンを目指す、
いわゆる下剋上系の話だから、
ストーリーもわかりやすいし、
キャラクターの成長譚としても楽しめるのが
ポイントだったんじゃないかと。

ここで話されていた勉強のテクニックも
「なるほどな~」と思えると同時に、
受験の心構えとかは、
水泳の練習や大会にも応用できることがあって、
勉強になったりもした。

で、個人的に一番印象的だったのは、
圧倒的に藤井(鈴鹿央士)だよ。
いやもうね、ホント、藤井ね、
うん、すごくよかった。
悲しい始まりは幸せな終わりになるし、
嫌なやつはいいやつになるっていう、
スタートとゴールは反対にするっていうのが
面白い物語の条件ってのは昔教わったことがあるけど、
彼はまさにその通りだった。

優秀であるがゆえに人を見下す嫌なやつだった彼が、
東大専科での授業やクラスメイトとの交流を通じて、
だんだん変わっていって、
最終回では他校の生徒に絡まれている
健太(細田佳央太)を助けるぐらい
友達想いのいいやつになったから。

ベジータかって。
下級戦士のカカロットをバカにしていたサイヤ人の王子が、
家族と仲間を守るために魔人ブウ相手に自爆したベジータかって。

前作のキャストが応援にかけつけてくれたのも、
シリーズやキャストのファンからしたら
うれしい演出だったよな~。
やまぴーは声だけだったけど(笑)

僕は受験用に理科と社会を勉強していなかったので、
高校受験のときから国立はスルーしてたけど、
もし当時この漫画を読んでいたら、
とりあえず受けるだけは受けていたかもしれない、東大は。
まあ落ちてたと思うけどw

実際に東大に受かった人は、
このドラマをどう見るんだろうか。

日曜劇場『ドラゴン桜』

TBS「日曜劇場『ドラゴン桜』」の公式サイトです。日曜よる9時放送。

TBSテレビ

 

逆に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の偉大さを痛感した『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』

2021年06月26日 21時29分53秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:84/126
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
SF
タイムトラベル
コールドスリープ
ミスチル

【あらすじ】
将来を期待される科学者の高倉宗一郎(山﨑賢人)は、
亡き養父である松下(橋爪淳)の会社で
研究に没頭していた。
早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、
自分を慕ってくれる松下の娘・璃子(清原果耶)と愛猫ピートを、
家族のように大事に思ってきた。
しかし、研究の完成を目前に控えながら、
宗一郎は罠にはめられ、
冷凍睡眠させられてしまう。

目を覚ますと、
そこは30年後の2025年の東京。
宗一郎は研究も財産も失い、
璃子は謎の死を遂げていた。
失って初めて、
璃子が自分にとって
かけがえのない存在だったと気づく宗一郎。
人間にそっくりなロボット(藤木直人)の力を借り、
30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、
ある物理学者にたどり着く。

驚きの事実を知った宗一郎は、
再び1995年へと時を超える。
ただ、璃子を救うために―。

【感想】
原作は未読だけど、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の
元ネタにもなってるぐらい有名らしい。
ウィキペディアで原作のあらすじを読むと、
メチャクチャ面白そうじゃんって思うんだけど、、、?(笑)

タイムトラベルモノの映画って世の中に数多くあるものの、
今作を観て感じたのは、
「邦画でやるとこうなるのかー」っていう感じ。
いい意味でも悪い意味でも。

いい意味で言ったら、
まずは舞台が日本になっているので
イメージしやすいってのがあるかなー。

1995年のシーンなんか、
ミスチルの曲が流れているから、
当時を生きた身からしたら懐かしいよ。
とはいえ、自分よりも年下の役者が
1995年という設定で聴いているのは、
やや違和感もあるけど(笑)

あとは、安定の感動系の話になっているから、
そこまで毛嫌いする人もいなそう。
CGやセットをバリバリ組んでのアクションモノにしちゃうと、
洋画ほど予算のかけられない邦画の場合、
おそらく目の肥えた現代人は満足しなそう。。。

で、悪い意味で言うと、
進行がもっさりしてたかなー。
今回のようにややスリリングな展開の話なら、
もっとポンポン進むテンポのよさが欲しいところなんだけど、、、
あまり重要でないところに尺を使ってるのか、
うまく波に乗れない感じがした。
結局、コールドスリープから目覚めるのに
50分ぐらい使ってるからね。
それだけで前半終了。
洋画だったら、
その半分ぐらいで終わってそうかなって。

