制服のブラウス

２０１３年７月２６日（金）

ハハのお通夜の日なんだけれど、疲れがどんどん出てきて、お寺さん、
葬祭業者の出入りの間、横になっては、うとうとしていた。

夕方になり、だんだん顔が揃ってきた。
オイのところは、子供たちが熱を出したので、オイのみ出席。
メイのところも、娘ちゃんが熱で、メイのみ出席。
ジナンも間に合った。
パパのところは一家で出席なので、えっちゃん、雷ちゃんとも久しぶり♪
雷ちゃんは、上が白いシャツ、下が黒い半ズボン姿で、ジナンが、
「タイの大学生と同じ格好だよ」
と、言ったら、雷ちゃんが、
「これ、お姉ちゃんの制服のブラウスだよ」と。
えっちゃんは中学校の制服で、良く見ると、そのブラウスと一緒だった。
白いシャツって、なかなか持っていないから、良いアイディアだわね。
ママちゃんは、仕事を始めて、腰が痛いと言っていた。
職業病に気をつけてね・・。
ウィステは、あいかわらず腰と膝と、おまけに足首まで痛くなってきたよ。
ムスメの手伝いに戻る前に、また整形外科に行ったほうが良いかなあ・・。

それから、オジ一家が到着した。オジはハハの弟。ウィステの従兄弟になる
息子が、オジ・オバと、従姉妹＝姉を車で送ってきてくれた。
オジ一家も、ハハの顔を見て、ちょっと微妙・・。従兄弟が、
「お顔が違うけれど、遺影の伯母さんは、見慣れた伯母さんだから・・」と。
従姉妹も頷きながら、
「お顔が、おばあちゃん（＝ハハの母）に良く似ています」と。

身内だけの少人数の家族葬で、静かに、穏やかにハハを送りました。

オクサンは飼い犬の世話があるので帰り、オトウトとオイとジナンとウィステが
お寺に泊まった。
オクサンの目がないので、オトウトとオイは、飲む気、満々。
おいしい日本酒を勧められ、みんなにつられて、ウィステも飲みすぎた・・。
オトウトやオイと飲むなんて、滅多に無いものね。
バタン、キューでした。（＾＾）

美人になったハハ

２０１３年７月２５日（木）

夜中の３時頃、オクサンがこちらに来てくれて、それからは二人で
ハハに付き添った。でも、霊安室って、パイプイスしかなく、冷房も
ハハに合わせてか、強くて、すっかり身体が固まってしまった・・。

そして、ハハが病院を出る前、主治医の先生、看護師さんたちが、
お花を手向けてくれて、車で出発するハハを見送ってくれた。
良い方たちに看てもらって、ハハは幸せだったと思い、御礼を言いました・・。

家に戻り、１時間半で出発の予定だから、洋服の喪服をはじめ、なんでもかんでも、バッグに
放り込んだ。和服の喪服は、まとめて、ハハの家の玄関に。あとで、オトウトが
運んでくれるそうで、紐とか、多かったけれど、足りないよりは良いと、
こちらも、目に付いた小物を包んでおいた。
ハハの遺影用の写真は、チチとの金婚式のときの写真で、良いのが見つかった。（＾＾）

お寺には、先にハハが安置されていた。業者さんの車に同乗したオクサンが
居て、業者さんに、
「ハハの開いたままの口をなんとかできないか」と、頼んでくれていた。
しばらくして、女性のメイクさんが来てくれて、ハハの顎のあたりを掴んで、
動かし、ハハの口を閉じてくれた。多分、ハハの顎を引き出し、口の下部を
上に押し上げたんだと思う。というのは、お化粧をしてもらったハハの顔が、
細面になっていたんだ・・！
丸顔のハハが、細面になって、オクサン、オトウト、メイと、う～～ん？？
ハハの顔は、なんと、ソボの顔に似ていた。
ソボは細面で、ハハは丸顔だから、似ているなんてちっとも思っていなかったのに、
最後の顔が、そっくりになった・・・。でも、みんなで、
「美人になったねえ・・。おばあちゃんじゃないみたい」と、言い合いました。（＾＾；）

オトウト、オクサン、メイは帰り、今夜も、ウィステがハハに付き添った。
ジナンとも飛行機に乗る前に連絡がついた。明日、午前中に帰国するそう。
お寺の夜は、静かで、方丈さんが、桃を差し入れて下さったわ。

可愛いお顔

２０１３年７月２４日（水）

ハハが亡くなった。
９２歳・・・死因は肺炎ということだけれど、老衰なんだと思う。

午後、ハハのところに行くと、看護師さんに、
「呼吸が荒くなってきていますので、今晩、お電話することになるかと
思います」
と、言われた。いよいよ・・と、思い、オクサンを呼び、病室で、
ハハを囲み、孫たちの話、長く住んだ東京の家の話をして過ごした。
きっと聞こえていたと思う・・。
夕方、一旦、家に戻り、お茶漬けをぱぱっとかきこんでいたら、
オクサンから電話があった。病院から電話で、
「ハハさんの心拍数、６０台だったのが、３０台に落ちました」と連絡があった。
どうしよう・・と、話していると、オクサンの電話にキャッチフォン。
「ハハさんの心拍数が、０になりました」と、病院から・・・。

