2019年公開映画103本中44位。
香取慎吾史上最高にダークでバイオレンスでクズな映画かも。
ポスター見たとき、パッと見、新井浩文にも見えるけど(笑)
ギャンブル依存性の香取慎吾が、
再起を図るために宮城に移住するも、
結局抜け出せないばかりか、
パートナーの女性も亡くしてしまう、
踏んだり蹴ったりな内容。
とにかく金ができると、
すぐに競輪につぎ込んでしまうクソっぷりは、
ある意味清々しい。
それでいて、キレやすく手のつけようがないところも、
これまでの香取慎吾の役を思い返すと新鮮。
人って環境を変えようが大切な人が亡くなろうが、
そうそう変わるもんじゃないよねっていうのが身に染みる映画でした。
『孤狼の血』と同じ白石和彌監督だけど、
あの映画よりはもう少し柔らかいかな、
バイオレンス度合いは。