だから、未来に行ってからが
けっこうあっさりしてた。
特に、藤木直人が演じたロボットが
ちょっと笑える役なんだけど、
もっと面白い掛け合いがあってもよさそうなのに、
ほとんどない。

そのため、過去に戻るときの
ちょっと感動を盛り込んだやりとりを観てても、
「いや、そんな仲良くなってないじゃん」
って思っちゃった(笑)

で、過去に戻った後に知り合った佐藤(原田泰造)も、
事情説明のシーンがないまま、
「いきさつはロボットから聞いたよ!」と快諾してて。
「ずいぶん物分かりがいいな」って感じたんだよねー(笑)

まあ、過去にタイムトラベル系の映画を
たくさん観てきた人なら、
なんとなーく察しがつく展開かもしれないけど、
感動的ではあるし、
それなりに楽しめる映画ではあったかな。
何よりもこの映画を観ることで、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の偉大さをより痛感できる。
言い方は悪いけど、
かませ犬的な印象(笑)

個人的には、
同じタイムトラベル系の邦画だったら、
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』の方が好き。
まあ、こっちは完全にコメディで、
SF的な要素がほぼないんだけど(笑)

映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』オフィシャルサイト

主演:山﨑賢人 共演:清原果耶、藤木直人 主題歌:LiSA 監督:三木孝浩 ロバート・A・ハインライン「夏への扉」待望の映画化!30年の時を...

映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』オフィシャルサイト

 

SF設定だけれど未来感ゼロの『Arc アーク』

2021年06月26日 20時15分24秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:116/125
   ストーリー:★★☆☆☆
  キャラクター:★★☆☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★☆☆☆
映画館で観るべき:★☆☆☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
SF
不老不死

【あらすじ】
舞台はそう遠くない未来。
17歳で人生に自由を求め、
生まれたばかりの息子と別れて
放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)は、
19歳で師となるエマ(寺島しのぶ)と出会い、
彼女の下で<ボディワークス>を作るという仕事に就く。

それは、最愛の存在を亡くした人々のために、
遺体を生きていた姿のまま保存できるように
施術(プラスティネーション)する仕事であった。
エマの弟・天音(岡田将生)はこの技術を発展させ、
遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。

リナはその施術を受けた世界初の女性となり、
30歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが…。

【感想】
原作は未読だけど、
好みが分かれそうな作品かな。
不老不死となった人類最初の女性ということで、
テーマは奥深い。
でも、そこから期待されるSF感は皆無。
いや、テーマ自体はバリバリSFなのだけど、
未来的な街並みや衣装、
ロボットなどは出てこないよという意味で。

僕のように映画にエンタメ性を求め、
わかりやすさや派手さが好きな人だと、、、
大きく外れます(笑)

前半は遺体を半永久的に保存できる
プラスティネーションの話で、
後半でようやく不老不死の話になるのだけど、
全体的に淡々とした進行。
その中で、登場人物の「永遠」に対する想いが
見えてくるという流れ。

「生は死があってこそ」みたいな主張が作中にも出てくるけど、
僕はけっこうその考えには賛同できるんだよね。
ゲームもオンラインゲームにハマらないのは終わりがないから。
ちゃんとエンディングを迎えられて、
冒険に終止符が打てるからこそ、
物語は面白いと思う。

とは言うものの、
永遠の命が欲しくないのかと言われたら、欲しい(笑)
そりゃ、脳みそだけビーカーの中に入れるとか、
もはやデータ上の存在でしかないってのは嫌だけど、
この世がどんな未来になっていくのかってのは
この目で確かめたいから。

なので、「不老不死」や「永遠の命」
という議論のネタとしては興味深い。

ただ、冒頭のリナのダンスと
プラスティネーションのつながりがわかりづらかったり、
そもそもリナ自身は不老不死を
望んでいたんだっけってのが謎だったり、
いろいろ明言することがないので、
下手したらよくわからないまま
終わってしまう人もいるかも(笑)

エンタメというよりは、
アートや文学寄りの作りかなって感じなので、
ハマる人とそうでない人の差は大きそう。

ちなみに、この監督の過去作だと
『愚行録』は個人的にまあよかったんだけど、
『蜜蜂と遠雷』は合いませんでした(笑)

映画『Arc アーク』オフィシャルサイト|2021.06.25 FRI

人類初、永遠の命を得た女性の物語、主演:芳根京子が17歳から100歳以上までを熱演! 俊英・石川慶監督が世界的SF作家ケン・リュウの傑作短編...

