ぶらつくらずべりい

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阪森郁代「ボーラといふ北風」時代

2012-03-20 05:54:14 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
地に映える白き建物ふたしかな冬日を招き入れることなく

屹然とある白き建物。白はあらゆる色に染まるが光りを纏ったとき一番映える色だ。映えるというより跳ね返すといった方が近い。だからこそ、冬日を招き入れない。不確かな冬日はきっと一見、光りに見える闇だろう。

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