ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

A.C.ゼネレータASS'Y交換

2020年04月27日 17時17分00秒 | ヤマハ GX
ここ最近センタースタンドやフレーム等に付着するオイルが気になり、確認するとオイル漏れを発見しました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
よく見てみるとクランクケースの合わせ面やオイルシールからのオイル漏れではなく、何かの配線を滴るようにオイルが垂れています。道理で注油をサボっている割にはドライブチェーンがいつも潤っている訳ですσ(^_^;)
原因を突き止めると…配線の正体はA.C.ゼネレータでした。
しかもA.C.ゼネレータASS'Yの配線からメインハーネスに繋ぐカプラのところの配線も千切れそうです:(;゙゚'ω゚'):
運良く程度の良いA.C.ゼネレータのストックがあるので、今回は丁度良いタイミングという事でA.C.ゼネレータをASS'Yごと交換したいと思います。
残念ですが、便利だったドライブチェーン自動注油システムとも今日でお別れです(ToT)
という訳で早速バラしていきます。

ニュートラルスイッチとオイルプレッシャスイッチの配線は油と泥の汚れで大変な事になっています(ToT)





取り外したA.C.ゼネレータASS'Yの配線は油でギットギトでカッチコチに硬化して、少しでも曲げるとパキッと音がします:(;゙゚'ω゚'):





カプラの根本の配線の皮膜が破れて千切れる寸前です:(;゙゚'ω゚'):






オイル漏れの原因は赤丸の中の配線が通るゴムの穴に僅かな隙間が出来ています(-_-;)
この隙間から配線を伝ってオイルが漏れていたのでしょう。
配線の出口が下向きなのがいけないのではないでしょうか?
上向きならエンジンの内部からかなり圧力を掛けない限り漏れないと思うのですが…
…もしかして設計ミス?Σ(゚д゚lll)

A.C.ゼネレータASS'Yを取り外したら、クランクケースの合わせ面をオイルストーンで研磨します。
ところが…







このダウエルピンが付いたままだと、その周囲が研磨出来ない状態です。ダウエルピンを引っこ抜こうとしたところ、サビで完全に固着して外れません(ToT)
そのままペンチで引っこ抜けばダウエルピンが潰れたり、千切れたりしそうです。
CRCを吹いて暫く放置したあとに、ダウエルピンが潰れないようにピンポンチを芯の代わりにしてロッキングプライヤーでグリグリすると…





出てきました\(^ω^)/






完全に抜けました。固着が取れる瞬間はいつも最高です(≧∀≦)
また固着しないようにダウエルピンのサビをとって綺麗に磨いておきます。

オイルストーンでクランクケースの合わせ面の面出しが終わったら、純正の紙ガスケットを使ってストックのA.C.ゼネレータを組み付けて行きます。










ストックのA.C.ゼネレータのニュートラルスイッチやオイルプレッシャスイッチの配線はとても綺麗です(*^^*)
接触不良が起こらないように、配線に負荷が掛からない様にサービスマニュアルを確認しながら確実に繋ぎます。
次にA.C.ゼネレータASS'Yの配線をエンジン側に付いているクランプで固定します。






先にエンジンの真下(お腹側)のクランプから固定して、次にエンジンの背中(後ろ側)のクランプで固定しま…

…クランプがありません(-_-;)
そう言えばエンジンを換装した時に面倒なので後でやろうと、そのままにしていましたσ(^_^;)
以前のエンジンの所有者が取ってしまったのでしょうか?
クランクケースのボルトも抜かないと取り外し出来ない構造なので、クランクケースをバラした後に組み上げる時に忘れたのでしょうか(´・ω・`)?
でもそんな時の為のGXのストックエンジンからクランプを調達します。




このクランプをエンジンに取り付けて、A.C.ゼネレータASS'Yの配線を固定します。












きちんと固定出来ました。
これでオイル漏れは止まる事でしょう(^^)
良い機会なのでA.C.ゼネレータASS'Yの交換の記念と記録にエンジンの換装後、4,031km走行したスピードメーターも新品に交換します。