 

レオナルド・ディカプリオが水も滴るいい男すぎた『ロミオ+ジュリエット』

2021年06月26日 18時51分59秒 | 映画


【個人的な評価】
「午前十時の映画祭11」で面白かった順位:7/7
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブストーリー
シェイクスピア
禁断の恋

【あらすじ】
ヴェローナ・ビーチは反目し合う二大財閥、
モンタギュー家とキャピュレット家に支配され、
日々抗争による銃撃戦が後を絶たなかった。

モンタギュー家の一人息子ロミオ(レオナルド・ディカプリオ)は、
親友マキューシオ(ハロルド・ペリノー)に誘われ、
仮装してキャピュレット家のパーティーに忍び込むが、
そこで天使の羽を着けた美少女、
ジュリエット(クレア・デインズ)に一目惚れ。

ロミオはジュリエットに愛を告白し、
2人は相思相愛になるのだが―。

【感想】
「午前十時の映画祭11」にて。
1996年のアメリカ映画。

今さら初めて観たのだけれど、
今まで観た中で一番レオナルド・ディカプリオが美しかった。
「ああ、美少年・美青年っていう言葉はこういう人のためにあるんだ」って。
前髪がたらーんとしてて
あそこまでかっこいいとかね、
人生チートだね。

以前、twitterで
「相手をじっと見つめてニコッと笑ったりすればみんな僕を好きになるけど、
 そういうことはあまりしちゃいけないと気付いた」
って彼が言ってたという逸話を見て、
世の中には恵まれすぎている人がいるんだと思ったわ(笑)

で、この映画自体が面白いかというと、
けっこう好みは分かれるかもしれない。
タイトルの通り、
これはシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を
現代風にアレンジしているんだけど、
セリフがほとんど戯曲のまんまなので、
レトリックが過剰すぎてあんまり頭に入って来なかった(笑)
言い回しが長ったらしくて、
テンポが悪く感じるんだよね。

とはいえ、後半のロミオが追放されてからの展開は
スピード感あって見ごたえがあり、
特にラストのオチの悲劇っぷりは印象深い。
この設定を426年前にすでに思いついた
シェイクスピアのすごさを痛感する。
まあ、厳密に言えば、
これは2世紀後半に作られたとされる
『ピューラモスとティスベー』という話がモチーフとなっているようなので、
1800年以上も前に考えた人がいるってことなんだけど。

全体的には、ストーリーよりも
レオナルド・ディカプリオの美しさを堪能するためにある映画
といった感じかなー、個人的には。
当時17歳のクレア・デインズの演技もすごいけど。
てか、2人とも一目惚れ早すぎ(笑)

それにしても、ラストの展開は連絡の手段をしっかり詰め切れていれば
避けられた話ではないのかなって思う。
あと、ジュリエットも動いていたから、
もう少しちゃんと観察していれば、
生きていたことがわかったんじゃないかな、、、
って、気が動転していてそれどころじゃないかもだけど。

個人的にウケたのは、
“理想の独身男性”の称号を得ていたパリスを演じていたのが、
当時27歳のポール・ラッドだということ。
彼が後のアントマンになるとは(笑)

午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作

午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作

午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作

 

モッフモフのキュートさに悶絶し、ビジネスパーソンとしての原作者の葛藤も垣間見える『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』

2021年06月25日 22時18分17秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:3/124
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
コメディ
動物
ウサギ
ピーターラビット

【あらすじ】
湖水地方で優しい画家のビア(ローズ・バーン)と暮らす
“モフカワ”ウサギのピーター。
3年前に隣に引っ越してきた
動物嫌いのマグレガー(ドーナル・グリーソン)と、
ビアをめぐる全面抗争もついに終息。
大好きなビアは大嫌いなマグレガーと結婚することに。

みんなで仲良く暮らすはずが、
父親気取りのマグレガーに
ピーターは毎日叱られてばかり。
そんな生活にウンザリのピーターは、
ビアの出版の話で街に行った際に、
バーナバスと出会う。

あるがままの自分を受け入れてくれるバーナバスに
頼もしさを感じるピーター。
しかし、人間に恨みを抱くバーナバスは、
人家の冷蔵庫から野菜や果物を盗み、
都会の動物たちを組織して
人間への復讐の機会をうかがっていた。

ある日、バーナバスはイギリス中から市場に集まった
最高級ドライフルーツの強奪作戦を計画する。
認めてもらいたいピーターは、
湖水地方にいる妹や動物の仲間たちをメンバーに加え、
作戦に参加する。

作戦が成功したかに見えたそのとき、
人間に捕まってしまう妹と仲間たち。
最大のピンチにピーターの前に現れたのは...
まさかのマグレガー!?

