ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

階段

2010-09-18 | 日記
2010年9月17日(金)

今日のラウンドダンスにKさんが見えた。
Kさんは、一年前に娘さんを亡くされたんだ・・・。
娘に先立たれるって、どんなに悲しいことだろう・・。
一周忌が過ぎ、また戻ってこられて良かったわ・・・。
みんなで、11月のバス旅行に間に合ったわねと話したら、少し笑っていらした。

しかし、今、ウィステがちょうどムスメのお産を目前にしている。
そんな話を聞いて、どんなお気持ちになるか。
あまり、騒がないように・・・と、心を引き締めたわ。

さて、ムコ君は、来週、祝日の間の平日に休みを取って、ず~っとこちらに
居ることにしたそうだ。
もちろん、日曜日くらいには、く~ちゃんを産んで・・というのが、二人の予定。
予定がずれたら、どうするんだ・・?

とにかく、それを目指して、今日から、わんちゃん散歩の時間を増やした。
一回一時間。
ポチ散歩もするウィステは、朝晩、1時間半の散歩となる・・!
(←これで、目だったダイエット効果がないとは、何事~!)

夕方、運動公園に行ったんだけれど、そこには、長い階段の上り下りがある。
家に戻って、ムスメは、
「あの階段、効いた~・・。お腹がすごく張って・・」
と言うので、二人で、
「明日から、階段だわ!目指せ、19日!」
と、目論んでいます。

く~ちゃんウェルカム階段と名付けよう・・・。(^^)

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陣痛体操

2010-09-17 | 日記
2010年9月16日(木)

朝から強い雨が降っていた。
こんな日は、ポチ散歩はお休み。ポチが雨がきらいなんだ。
それで、チチの家に行くときに連れて行って、オシッコさせておしまい。

でも、わんちゃんは、レインコートを着て、お散歩~♪
雨で少し肌寒いので、ムスメに風邪をひかないよう、一枚羽織ったらと聞くけれど、ムスメは、
「く~ちゃんがお腹にいるから、暑くて・・」と。
湯たんぽを抱いている状態だそうだ・・。(^^)

それから、一日、ムスメとウィステ、それぞれネット・・。
ダンナの兄さんに頂いた塩羊羹を食べながら・・。
チチの三回忌の引き出物のカステラを食べながら・・。
Sさんから頂いた餡蜜を食べながら・・・。

そうそう、ムスメは、陣痛体操を始めたわ。
なんか、船を漕ぐような動作なんだ。
昔、和船を漕ぐ動作って、インナーマッスルを鍛えるとか聞いたことがあるが、
関係あるのだろうか・・?

そして、夕方、また、レインコートのわんちゃんとお散歩。

夜、なんか声がするなあと思ったら、ムスメがムコ君とスカイプで話をしていた。
「わんちゃんに会いたい」って言っているので、わんちゃんをムスメのPCの側に
連れて行こうとしたけれど、ベターって台所の床に伏せていて、なんとも動かせませんでした。

落ち着いた一日の最後に体重計に乗ったら・・・!!(>_<)
体重が、坂を駆け上っていく。2月の頃に逆戻り・・・!!
せっかく、痩せたってみんなに誉められたのに・・・。
いや、これも、孫迎えの準備の苦労のひとつなんだ・・。(←ホント・・?)
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クーデンホーフ・光子さん

2010-09-16 | 日記
2010年9月15日(水)

今日は、読書会の日。今日の本は、「高く手を振る日」(黒井千次)だった。
70代前半の一人暮らしの男性の孤独感、人への渇き・・という内容で、
皆さんの読後感も悪くはなかったのだけれど・・、今日の場は、まだ
先日の「天涯の船」(玉岡かおる)の余波が大きくて、主人公のモデルと
なった実在の女性、クーデンホーフ・光子さんの話題のほうに集中してしまった。

