ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

インシュレーター バンド 締め付けトルク

2018年10月10日 13時27分00秒 | ヤマハ GX
GXにはキャブレターとエンジンを繋ぐパーツがあります。
その名は「インシュレーター」「インテークマニホールド」「インマニ」「キャブレタージョイント」等、色々な名前がある様です。
また、これを締め付けるバンドがあります。「インマニバンド」「インシュレーターバンド」「ホースクランプ」等、こちらも色々な名前がある様です。
どれも、メーカーによって名前が違う様です。更に、同じメーカーでも時代や車種によっても名前が違う様です。





現在GXに使っているバンドは締め付けボルトを最後まで締めても緩い為、今回は確実に締め付けられるバンドに交換してみたいと思います。
ネットで探してみると純正の新品パーツが出ていました。





現在使っているバンドより内径が少し小さい為、これなら最後までボルトを締め無くてもキツく締める事が出来そうです(^ ^)
では、一体何kgf・mのトルクで締め付ければ良いのでしょうか。
残念ながらサービスマニュアルには締め付けトルクが記載されていませんでした。ネットで調べてみると、車種こそ違いますが殆どが0.1kgf・mでした。
しかし、そんな小さなトルクを設定出来るレンチは持っていません。

という訳で、「自己流」で締め付けてみます。
先ず、エンジンを掛けて暖機運転をします。エンジンが熱くなったらインシュレーターとキャブレターの繋ぎ目にパーツクリーナーを吹き掛けます。すると回転数が下がります。二次エアーを吸い込んでいるので当然です。
次に、バンドをプラスドライバーで少し締めてはパーツクリーナーを吹き掛けます。回転数が下がります。
またバンドを少し締めてはパーツクリーナーを吹き掛けます。
これを繰り返しているうちに、パーツクリーナーを吹き掛けても回転数が下がらなくなったらバンドの締め付けは完了です。それ以上余分に締めてはいけません。インシュレーターが歪んでしまい、隙間が出来て二次エアーを再び吸い込んでしまいますd( ̄  ̄)
これで0.1kgf・mかどうかはわかりませんが、今回は二次エアーを吸わなければそれで良し、とします(^ ^)