【感想】
前作から大好きだったんだけど、
これは待った甲斐があった。
今年一番笑ったし、
今年一番キャラクターがかわいかった映画だよ。
もうね、ピーターたちが超絶かわいすぎて。。。
本当にかわいい。。。
モッフモフなのもそうなんだけど、
あの表情がたまんねぇ。。。

ベースはリアルなウサギなんだけど、
それを残しつつ、
人間っぽい表情をするのがキュートすぎて。
炭酸水飲んで涙ぐむモプシー、フロプシーと、
砂糖でラリっちゃうカトンテールなんか、
あまりのかわいさに過呼吸になるところだったわ。

ストーリー自体はものすごくオーソドックス。
自分の居場所がないと感じたピーターが、
街で出会った不良とつるんで悪事に手を染めるっていう話で、
洋画ではよくあるパターンよね。
田舎者が都会でトラブルに首を突っ込むっていうのは。
でも、93分という短い尺と、
かわいさたっぷりの小動物たちが織り成すドタバタ劇を、
スピード感とスリルある展開に持っていくのが最高!!
ディズニーじゃなくても、
ここまでやれるんだ!って思う。

しかも、動物たちだけじゃなくて、
マグレガーの役どころも最高なのよ!
前作からピーターにだけ当たりが強くて
ややおっかない人物なんだけど、
そんな彼がピーターに吹っ飛ばされたり、
勢い余って飛んだり跳ねたりしてるコミカルさの
ギャップがいいんだよぅ。

そして、今回印象的だったのが、
ビアの出版の話。
彼女は、
原作者のビアトリクス・ポターをモデルにした人物なんだけど、
ビアトリクスって実は、
デザインで特許を取った最初の人物らしいのよね。
ディズニーから映画化の話もあったらしいんだけど、
自分の作品を守るために頑なに断ったそう。

今作におけるビアは、
出版社のナイジェル(デヴィッド・オイェロウォ)の
マーケティング戦略に最初は戸惑っていたけど、
彼の影響を受けて徐々に変わっていき、
ピーターラビットを売れるビジネスに展開しようとするのよ。
もしかしたら、ビアトリクス自身が
ディズニーからの映画化のオファーがあったときに、
同じような経験をしたのかもしれないなって思うと、
なかなか興味深いエピソード。

個人的には、
前作のピーターとマグレガーによる
動物と人類の全面戦争みたいな話の方が好きだけど、
今作も実に愉快痛快な映画だった。
コロナ禍でどんよりした今だからこそ観て欲しい。

それにしても、ピーターにしろくまプーにしろ、
なんで上半身しか服着ないんだろう(笑)

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』6月25日(金)全国ロードショー | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

因縁深きマグレガーがピーターラビットの父親に!? “うさグレた”ピーター、湖水地方を捨てて大都会へ!

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』6月25日(金)全国ロードショー | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

 

万年セカンドポジションで体だけ許しまくる『男の優しさは全部下心なんですって』

2021年06月24日 23時24分50秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:121/123
   ストーリー:★☆☆☆☆
  キャラクター:★☆☆☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★☆☆☆
映画館で観るべき:★☆☆☆☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
セックス
ビッチ
メンヘラ

【あらすじ】
遊園地の跡地にできたショッピングモールの
メリーゴーランドで働く宇田みこ。
好きになる男には常に本命がいて、
"恋愛体質純情セカンド"状態の日々を送っている。

次々訪れる出会いと別れの仲、
日地上と非日常の境界線も超え、
宇田みこの奮闘は続く……!

果たして、宇田みこは愛する人の一番手になれるのか?