Mさんが、ネットで光子の写真を探してきてくれた。
明治時代にオーストリアの外交官クーデンホーフ伯爵に見初められた光子さんは、
美しい~~~方だった。
結婚後、ウィーンの社交界でも活躍された光子さん。有名な香水「ミツコ」は、
彼女にちなんだんだそうだ・・。
彼女は、夫に先立たれた後も頑張って伯爵家を守り、次男が後に、ヨーロッパ連合
(現在のEU)の考え方を提唱する人物となるんだ。

ただ、紹介文の最後に、
「光子は遺言で、夫と同じ一族の墓に葬られることを希望するけれど、ウィーンに
葬られ、現在までその願いは実現していない」
と書かれていた。

「日本人だからと、一族の差別、反対にあったのかしら・・?」
とか、
「晩年、子供たちと不和になったのが影響しているのかしら・・?」
とか妄想しあったけれど、家に帰ってから気づいたわ。
小説でも、夫の領地がハンガリーとして独立してしまい、オーストリアのウィーンに脱出
したとあった。
きっと、光子の伯爵家の領地もハンガリー領となって、かつての支配者の伯爵家の
人間を埋葬することができなくなったんじゃないかな・・?
オーストリアもハンガリーもEUになったし、光子さんもいつか夫の側に葬られますように・・。

と、すっかり、「天涯の船」の読書会となってしまった。

そうそう、ブラジルから娘さんが里帰りしているOさんが、ピーナツで作ったブラジルの
お菓子を差し入れしてくれた。「ムスメちゃんの分もどうぞ・・」と、オマケをくれた・・。
Mさんも、岡山のピオーネを、「ムスメちゃんにもどうぞ・・」
Tさんも、栗饅頭を、「ムスメちゃんにも・・」
と、おやつをたくさん頂いてきました。(^^)

ムスメにお菓子を渡しながら、
「そろそろムスメが陣痛体操を始めるって、みんなに話してきたわ」
と、言ったら、
「もう~、読書会で何を話しているのよ~」(←実は、そういうことのほうが多い・・)
と、あきれられました・・。(^^;)




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「くうちゃん」

2010-09-15 | エッセイ
2010年9月14日(火)

今日は、エッセイサークルの日。
今日のウィステのエッセイは、くうちゃんについてだった。

その中で、
「初産の娘の側にいてあげられる・・・」と、書いた箇所があって、
先生は、
「とんでもない! ここは、”やる”です!」と。
「初産の娘の側にいてやれる・・・」ですか・・?

「やる、やれる」って、ウィステには乱暴な言葉に聞こえる。
話し言葉としても使わない。
でも、先生は、「これが、日本語として正しい・・」と。

ウィステも、ここは譲れません・・。

ということで、ウィステ、「あげる」も「やる」も使わない、
「初産の娘の側にいられる」ということにしました。
ささやかなこだわりです・・・。
(←反抗期です・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くうちゃん

 母の日に、娘夫婦が訪ねて来てくれた。私はムスメの顔を見るとすぐ、「体の調子はどう?」
と、聞き、ムスメは、「うん、大丈夫」と、にこにこと答えた。妊娠六ヶ月となったムスメは、
今風の妊婦さんらしいジーンズ姿だ。そのふっくらとしてきたお腹を見ると、まずは無事安定期まで育ったと、
ほっとする。ムスメとムコ君は、玄関脇の仏間で仏壇に手を合わせてから、二人で部屋の中を見回している。
「里帰りしてお産をしたいんだけれど」
と、ムスメに相談されたときに、私は、初産の娘の側にいられるのが嬉しく、
「ああ、そうしなさい」
とすぐに答え、階段を使わないよう、一階の仏間で寝起きすれば良いと心積もりをした。
ここに、八月半ばからムスメが戻ってくる。お産までは妊婦のムスメとの暮らし、産後一ヶ月ほどは
ムスメと赤ちゃんの世話、それに、ムコ君も週末ごとに訪れるだろうしと、一人暮らしのペースが急に
慌しくかき回されそうだ。だが、そんなことより、久々に「必要とされている」という実感に、
エネルギーが湧いてくる。

