雁峠から秩父縦走路を歩き、楽しみにしていた西側の景色が開けてきた。
しかし青空は出ているものの雲行きが怪しい。
スカッと透き通る晴天ではなさそうだ。
見晴らしの良い展望場所まであと少しの所。
こういう広々とした登山道は歩いていて気持ちが良い。
ベンチがあるアルプス展望地に到着。
まさかの雲隠れである。
楽しみにしていた南アルプスが・・・
古礼山を雁峠から各所休憩しながら約2時間で登頂し、
水晶山への登山道が一気に雰囲気が変わる。
奥秩父らしさが楽しめる、この区間が好きなんだ。
何度とこの登山道を歩いただろうか・・。
空気が一変する。
このところの晴天続きで、少し苔に潤いが無かったか・・。
でもやっぱり幻想的だ。
雁坂峠がようやく見えてきた。
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
辺りが白く包まれていく。
あちゃー・・。
この雲、結局夜半過ぎまで取れなかった。
雁坂峠到着。
時刻15時25分。
ここからの夕景を・・、と期待していたがどうやら無理のようだ。
このまま雁坂小屋へ向かう。
雁坂小屋には小屋番さんが下山していたようで、
避難小屋として開放されていた小屋内には二人の登山者がいた。
テント場は誰も居ない。
誰も居ないので幕営は一番広い場所を確保し、悠々と持参したビールでゆっくりと晩酌。
日も落ちると氷点下になってきたのでテントに潜り込む。
夜半は非常に風も強くなって、テント飛ばされるかと思った。
しかしいつの間にか眠り込み、目が覚めると風も止んて辺りは静かになっていた。
テントを開けて空を見上げると満点の星空。
そして流れ星。
やっぱテントはイイな~。
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