【感想】
この世界観や作中に流れるBGMなど、
監督には独特の才能とセンスがあると思った。
でも、この映画自体が面白いかというと、
個人的にはあまりハマれなかったかな。。。
男目線からすると、
結局ヒロインってただのビッチにしか映らなかったので。。。

ストーリーはあってないようなもので、
ヒロインの宇田みこが恋人の家を追い出されるところからスタート。
彼女はただの浮気相手でしかなかったから。

その後、いろんな男に会うんだけど、
全員本命アリ。
つまり、彼女は常にセカンド。
求められたら、
とりあえず体は許しちゃう。
で、本命に見つかって、
追い出されて、
また別の男のセカンドになって、、、
っていう繰り返し。

タイトルで『男の優しさは全部下心なんですって』とは言うものの、
優しさの描写なんてあったかな、、、?
行く家がない彼女に「ウチ来る?」と聞く人はいたけど、
それ優しさじゃなくて、
ヤリモク確定じゃんとしか思えず(笑)

そもそも家に本命がいるのに誘う男もだいぶアレだし、
それでホイホイついてく宇田みこも相当なアレだけども。

でも、彼女って特にセックス好きっていうわけじゃないんだよね。
セックスが好きで、
体を重ねているときだけ生きている実感が沸くとか、
そういうんじゃない。
また、体を許してでも、
誰かに必要とされたいという
承認欲求が強いわけでもない。
なんか、人生諦めてるというか、
ルーティンとして受け入れているような気さえした。

上映後のトークイベントで、
監督は「生きてるってのを描きたかった」
みたいなことをおっしゃっていたけれど、
それにしてはヒロインがあまりにも生きてる感がなくて(笑)
若い頃には身のまわりに
こういうタイプの人もいたような気もするぐらいにはリアルだけど、
実際に誰かさんの実体験なのかもしれない(笑)
普通は病みそうなところを、
ヒロインはそれでも元気に生きてたから、
そこはよかったというか、
図太いというか。

とはいえ、シリアスなのかコメディなのかホラーなのか、
いまいち掴めない映画だったかなー。
女性目線からしたら、
また違った見え方になるのかもしれない。

邦画でこういう性とか男女間のあれやこれやを描く場合、
割とシリアスめな作品が多い気がする。
で、「わかるぅ」って共感を呼ぶものとか。

これがコメディに走ると、
今度は最終目標がキスでしかない、
量産型高校生キラキラ青春純愛映画になっちゃって、
だいぶパターンが決まってるように感じる。

洋画みたいに、
「やっば、まーた寝ちゃった!」
みたいなポップな感じのものってないよね(笑)

韓国映画も純愛系が多くて、
むしろ男女の絡みってまったく見ないけど、
あっちは通常時の感情表現が豊かすぎて、
コメディでもシリアスでも面白かったりするけど。

映画『男の優しさは全部下心なんですって』

映画『男の優しさは全部下心なんですって』公式サイト

映画『男の優しさは全部下心なんですって』

 

機能別彼氏制度を取り入れていた豆柴真柴さんの『着飾る恋には理由があって』

2021年06月23日 10時12分26秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年春ドラマで面白かった順位:4/9
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
インフルエンサー
ルームシェア
料理男子
インテリア

【あらすじ】
真柴くるみ(川口春奈)はインテリアメーカーで働く傍ら、
SNSでもフォロワーが10万人近くいる
インフルエンサーとしての顔も持つ。

ひょんなことから
表参道の一等地に建つマンションに住めることになったが、
実は個性的なメンバーが集うルームシェアだった。

好きなときだけキッチンカーでバルを営業する
マイペースな料理人の藤野駿(横浜流星)。
オンラインカウンセラーとして
悩み相談を請け負っている寺井陽人(丸山隆平)。
近所の高級スーパーでバイトをしている
アーティストの羽瀬彩夏(中村アン)。

ここにくるみと、
この家に招き入れてくれた
フードスタイリストの早乙女香子(夏川結衣)が加わって、
5人での生活が始まる。

さらに、くるみが密かに慕っていた会社の社長である
葉山祥吾(向井理)は突然会社を辞めてしまい、
意気消沈。

彼女の恋の行方は果たして……。

【感想】
現代らしいラブコメで、
春ドラマの中では一番オーソドックスだった印象。

当初、フォロワーからの反応があることに
喜びを感じているくるみと、
SNSに振り回される空虚さを説く
駿の対照的な関係は、
今の時代っぽさが前面に出てたよね。

駿は、がんばってきたレストランがダメになったことで、
すべてに疲れ、
無理するのもがんばるもやめて、
持ってるものも全部捨てた。
何もなくなって、
自分がよく見えるようになった彼からしたら、
いつも無理にがんばっているように見えるくるみは、
時に眩しく、
時に昔の自分を見ているようで、
もどかしさがあったんだろうなー。

