つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

近道はこうだ

2019-09-30 18:02:52 | 日記
諸兄も同じかと思いますが、おいらもう仕事や生活の中で課題が山積みです。
さて、何から手を付けるべきでしょうか。
そんなことを思っていたら、あの有名なモーツアルト(オーストリアの音楽家)は、こう教えてくれた。
彼が述べるなら、説得力がありますね。

◆多くのことをなす近道
 「多くのことをなす近道は、一度にひとつのことだけをすることだ。」
 モーツアルトと言えば天才音楽家というイメージがあります。
 だが、実は努力の人だったそうです。
 作曲活動をするにあたっては、それまでの有名な作品はすべて研究し、仕事は優先順位をつけて確実な処理をしていたという。
 たくさんの作業をこなさなければならない時は、作業の重要度と緊急度、さらには手のかかり具合を勘案して、
 一度にはひとつのことだけをすべきだ、とモーツアルトは述べていたたそうだ。 

 モーツアルトをもってしてもそうなんだから、
 ちまたの凡人はマルチタスクで良い仕事ができるなんて夢想はしない方が良いようです。
 何かをなそうとする時には、似たようなこんな言葉もありますよね。
 井戸を掘るならば、水の湧くまで掘れ。
 ひとつずつ着実に進めることが、結果的にはことをなすということのようです。
 やはり、あちこちかじっては目移りして、中途半端なやりっぱなしではダメなんですね。
 
 
 

神と過去

2019-09-29 06:38:42 | 日記
おそらくは、諸氏もおいらと一緒で、悔やむ過去のひとつやふたつはあると思います。
そんな過去について、ギリシャの哲学者アリストテレスは、こう喝破しています。
たしか、中学校の世界史の時間に聞いた名前ですよね。

◆神すら過去を改めることはできない
 過ぎ去った過去は、どんなに頑張っても変えることはできません。
 失敗やミスを、いつまでも引きずる人がいますが、それだと気持ちが晴れず、自らの人生は苦しいままです。
 神様にだってどうすることもできないのが過去なのですから、そんな気持ちは損でしかありません。
 そもそも、人生なんて思い通りにはいかないものなんですから、過去の失敗は教訓にしつつ、
 ネガティブな感情を断ち切って前に進むべきなんです。

 アリストテレスは、ソクラテスやプラトンの後継者としてギリシャ哲学を完成させ、後の諸科学に多大な影響を与えた人物と
 記憶しています。
 その研究対象は、たしか哲学だけではなく政治や文学、生物学にも及んでいたと聞き及びます。
 そんなアリストテレスでも、さらには神であっても、過ぎ去った過去はもう改めることは不可能なんです。
 仕方がありません。
 変えられないのならば、動機は不純かもしれませんが、前向きに新しい道に進むことにしましょう。
 案外それが正解だったりするのが、人生のおもしろさなんですよね。
 
 

失敗した

2019-09-28 08:34:13 | 日記
人生にしろ、仕事にしろ、生活にしろ、失敗したらそこで終わりでしょうか。
そんな訳ないですよね。
みなさんにも、あなたにも、おいらにも、まず間違いなく明日はやってきます。
冷静にそう思えないほど落ち込んだ時に、パナソニック創業者の松下幸之助翁はこう教えてくれました。

◆失敗してそこで終わりではない
 山は西からもでも、東からでも登れる。
 自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける。
 (さらに付け加えれば、ヘリコプターをチャーターすれば、いきなり頂上に降り立つことも可能です。)
 
 その道が自分の進むべき道ではないとわかった時、固執せずに別のルートを探すことで、新たな道が開けることを説いた
 松下幸之助翁の言葉です。
 翁は、先入観や常識にとらわれないやり方で、パナソニック(松下電器)を一大企業に育て上げ、
 経営の神様とも呼ばれました。
 目標を達成するための手段はひとつではないので、いくら頑張っても結果がでないときは、
 別の手段を試みなさいということなんでしょう。

 こうもおっしゃってます。
 いくつになってもわからないものが、人生というものである。
 わからない人生を、わかったようなつもりで歩むほど危険なことはない。
 既存の常識や、自分の思い込みに囚われることがいかに愚かかがわかる言葉ですよね。
 ということで、失敗したときは、別の道を進んだり別の方法を試すことにしましょう。
 
 
 
 
 

この世の常?

