ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

GX エンジンオイル・オイルクリーナーエレメント・ローターASS'Y交換・クランクケースヘリサート

2021年08月13日 10時47分00秒 | ヤマハ GX
前回のオイル交換から半年が経ちました。
今回はオイルクリーナーエレメントも交換時期です。
以前アイドリングを安定させようと重いローターASS'Yを探していたところ、輸出仕様のヤマハ初期型XS用純正ローターASS'Yを見つけて手に入れてから放置してあったのを思い出しましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
購入前の確認でセラーさんに私のGXのローターASS'Yの重量を伝えると、私のGXのローターASS'Yより少し重いとの事でした∑(゚Д゚)


という事はスロットルレスポンスが悪くなるかも知れませんが低速トルクは上がりそうです。
アイドリングも更に安定するのではないでしょうか?(•́ω•̀)?
この際、オイル交換のついでに交換して試してみようと思います。
他にも過去の記事にありますが、何年か前にローターASS'Yを交換した時にクランクケースのネジ穴が1箇所舐めているのを発見していました。
バイク屋さんを何軒か回ったのですが、ネジ穴が貫通していない場所はクランクケースを割って修理するか、アルミを流し込んでネジ穴を掘るしか無いと…(ノД`) 
そうなると内燃機関屋さんのテリトリーに入り、余裕で数万円は掛かるとの事でした:(;゙゚'ω゚'):
アドバイスとしては、液体ガスケットで誤魔化せば良いと…( ̄▽ ̄;)
自分でヘリサートをやるならセットを買えば2,000円ちょっとで出来ます。
仮に失敗したらクランクケースを交換しないといけないかも知れませんが、以前にエンジンを載せ換えた時のGXのスペアエンジンがあります∑(゚Д゚)
何とかなる気がして来ましたψ(`∇´)ψ
ダメ元でヘリサートもやってみますd( ̄  ̄)

早速ドレーンプラグを緩めてエンジンオイルを抜きます。
オイルクリーナーエレメントも取り外します。






エンジンオイルが抜け切ったら新しいオイルクリーナーエレメントを取り付けて規定トルクで締め付けます。
ドレーンプラグも規定トルクで締め付けます。
ここまで出来たらエンジンオイルを入れる前にローターASS'Yを交換します。
左側のクランクケースカバーを開けたらローターホールディングツールとロータープーラーを使ってローターASS'Yを取り外します。




まさかこのSSTを再び使う事になるとは思いも寄りませんでしたσ(^_^;)

やはり重さが違うようです。
構造が違うのか取り外したローターASS'Yを見比べると
輸出仕様のXSのローターASS'Yは点火タイミングマークの線が多いです∑(゚Д゚)







B.T.D.C10degの点火タイミングマーク「F」の目盛りを中心に+2degのAdvanceと-2degと-4degのRetardの中間目盛りが彫ってありますd( ̄  ̄)
何処の何方が何の目的で使用する目盛りか分かりませんが…( ̄▽ ̄;)
何の為の線でしょうか?(•́ω•̀)?
故意に規定値よりAdvanceさせたり、Retardさせたりする為でしょうか?
Advanceはハイオクガソリン入れた時の為?
Retardは何の為でしょうか。
レギュラーよりすぐ燃えるガソリン?(•́ω•̀)?
構造も外見に差はない様に見えます。
材質が違うのでしょうか?
何方かご存知の方はいらっしゃいますでしょうか(ToT)
私の頭では考えても分からないので作業を進めますσ(^_^;)
クランクシャフトのテーパー部をパーツクリーナーで脱脂してウッドラフキーを取り付けたら、ローターASS'Yの取り付けボルトを規定トルクで締め付けます。



次にいよいよヘリサートです((((;゚Д゚)))))))
工具屋さんで2,000円ちょっとで購入して来ました(^^)


説明書を読んでみます。



私、死ぬのでしょうか…:(;゙゚'ω゚'):
取り敢えず準備します。



タップが手持ちのタップハンドルに入りません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
こうなったら手持ちの工具でタップハンドルを作ります。



