国内外遠征記録

国内や海外遠征(トレッキング&スキー&Bier&撮り鉄)の記録です。

羽田+α(2)

2008-02-26 05:27:25 | 北海道
24日(土)
 JAL21番カウンターへと向かう。大方の状況はすぐにわかった。手荷物検査場Cから折り返す列が21番カウンターにつながっている。皮肉にもこのカウンターのまん前に「列の最後尾」の表示を持った係員。21番には「羽田行き」「関空・伊丹・神戸行き」「その他の方面」と3つの対応。目の前にあるカウンターにたどり着けるのは何時間後か?軽装の自分は問題ないが、スキーを持っている人はたいへん。ましてや外国人スキーヤならなおさらだ。自分がヨーロッパでこのような状況に置かれたなら適切な判断に基づいて行動する自信はない。ちなみにJRはまだストップのままである。(復旧したという案内は終始なかった模様)

 列の最後尾についてから約2時間後、やっと自分の番が来た。JALカードとクリスタルカードを見せて中部行きをリクエストする。難なく処理。こちらがリクエストしなくても「羽田行きも待てますが…」と誠意ある対応。空席待整理券を2枚手にして行列の忍耐は終了。羽田行きはA-200番台、中部行きはA-100番台だった。

 1回目の呼び出しから事態は進展した。まずカテゴリーSが呼ばれる。案内に反応する人は少ない。次のAを待つ。200番台では見込みはないと思いきや、早くも「Aー200番までの方…」とのこと。臨時便が出るのだろう。冷静に考えれば付近に200人もの搭乗希望者が集結してはいないのだ。番号と人数には大きな違いがある。最後はカテゴリーBの人も呼ばれていた。14時前、JL4000番台のチケットを手にする。さらに嬉しいことに差額が戻される。係員の計算を見る限りでは普通運賃の差額が払われているように見えた。このあたりのシステムは一度JAL側に照会してみたい。

 機種はB777-200。座席の配列は2-5-2。クラスJの座席も幅が広そうである。中部発着の路線にも導入されることを願う。15時13分に離陸する。仙台、いわき、土浦上空を通過し、房総半島上空で右へ旋回。アクアラインをかすめて羽田へ進入。関東在住ではない者にとっては魅力ある飛行ルートだ。
 離陸後1時間17分33秒で羽田へ着陸する。ここへ降りるのは何年ぶりだろう。中部地方在住者が羽田を使うことがあっても関東在住者が中部国際を使うことは稀に違いない。

 その後、京急で品川へ出る。そのまま新幹線でも良かったが、せっかくの東京。御徒町駅のガード下で一杯。その後はヨドバシカメラ、ロンドンスポーツを物色して新幹線に乗ったのは21時少し前だった。

いろいろ
(1)その日に搭乗しようと思ったら行列など気にしないでとにかく並ぶ。
(2)クリスタルの威力は本当に大きい。
(3)リスクを考えると個人旅行が一番。自分が搭乗券を手にした段階でも、昨晩から空港に座り込んでいると思われる方が多数いらっしゃった。処理は添乗員に頼みとなり、自分の意思での行動はまったくできないのだ。

画像:夕暮れの羽田空港とB777-200