そんなくるみは、
憧れの社長に認められたくて、
追いつきたくて、
そのためにSNSをやっていたと思っていたけど、
駿の話を聞いて、
単に好きでやってたんだと気づく。
無理してやるものではないけれど、
好きでやってるならいいんじゃないかって。

情報が多い現代、
やらなきゃいけないと思っていることのほとんどは、
実はただの思い込みなのかもしれない。
“しなければならない”、
“あらねばらならない”
ということからの脱却の物語
でもあるのかなと感じる部分はあった。

まあ、ラストは急に
みんなそれぞれの道を見つけてハッピーになって、
だいぶ調子よく進んだなと思ったけど(笑)

がしかし、である。
豆柴真柴さんのどっちつかずな態度ときたら!
だんだん駿に惹かれていって、
恋仲になった矢先、
いきなり社長が戻ってきて、
そっちに気持ちが流れて、
でも好きなのは駿で、
ああでも社長も気になって、、、っていう。

ベースの気持ちは駿なんだよね。
でも、駿とちょっとうまくいかなかったり、
仕事のことになると社長のところに行くんだよ。
魅力的な男性2人に挟まれて揺れ惑う気持ちはわかるけど、
このプライベート用の彼氏と
仕事用の彼氏で使い分けている感じがね、
前になんかの雑誌で読んだ
「機能別彼氏」なんじゃないかと。
お食事用、お趣味用、おセックス用で分けてるっていうやつ。

男側もそれを認知および合意してるならまだしも、
お互いに嫉妬心むき出しだから、
これもしかしたら、
自分に気があるとわかってる男子を転がしてんのかなって。

最終回の会社の辞め方も、
ドラマ的には最高だけど、
社会人的には最低で笑った(笑)

あと、第2話で香子さんと陽人のやりとりの
わかりみが深かったので引用させていただきます。

香子「20代は本当にキツかった。
   管理栄養士とはいえ、普通に会社員勤め。
   毎日業務に追われて、できないことだらで」
陽人「俺もそうでした。
   大学病院のとき、毎日パンパンで。
   やらなあかんことに追われて。
   やりたいことにたどり着かへん」
香子「30代。
   仕事でやらなきゃないけないことがわかってくる。
   でも、また次の悩みが出てくる。
   結婚、出産、誰とどう生きるか、ひとりのままなのか」
陽人「それは俺も考えますね。
   結局いつも何かしら迷うってことなんですかね」
香子「40代を過ぎると、仕事の先行き、家計、親の問題。
   もっと悩みは複雑になって、
   一周まわって大事なのは健康ってとこに行き着くの。
   もう今となっては健康で、いかにおいしくお酒が飲めるか。
   それだけ」

というわけで、みんなも健康には気をつけよう。

火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』|TBSテレビ

TBS 火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』公式サイトです。2021年4月スタート。毎週火曜よる10時〜放送。

TBSテレビ

 

父親に隠された秘密を追う思春期の男女に冒険感がある『クローブヒッチ・キラー』

2021年06月22日 21時03分16秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:107/122
   ストーリー:★★☆☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★☆☆☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
サイコスリラー
サイコパス
縛りプレイ

【あらすじ】
16才の少年タイラー(チャーリー・プラマー)は、
信仰を重んじる小さな町の、
貧しくも幸せな家庭で暮らしている。

ある日、ボーイスカウトの団長も務め、
町でも信頼の厚い父親ドン(ディラン・マクダーモット)の小屋に忍び込んだタイラーは、
猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう。

調べを進めてゆくにつれ、
10年前に起きた未解決事件
「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」
の犯人が父親ドンなのではと、
日ごと疑惑は増すばかり。

同じく事件を追う少女カッシ(マディセン・ベイティ)に協力を求め、
真相を究明しようとするが…。

【感想】
たった一人の父親に疑いの念を向けるというスリリングな映画。

僕の父親もそうだったけど、
昔住んでた家には「親父の部屋」なる、
"未知の領域"があって。
まあ、単なる物置なんだけど、
親父の趣味の漫画や若い頃に使っていたであろう
スキーの板などが置かれていたりして、
小さい頃はちょっとドキドキしたものだ。

この映画でも、
家族が暮らす家からちょっと離れたところに父親の小屋がある。
ただの倉庫と化してはいるのだけれど、
ダイアル式のカギもかけられており、
厳重な雰囲気が漂う。