病室に駆けつけると、心拍数を計る器機が、ゼロを表示し、ピーピーと
非常事態を告げる音が鳴り続けていた。
ああ、亡くなったんだ・・・と、思い、開いていたハハの目を閉じていたら、
当直の若い女医さんがいらして、ハハに聴診器をあて、眼底を見て、
「お亡くなりになりました」と。
家族が来るのを待っていて、臨終を告げたのだろうけれど、ハハは、
あの電話のときに亡くなったんだろうと、思っていた。

オクサンが来て、それから、パパが来た。夕方、
「今夜が山だそう」と、電話したら、夜勤を休んで来てくれたんだ。
心強いわ・・。
東京に行っていたオトウトが夜遅く到着し、これからの方針を決めた。
東京の菩提寺で、家族葬にする・・・と。
夜の１１時半近く、今日中に病室を空けなくてはならないと、
地下の霊安室へ移った。

パパが帰り、オトウトとオクサンに家に戻ってもらって、ウィステが
ハハに付き添いました。
ハハは、呼吸が苦しかったようで、口を開けたままの顔・・。
でも、お化粧をしてもらって、浮腫みのおかげで皺も隠れ、
童女のような可愛いお顔になっていた。

パパ家の近況

２０１３年７月２３日（火）

午前中は、疲れが出て、ぐた～っと寝て過ごした。
午後、ハハの病院へ行って、エレベーターに乗ろうとしたら、
パパが降りてきた。また、お見舞いに来てくれたんだ。
二人でハハの病室へ行ったけれど、ハハは、相変わらずな様子だった。
苦しいのかなあ・・。
苦しくないのかなあ・・。
パパに、「耳は最後まで聞こえるそうだから、えっちゃんたちの話を
してあげて」と、言うと、ハハの耳元で、えっちゃんたちの話をしてくれた。

今日は泊まって行くというので、スーパーに寄って、肉とか魚とか
お買い物。こちらに戻って、食欲減退で、あっさりしたものばかり食べていた
から、ちょっとエネルギーの補給ね。

パパと、「きっと病院からの呼び出しは無いだろう」と、ビールとワインで乾杯♪
えっちゃんは、卓球少女だそう・・。（＾＾）
雷ちゃんは、読書感想文で、アインシュタインがなんたら、とか書いて
いるんですって・・。（＾＾）
ママちゃんは、仕事を始めたそうだけれど、早くも、もっと上の資格を取る
ためにまた専門学校に行きたいと言い出し、パパは、
「えっちゃんと雷ちゃんの学費の上に、奥さんの学費まで・・」
と、ひ～ひ～言っていました。
ウィステは、
「ブランド物を買うより、ずっと良い投資じゃないの。仕事と収入に
繋がるんだし」
と、応援しましたよ。

来月は雷ちゃんの誕生日。誕生日祝いのお小遣いを渡そうと、
え～っと、えっちゃんの時はいくらだったっけ・・？
中学生のえっちゃんと同額は良くないかしら・・？
と、迷った末、え～いっと、同額にしたわ。
明日、富士山に行くそうで、パパは、早朝、東京の家に戻って、三人を
駅まで送ってから、仕事だそう。ワンコたちとお留守番とか・・。
あ、そうそう、ワンコたちも、すご～く元気だそう。（＾＾）

高麗人参茶

２０１３年７月２２日（月）

ムスメからケイタイの充電器が届いた。
着払いって頼んだから、送料８５０円。
ああ、うっかり忘れの代金だな～。
この次は、気をつけなくちゃ。８５０円、８５０円って、
おまじないしておこう・・。（＾＾；）

しかし、だんだん疲れが出て来た・・。
そこで、土曜日に、友人から頂いた「高麗人参茶」を飲みだしたんだ。
日曜日にパパが来たので、一部、お裾分けした。
そうしたら、今日、パパがハハの様子を聞きに電話してくれた時、
「夜勤の前に飲んだら、眠くならなくて良い」と言う。
部下の人たちにも分けてあげたら、みなさん、
「眠くならなくて良い」と好評だったそう。
さすが、高麗人参・・・！
江戸時代の映画なんかにも、高麗人参は珍重な薬として出てくるし、
上役へのご機嫌伺いなんかにも使われていたし、やっぱり、
効くんだ～。（＾＾）
ということは、これを飲んでいなければ、もっともっとバテて
いたんだろうなあ。
この夏は、高麗人参茶頼みです。（＾＾）