一走りして帰宅後、念の為に発電のチェックをします。

キーOFF時電圧




アイドリング時電圧






ハイビームにしてウインカーを点けてホーンを鳴らしてもアイドリングが安定しています。灯火類も明るくなりました。
バッチリですp(^_^)q

早速1時間程試走して、更に1時間程エンジンを冷まして様子を見ると…











オイルで潤っていたエンジンのお腹・オイルプレッシャスイッチやその近辺、赤丸で囲ったA.C.ゼネレータASS'Yの配線等はカラッカラに乾燥しています。

また一つ乗り心地が良くなりました(^^)

湘南ジャンクヤード

2020年04月17日 21時19分00秒 | その他の趣味
湘南ジャンクヤードに行って来ました(^^)







この時期なので長居は出来ませんが、せっかくの機会があったので少し覗いてみました。

店内?にはビックリする程、沢山のバイクやパーツがありました:(;゙゚'ω゚'):
もしかしてGXのパーツがあるかも(≧∀≦)
と思って期待を胸に色々と漁ってみたのですが…
残念ながらミクニのBS34の3気筒のキャブレターがあったぐらいで、お目当てのGXのパーツはありませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。

お昼は贅沢に平塚漁港の食堂で食べました。





新鮮でボリューム満点でとっても美味しかったです(*´ω`*)

帰り道に若洲公園を散歩しました(´∀`)
すると…

ん…?














「達磨さんが転んだ」戦法で近づいてみると…
猫ちゃんがひっくり返ってました(*´ω`*)
ぐるっと公園を散歩して戻って来ると、まだいましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
更に近づくと逃げてしまいました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

買い物を済ませて帰宅すると、注文していたGXのリヤフートレストが届いていました\(^ω^)/
早速取り付けたいのですが、外はもう真っ暗なので天気の良い日に取り付けたいと思います(^^)

ゴムパーツの取り外し

2020年04月05日 12時52分00秒 | ヤマハ GX
今回はゴムパーツを取り外します。
何のゴムパーツかと言うと…






こちらは部品取り用にストックしておいたXSのフートレストASS'Yです。
取り外すのは赤丸で囲ってあるグロメットです。
GXのフートレストASS'Yのグロメットが劣化してきたのでASS'Y丸ごと交換したいところなのですが…
GXのASS'Yとは全体的に形状が違うので、パーツナンバーが一致するグロメットだけ摘出したいと思います。

古いゴムパーツなのでとても硬いです:(;゙゚'ω゚'):
ヒートガンで温めても今回はビクともしません(>_<)
ペンチで引っこ抜くのも、千切れてしまいそうでやりたくありません。どうやって外すのかもサービスマニュアルには記載されていない為に分かりません(´・ω・`)

こうなったら力尽くですψ(`∇´)ψ















ピンポンチを思いっきり押し込みます。
凄く硬いのですが、1つ目は30分程格闘してやっと取れました^_^;
少しコツが分かってくると、2つ目からは1つ数分で取り外し出来る様になりましたp(^_^)q








全て摘出完了する頃には汗だくになっていました( ̄▽ ̄;)
次にGXからフートレストASS'Yを取り外します。









取り外したフートレストASS'Yを見てみると…





やはりグロメットがボロボロになっています。かなりの劣化です( ̄▽ ̄;)
こちらのグロメットはもう不要なので、千切れても良いので無理矢理摘出します。








摘出は簡単でした(^^)
摘出したグロメットを比較してみます。




凄い劣化ですΣ(゚д゚lll)
ストックのフートレストASS'Yから摘出したグロメットにシリコーングリスを塗って取り付けます。








嵌め込むのは簡単です。あっという間に終わりました(^^)
次に車体に取り付けます。








フレーム側にもシリコーングリスを塗ってフートレストASS'Yを嵌め込みます。
嵌ったらトルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。
今までグロメットが千切れてフートレストASS'Yが直接フレームに触れていて振動が凄かったのですが、グロメットを交換した事で解消しましたヽ(´▽`)/
最後に走行距離を記録して完了です。





また1つ乗り心地が良くなりました(^^)