2019-09-27 18:31:04 | 日記
誰が言ったかは知らねど、努力が報われないのは、この世の常なのだそうだ。
しかし、古代ローマの哲学者であるティトウス・ルクレティウス・カルス(長い名前ですね)は、こう言っている。
「雨だれが石を穿つ(うがつ)のは、激しく落ちるからではなく、何度も落ちるからだ。」
そこから得られる知見はきっとこうなのだろう。

◆努力が報われないのはこの世の常か
 軒先などからしたたる雨だれ、そんな雨だれでも石を穿つのは、長い年月にわたってしたたり続けるからです。
 この言葉を聞いて、何だ、努力は途方もなく長い時間を続けなくちゃだめなのか、
 だったらボクにはとても無理だそんな気力もないし、と受け止めるのは間違いです。
 正しい受け止め方は、たとえ微力でも継続さえすれば、結果に結びつけることができる! なのです。

 どうですか、順番を変えて受け止めるだけでずいぶんと現実感につながりませんか。
 途方もなく長い時間を努力し続ける ⇒ たとえ微力でも努力を続ける
 なんか、できそうな気がしますよね。

 実際に、スーパーとかドラッグストアの新築店に視察に行くと、雨どいの流出部に本当にブロックとかスレートとかが、
 置いてあるのがわかります(これは本当のことです)。
 聞くところによると、これらがないと、長い時間(わずか数年後)には舗装とか防水被膜が損傷するからだそうです。
 どうでしょう大姉諸兄、間違いなくやって来る未来のために、微力でもおいらと一緒に努力を続けてみませんか。
 
  

失うより得る

2019-09-26 07:49:29 | 日記
元 東レの 佐々木常夫さんがシニアに対する生活のアドバイスをしてくれている。
それはそれで役立ちそうだが、いえいえ現役のビジネスパーソンにもとても役立つ教えだと思います。
佐々木さんは、そんな生活や行動や考え方について40ものアドバイスをしてくれている。
そんな中で、心に響いた言葉をいくつか振り返って見た。

◆失うより、得るものが多い生き方を
 仕事をする、しないにかかわらず、目標を持ち続けなさい。
 葛飾北斎は、老齢になっても絵を描き続け、当時としては途方もない長寿の90歳で臨終を迎えた時も、
 天があと五年の命を与えてくれたなら、自分は必ずや本物の絵描きになれるだろう。という有名な言葉を残した。
 伊能忠敬が日本地図作成の大目標を掲げて、日本全国を歩きだしたのは隠居後のことだったそうだ。

 上機嫌であることは最高の健康法で、最高に人生を楽しむ秘訣である。
 フランスの思想家のアランの言葉ですが、人間の不満や不幸は受け身であることから発するそうです。
 人生に対し、傍観者の態度でいる限り、そのドアを叩くのは悲しみや苦しみだけなのだそうだ。
 つまり、幸福を得るためには人間は能動的でなくてはならないが、明るく快活に上機嫌にふるまうことは、その幸福を約束
 する能動性のひとつなのです。
 節度を心得た楽観主義、それは人間の品格をなす構成要素のひとつであると考えています。

 人は身近にあるはずのものを、あまりに遠くに探している。という警句に共感を寄せます。
 いい家族が居て、いい友人が居て、いい仕事がある。これに勝る幸せはないと心の底から思えるものです。
 身近な小さな喜びこそ、大きな幸せだという青い鳥的な幸せに深い実感を覚えてはいかがでしょうか。

 幸福感や喪失感は、自らの気持ちのもちようから発するということが良くわかりました。
 日々どういう心の持ちようで、生活やビジネスに立ち向かうのかで、それぞれの人生に差が出るのでしょうね。
 現役のビジネスパーソンとしても、心したいものです。