021「狐」
遠い日の太陽みたく思い出すあの夏狐色した額
022「カレンダー」
カレンダー破るといつもびりびりと僕を笑っているような音
023「魂」
魂の重さを量るように見る君の視線がもっとも重い
024「相撲」
進むのも倒されるのも紙相撲みたいに他の誰かの意思で
025「環」
どちらかに決められずいる僕のよに環状線はまた元の駅
026「丸」
百点の解答のよに見えてくる君の身体は全部が丸い
027「そわそわ」
そわそわと背中を撫でる手のような嘘でも僕は信じたかった
028「陰」
今日の君どこか獣の臭いして陰暦のごと変わる性欲
029「利用」
むじんくん利用しているかのごとく僕の話を聞き流してる
030「秤」
天秤が釣り合うように無理をして勝手に一人騒いでただけ
遠い日の太陽みたく思い出すあの夏狐色した額
022「カレンダー」
カレンダー破るといつもびりびりと僕を笑っているような音
023「魂」
魂の重さを量るように見る君の視線がもっとも重い
024「相撲」
進むのも倒されるのも紙相撲みたいに他の誰かの意思で
025「環」
どちらかに決められずいる僕のよに環状線はまた元の駅
026「丸」
百点の解答のよに見えてくる君の身体は全部が丸い
027「そわそわ」
そわそわと背中を撫でる手のような嘘でも僕は信じたかった
028「陰」
今日の君どこか獣の臭いして陰暦のごと変わる性欲
029「利用」
むじんくん利用しているかのごとく僕の話を聞き流してる
030「秤」
天秤が釣り合うように無理をして勝手に一人騒いでただけ