子供心からしたら、
それだけでいろいろ期待してしまうけれど、
そこに忍び込んで見つけたまさかの父親の秘密。
もしかしたら、彼は殺人犯かもしれない。
思春期の高校生にとっては、かなりショッキングな出来事だろう。

その事件の真相を、
町内で「異教徒」だと罵られて浮いている
女子と2人で追っていく展開は、
スリリングな中にちょっとした
冒険というか青春っぽい要素もあって、
なんだか楽しそうに見える
(そんなお気楽な世界観ではまったくないけどw)。

ただねー、全体的にゆっくり進んで行くから、
スリリングな割には緊迫感はあまりなかったんだよねー。

あと、気になる点もいくつかある。
カッシは一般人なのに、
なんでそんなに警察の調査資料を見れるのかが謎。
元警察関係者といっしょに住んでいる?とはいえ、
一般人にそこまでの閲覧権限はない気がするんだよね。

他にも、
せっかくいるのならタイラーの叔父をもっと使ったりとか、
タイラーとカッシの仲を
もっと深めてもよかったんじゃないかなーとか、
いろいろ思うところもあって、
全体的に物足りなさはあったかも。

まあでも、サイコスリラーとは言いつつ、
怖い要素はほとんどないので、
その点では安心して観れるかな。

映画「クローブヒッチ・キラー」オフィシャルサイト

ハリウッドが今最も注目する 『荒野にて』『ゲティ家の身代金』の チャーリー・プラマー主演!映画「クローブヒッチ・キラー」6月11日、新宿武蔵...

映画「クローブヒッチ・キラー」オフィシャルサイト

 

夜間の『コード・ブルー』だねって思った『ナイト・ドクター』(第1話)

2021年06月22日 00時42分35秒 | ドラマ


【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位(第1話時点):1/1👑
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
医療モノ
救急医療
コード・ブルー
ジャニーズ
キンプリ

【あらすじ】
柏桜会あさひ海浜病院では、
病院スタッフの働き方改革を目指し、
夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」を設立することに。

夜間救急は慢性的な医師不足、
救急車難民、コンビニ受診など
問題は山積みだが、
救うべき命があることに変わりはない。

そこで"夜の病院を守る"という
重要な使命を果たすため、
5人の若き医師たちが集められた。

強い志を持つ者、
自分の意志とは裏腹にやってきた者など、
思惑は様々だが、
訳ありの5人の医師たちが時にぶつかり、
時に励まし合いながら、
命に真摯に向き合っていく。

とはいえ、彼らも仕事を終えればひとりの人間。
家族や恋人、
そして自分自身の悩みや問題に直面することも。

果たして、ナイト・ドクターたちは、
崩壊寸前の現代の救急医療を救う一筋の光となるのか。

【感想】
オリンピックの影響からか、
春ドラマが全部終わらないうちに、
夏ドラマのスタート。

今回の月9は安定の医療モノ。
救命救急が舞台なので、
緊迫感あって楽しめるのは間違いない。
夜間専門ということだけれど、
第1話時点ではその設定は
まだそこまで感じなかったかな。

で、集められた5人の若手というのが、
やる気のあるものからないものまでバラバラ。
今回メインで焦点が当たっていた深澤新(岸優太)は、
穏やかに生活したいタイプだったので、
仕事の辛さと責任の重さに耐えかねて、
早速脱落しかける。

でも、彼の演技よかったなー。
妹とは知らず、
自分じゃ対処しきれないと
救急車の受け入れを拒否しちゃって、
激しい後悔の念に捉われて。

結局、朝倉美月(波留)の想いを聞くことで、
もう少しがんばろうってなるんだけど、
こういう若者の成長譚も本作の面白いところなのかも。

うん、『コード・ブルー』だね(笑)

てか、月9は秋が『ラジエーションハウス2』なんだけど、
医療モノが連続するんだなー。

NightDoctor/ - フジテレビ

Night Doctor - オフィシャルサイト。毎週月曜よる9時放送。波瑠、田中 圭、岸 優太、岡崎紗絵、北村匠海

フジテレビ

 

キラキラ青春って美男美女の専売特許で凡人からしたらファンタジーやSFの類だよねと思った『胸が鳴るのは君のせい』

2021年06月21日 22時46分11秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:104/121
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★☆☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
学園モノ
青春
ジャニーズ

【あらすじ】
高校1年の3学期に転校してきた有馬隼人(浮所飛貴)は、
イケメンなのに愛想がなく、
ちょっと怖い。
クラスメイトの篠原つかさ(白石聖)は、
そんな有馬が気になり、
いつしか目で追うようになっていた。

