ジャン・バティスト・ラマルクは、日本ではそれほど有名ではないような気がする。
だが、18~19世紀フランスの生物学者・博物学者としての名声は高いそうだ。
あの「種の起源」のダーウィンよりもやや先輩らしい。
そんな彼のこんな言葉。
◆鳥が空を飛ぶのは羽根があるからではなく、鳥が飛びたいと思ったから羽根ができたのだ
かって(当時)は、地球上の生物はすべて神が創造されたというのが定説だった。
当地当時の宗教界を頂点とする支配者階級にとって、聖書と矛盾する理論は受け入れ難かったのだろう。
そこが現在においても影響しているのかもしれない。
彼が提唱した「進化論」には、二つの柱があった。
一つは、生物は単純なものから複雑なものへと連続的に進化する。
もう一つは、ある器官をよく使えばそれは発達し、使わなければ委縮する、というやつだ。
キリンの首が長いのは、高い枝の葉を食べようといつも首を伸ばしていたためとも説いた。
掲題の言葉は、進化論を説明する中での言葉なのかもしれない。
だがそこには、我々にとっての重大な示唆が含まれているようだ。
我々だって、何かに真剣に取り組めば、解決の糸口が見つかるものと諭されているような気もする。
さて、おいらも真剣に飛びたい(比喩です)と希求してみるか・・・
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