「ここらへんにベッドを置いたら良いかしらねえ」
「お義父さん、娘と孫と一緒になるね。喜んでるかな?」
 と、心を弾ませている二人に、私は、
「予定日の九月二十六日って、お父さんとお母さんの結婚記念日なのよ」
 と、話しかけた。予定日どおりにはなかなか生まれないけれど、「九月二十六日」と聞いたときから、夫の位牌に、
 ――あなたもムスメの赤ちゃんを見たかったでしょうに。
    九月二十六日に生まれるってことは、あなたとの縁が特別に深い子かも……。
 と、語りかけていたのだ。だが、二人は、
「そういえば、そうねえ」
「男の子だったら、お義父さんの生まれかわりかなあ」
 と、言いながらも、二人の目は、初子のベビーベッドの場所を探しているようだった。
 ――私の九月二十六日と、この子たちの九月二十六日は違う光景なのだ……。
    まっさらな命、古いあやを被せちゃ、いけなかった。
    その日まで、静かに静かに……。

 居間のソファーに座ると、ムスメのお腹はぐっとせり出す。ムスメはそのお腹を撫でながら、
「この子ねえ、九月生まれだから、くうちゃんって呼んでいるの。ねえ、パパ」
 と、ムコ君に呼びかけた。彼は、
「まだどっちか分からないから仮りの名前ですけれど、ねえ、ママ。これ、写真です」
 と、私に緑色のファイルを手渡してくれた。
 ――そうか、くうちゃんなのね。
    そして、くうちゃんのパパとママになったのね。
 表紙を開けると、そこに、最新のくうちゃんがいた。この前見せてもらったエコー写真では、
くうちゃんはまだお魚のようだった。それがもう、立派な人間の姿になっている。真横から写された
くうちゃんの大きな頭の下のほうには鼻らしい出っ張りも見える。右手は、丸まった体の胸の辺りに置かれている。
その姿は、誕生の時に向かい両手を合わせて祈っているかのように見えた。

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2010-09-14 | 日記
2010年9月13日(月)

今日は、ムスメの検診日。く~ちゃんは、もう2700gくらいになったそうだ。
ムスメは、このくらいの大きさが良いから、今週半ばから陣痛体操を始めようと言っているわ。(^^)

夜、雷雨になった。雷がバリバリ、ドシャ~ンと落ちる!
雷嫌いのわんちゃんは、部屋の隅で、ぶるぶる・・。
ウィステとムスメの間に座らせても、耳が緊張状態でピ~ンと立っていた。
可哀想に・・。

そういえば、昨日、ムコ君がワンちゃん散歩をしてくれていたら、パ~ンと空砲が3発鳴った。
とたんに、わんちゃん、きびすを返して帰りだしたんだ。
それも、坂をず~っと駆け上がって・・・!
ムコ君は、いや~、一緒に走って、きつかったと言っていた。

ようやく坂が終わったあたりで、老夫婦に会ったら、その方に、
「この犬は、精悍な顔つきをしていますね」
と、言われたそうだ。
いや、ただ、怖くて緊張しているだけだから・・と、ムコ君は苦笑いだったそう。(^^;)

もともと狩猟犬だから、鉄砲のような音に反応するのは良いけれど、
音がしたら、獲物に向かって前進でしょう!
後退するわんちゃんのことを、ムコ君は、「シティボーイ」と、呼んでいました。

雷が去ってもわんちゃんは、落ち着かない様子でうろうろしていた。

二階の寝室へ行くと、ポチがケージの中で、丸くなっていた。
ポチ、ごめんね。あんたは、静かに丸くなって雷をやり過ごしていたんだよね。
勇敢な犬らしかったよ・・・と、誉めてあげた。

ポチとわんちゃん、それぞれの心のケアも大変です・・・。

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