高校2年生最後の日。
友達から「両想いじゃない?」
とはやし立てられたつかさは、
ずっと抱いてきた有馬への想いを伝えるも、
「そういう目で見たことない」
ときっぱりフラれてしまう。

新学期。
有馬と同じクラスになったつかさは、
変わらず友達として優しくしてくれる彼に、
好きな気持ちがますます加速。

ところが、同じクラスになった
イケメンの長谷部泰広(板垣瑞生)から、
いとこが有馬の元カノだと知らされ大ショック。
モヤモヤした気持ちでオリエンテーションキャンプに向かうものの、
たまたま同じ場所に来ていた元カノ(原菜乃華)に遭遇し、
隼人とヨリを戻す手伝いをして欲しいとお願いされてしまう。

さらに、長谷部はそんなつかさに特別な感情を抱くように。

それぞれの想いが複雑に絡み合う中、
つかさの一途な片想いの行方は……。

【感想】
一時期より少なくなった
高校生キラキラ青春純愛映画。
観に来たお客さんは
キャストのファンの子が多いから、
おじさんひとりで観に行くと、
肩身狭い(笑)

こういう映画、
前までは展開が同じすぎるから
お腹いっぱいって思ってたんだけど、
見方を変えると意外と楽しめる。
それは、いかにツッコミ要素を探すか(笑)

ある程度歳を重ねた人なら、
同年代の友達といっしょに酒を片手に、
「そんなわけあるかーい!」
ってツッコミながら観るのが楽しいかも。

本作は90年代のトレンディドラマ並みの恋愛至上主義。
自分にもこういう青春あったのかなーなんて思ったけど、
ねーよって。
ファンタジーやSFの世界なんだよ、
こんなキラッキラした青春。
美男美女にしか訪れない、
国民の99%は体験しないおとぎ話。

ストーリーやキャラクターは
ラブコメの教科書かってぐらい
シンプルかつオーソドックス。
面白いぐらいに次の展開が読めてしまうわかりやすさは、
むしろ好感度高い。

元気なヒロイン、
転校してきたクールなイケメン。
「姫」ってあだ名がつきそうなぐらい
お嬢様感あるライバル。
ヒロインにちょっかいを出すチャライケメンに、
クラスに必ずいるお笑い担当。

そんな彼らが、
キャンプや夏祭り、文化祭と、
これまた学園モノの定番イベントの中で、
キャッキャウフフしていくのは微笑ましい。

そして、ツッコミどころありすぎて
逆に笑っちゃう登場人物の言動の数々。
「寝言は寝てから言え」
って言いたくなるセリフと、
イケメンしか許されない行動のオンパレード。

キャンプ場の炊事場にて、
洗い物中につかさが
シュシュを落として濡らしちゃって。
そのとき隼人が、
後ろから髪をサラッてまとめ上げて
「持っててやるから早く洗っちゃいな」って。

いやいや、後ろにずっといられて、
しかも髪持たれてたら落ち着かなくない?!
と思ったのは僕だけでしょうか。
普通の人がやったら、
その場で顔面に北斗百裂拳ぶちかまされても
文句は言えまい。

キャラクターでいうと、
隼人の元カノだった麻友の
イラつき度MAXさはちょっと推したい。
学校が違うのに、
たまたまキャンプの場所が同じだったことで、
隼人と再会。
つかさたちが海に行く計画を立てているところ、
「ヨリ戻したいから、あたしも誘って?」
とアウェーな中に入り込んでくる
我の強さに感心したわ(笑)

こういうラブコメって、
バトルモノと同じぐらいわかりやすさがあるから
嫌いじゃないんだよねー。
主人公に明確な目的があって、
それを邪魔するライバルがいるから、
対立構造を描きやすいし、
最後も勝利(成就)というハッピーエンドにしやすい。

でも、日本のラブコメって
いまだにキスを神格化しすぎている気がするんだよなー。
アメリカのラブコメだったら、
酒にハッパにファックにと、
キスどころじゃねーぞって(笑)

それにしても、浮所飛貴って平野紫耀と声似てない?w

映画「胸が鳴るのは君のせい」公式サイト

気づけば、あたしはずっと君を目で追っていた。― 累計発行部数250万部突破の大ヒット少女コミック「胸が鳴るのは君のせい」の実写映画化が決定!...

映画「胸が鳴るのは君のせい」公式サイト