食料難の時代

２０１５年５月１日（金）

ラウンドダンスの後、みなさんと、お蕎麦屋さんへ行った。
（以前は、午後から個人レッスンを受けていたから、時間が無くて、行かなかったんだ）
そこで、先日、マンションから見た、ネギを埋める地主さんの話をしたら、
「今頃は、葱坊主が出来て、固くて、おいしくなくなる」とか、
「中がどろどろになっている」とか、教えてもらった。
そうだったのか。

それから、話題は、我々が子供の頃の食糧難の時代の話。
東京の西の方出身のTさんは、「ギブミーチョコレート」を本当に経験していて、
チョコ、おいしいなあと、食べていたそうです。
先生は、それこそ、蕎麦屋さんのテーブルほどの厚さの大きなチョコを切っては
食べていたそう。え、え～！
先生のお父さんは、製菓会社にお勤めだったそうです。
だから、欠けたビスケットを袋一杯持ってきたり・・。
「すごい、食べ物には、困らなかったんですね」
と、みんなで言うと、お菓子だけで、ほかの食料は、お母さんが、リュックで
おいもをかついできてくれたり・・・だったそうです。
先生がスラリと背が高いのは、栄養のあるチョコを沢山食べて育ったからねと、
納得です。

Kさんは、お母さんの田舎に行くと、帰りに自分のリュックも重くなって、
何かが入っていた記憶があるそうで、見つかると警察に取り上げられる時代だったから、
隠して持って帰ったんでしょうね・・。

農家出身のMさんは、食べるものは、ちゃんとあったそう。（＾＾）
でも、田舎だから、男の子が欲しくて、女の子に水に関係ある名前を付けると、
次に男の子が生まれると言われて、彼女は、水に関係ある名前になったそう。
めでたく、次に弟が生まれたそうです。（＾＾）

ウィステのハハは、ご近所の方と、道端にとうもろこしなんかを植えたそうだけれど、
収穫時期に、ごっそり盗られたとか。
先生のお父さんの工場には、敷地内に、従業員用の家庭菜園の場所が
設けられていたそうで、そういった被害を防ぐためだったんでしょう。

なんか、みんな似た年代なんだけれど、ちょっとずつ違った経験に、しみじみ。

さあ、明日からは、それぞれ孫ウィーク。おばあちゃん業に勤しんできます。（＾＾）