北朝鮮の朝鮮中央通信は6月6日、4月29日に入国した米国人のジェフリー・エドワード・パウリー氏を当局が拘束し調査していると報じた。観光目的とそぐわない「反共和国敵対行為」をし、北朝鮮の法律に違反したとしている。
共同通信が在ワシントン外交筋の情報として伝えるところによると、パウリー氏は観光ツアーに個人参加して訪朝したとみられる。北朝鮮側は、宿泊先のホテルに聖書を残していたことを拘束理由に挙げたという。
米国務省は5月20日、北朝鮮への渡航警戒情報を更新し、訪朝しないよう強く勧告していた。米政府関係者は「金正恩体制は外貨獲得のため外国人観光客の誘致を進める一方で、滞在中の行動監視を強化している可能性がある」と語った。
共同通信が在ワシントン外交筋の情報として伝えるところによると、パウリー氏は観光ツアーに個人参加して訪朝したとみられる。北朝鮮側は、宿泊先のホテルに聖書を残していたことを拘束理由に挙げたという。
米国務省は5月20日、北朝鮮への渡航警戒情報を更新し、訪朝しないよう強く勧告していた。米政府関係者は「金正恩体制は外貨獲得のため外国人観光客の誘致を進める一方で、滞在中の行動監視を強化している可能性がある」と語った。