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雁坂小屋での誰も居ないテント場で夜を夜を明かした翌日、
川又バス停の時刻に間に合わせるため、夜明け前の5時過ぎにはパッキングを
終了させ、ザックを一旦小屋にデポし見晴らしが良さそうなので雁坂峠へ向かう。
5時50分。まだ日の出前ではあるけれど富士山が少しずつ明るくなってきていた。
見事な景色だ。
このままずっとこの場所に居たいところだが、6時前小屋へ戻る。
小屋のうしろ、和名倉山方面からだんだんと夜明けが近づいていた。
辺りは冷え込みを象徴するように霜で真っ白だ。
テントのフライも、プラティパスの水もバリバリに凍ってたからね。
ここからの小屋の風景が好きなんだな。
小屋の煙突から薪の白煙でも出てればもっと絵になったが、
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6時25分
川又方面へ下山して暫くして太陽が出てきた。
朝日が眩しい。
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太陽の陽を浴びながら尾根道を進む。
朝の森は綺麗だ。
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今年の正月に事故があった昇竜の滝付近を慎重に越えて
暫くすると雁坂小屋が見えた。
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地蔵岩に寄ってみることにした。
甲武信ヶ岳や三宝山の見晴らし。
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下山開始から約1時間半。
だるま坂に到着。ここから川又までずーっと下りとなる。
川又まで残り7キロほど。
まだ先は長いけど気持ち良く静かな登山道だ。
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樺(かば)避難小屋が見えてきた。
白煙が出ている。誰かいるのだろうか。
中を覗こうと小屋の前に立つと、豪快なイビキが聞こえていた。
気持ちよく熟睡しているようだったので、小屋前のベンチで腰かけて休憩する。
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突出峠に到着。
避難小屋から約20分。いつの間にか埼玉県に入っているようだ。
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九十九曲がりの急登を下り、誰とも会わない静かな登山道を歩く。
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10時過ぎ。川又登山口に到着。
ここからは車道をバス停まで約20分歩いて、
10時半バス停に到着。何とか予定通り三峰口駅行11:01に余裕ができた。
近くのベンチで昼食にした。
三峰口行のバスに乗り、大滝温泉遊湯館で途中下車し入浴する。
さっぱりと源泉で汗を流してから、
13:00発の西武秩父駅行のバスに乗り帰宅する。
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雁坂峠テント泊登山。
何度となくこの峠に登ってきたが、いずれも広瀬湖側であり
歩いてみたかった川又方面。
雁坂小屋の主人からも以前に勧められたこともあって・・。
平日が絡む二日間では、ほとんど人と会うことが無くなる登山道
静かに森を歩き楽しめた山行だった。
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