上手く出来ました\(^o^)/


もう、どうにでもなれ、やぶれかぶれのヤケクソ気分ですψ(`∇´)ψ



ドリルを垂直に挿入して穴を拡張して、下穴が開いたらタップを立てます。
切屑は綺麗に除去します。
もちろんタップも垂直に立てないと大変な事になるので全神経を集中させます( *`ω´)



タップが完了したらスクリューコイルを挿入します。

 

2/3ほど入りました。
もう少しですd( ̄  ̄)


そのまま少しずつ挿入していくと…
完全に入りました\(^o^)/


次にポンチで叩いてタングを折ります。



折れたタングを磁石でネジ穴から取り除きます。





後はクランクケースカバーを取り付けて完了です。
ガスケットは純正の物を使います。



いつもの魔法の液体ガスケットを塗ります。



今まで使っていたガスケットも純正ですが素材が違う様です(・・;)



オイルストーンで面出しをしたら新しいガスケットを貼り付けます。


クランクケースカバーを取り付けたらボルトを規定トルクで締め付けます。



恐る恐るトルクを掛けていくと…
カクッ‼︎」



やりました\(^o^)/
ヘリサート成功です(`_´)ゞ
規定トルクで締め付け出来ました(^^)
取り付け完了したら気になる点火タイミングも合わせて確認しておきます。
点火タイミングは一番長い線に合わせるのでしょうか(・・;)





忘れずにエンジンオイルを入れます。







エンジンオイルを規定量入れたら、試しにタイミングライトを使って確認してみます。

左側

右側

やはり一番長い線で点火している様です。
先日、点火タイミングを調整したばかりだったのでまだズレていませんでした\(^o^)/
ジェネレーターカバーを規定トルクで締め付けます。



舐めたネジ穴のところはもう大丈夫でしょう(^^)
気になるアイドリングとアクセルレスポンスは…

アイドリングもいつも通り、実際に走ってみるとスロットルレスポンスも変わりありません。
何も変わってない気が( ̄▽ ̄;)
取り敢えずヘリサートが成功したので、とても安く済みました\(^o^)/
エンジンオイル・オイルクリーナーエレメント・ローターASS'Y 交換・クランクケースのネジ穴ヘリサートを業者さんに頼んだら工賃はいくらになるのでしょうか…:(;゙゚'ω゚'):

前回のオイル交換から走行距離を計算すると1,200kmでした(・・;)
気付けば今回のメンテナンスは1時間近くGXと戯れてましたψ(`∇´)ψ


フロントフォークアッパーカバー 防錆加工

2021年08月03日 17時24分00秒 | ヤマハ GX
今日も暑いです(・・;)
今回はGXのメンテナンスをします。
特に乗り心地が良くなったりするメンテナンスではないのですが、後々錆が出て大変な思いをしない様に防錆加工のリペイントをします。
これを定期的にやらないで長い期間放置すると、防錆加工の効力が落ちて知らない間に錆びて来ます(ToT)

先ずはフロントフォークからアッパーカバーを取り外します。


以前に防錆加工していた塗装を剥がすと…
運良く良く裏側はまだ錆びていません。
普段の手入れが効いてます\(^o^)/


リペイントを開始します。
先ずは養生テープでマスキングします。




次に防錆スプレーを吹き掛けます。


乾いたら養生テープを剥がします。
綺麗に加工出来ました\(^o^)/


最後に車体に組み付けて完了です。






これで暫く放置出来る様になりましたψ(`∇´)ψ

APE オイル交換

2021年08月02日 20時16分00秒 | ホンダ APE
前回から1年毎にオイル交換をする事にしましたが、あっという間に1年経ってしまいました∑(゚Д゚)
今回は暑いので、交換時の写真を撮らずにさっと終わらせました(^^)
前回2,200km
今回2,442km



242kmしか走っていませんでした( ̄▽ ̄;)