新聞のコラム欄で、こんなのをみつけた。
たしかに指摘されてみると、実際にはそういう状況はないのに、しっかりと意味が成立している。
そんな例をいくつか教えてくれた。
◆慣用句というものは言葉の可能性を拡げている
なんとなくラーメンを食べたい気持ちになった時、「ラーメンの口になってきた」なんて言い方がある。
実際には、ラーメンに合わせた口の形があるわけでもないのにだ。
「開いた口が塞がらない」=そう話し終えたら口は塞がっていないのか。
「口がすべる」=口の位置が変わるわけではないだろう。
「口に合う」=実際に味覚を判断するのは舌だと思われるが。
「口が堅い」=柔らかい口もあるのかな。
「口が重い」=まさか顔から落ちるほど重くはないと思うが。
口だけを見ても、実際の口の動きや働きとはまったく違うものだが、言葉として立派に機能している。
頭だってそうだ。
「頭を冷やす」=具体的にどうやって冷やすのか、アイスノンか。
「頭が切れる」=本当に切れちゃったら大変だ。
「頭が上がらない」=そうは言っても上げているように見えるが。
「頭をひねる」=どうやって捻るのか、首ならばまだわかるが。
→なるほどねぇ 指摘されてみるとたしかにおかしいですね。
でも、ちゃんと意味は通じそうです、へんですね。
たしかに指摘されてみると、実際にはそういう状況はないのに、しっかりと意味が成立している。
そんな例をいくつか教えてくれた。
◆慣用句というものは言葉の可能性を拡げている
なんとなくラーメンを食べたい気持ちになった時、「ラーメンの口になってきた」なんて言い方がある。
実際には、ラーメンに合わせた口の形があるわけでもないのにだ。
「開いた口が塞がらない」=そう話し終えたら口は塞がっていないのか。
「口がすべる」=口の位置が変わるわけではないだろう。
「口に合う」=実際に味覚を判断するのは舌だと思われるが。
「口が堅い」=柔らかい口もあるのかな。
「口が重い」=まさか顔から落ちるほど重くはないと思うが。
口だけを見ても、実際の口の動きや働きとはまったく違うものだが、言葉として立派に機能している。
頭だってそうだ。
「頭を冷やす」=具体的にどうやって冷やすのか、アイスノンか。
「頭が切れる」=本当に切れちゃったら大変だ。
「頭が上がらない」=そうは言っても上げているように見えるが。
「頭をひねる」=どうやって捻るのか、首ならばまだわかるが。
→なるほどねぇ 指摘されてみるとたしかにおかしいですね。
でも、ちゃんと意味は通じそうです、へんですね。